おはようございます。
夏期講習の時間割を決めようとするもののYouTubeで「街録」を見始めて止まらなくなり結局昨日は何も決まらなかった重本孝ことただの仕事デキんやつです。
＃どんな人の人生もホントに興味深いよね
＃リブログありがとうございます！！！！！
＃ブログへのメッセージもありがとうございます！！！
高速カリキュラムの割には「たいして・・・」な学校や塾のクラスが存在する理由。
昨日の記事に２０２４年受験における地元の京阪神各大学の高校別合格者数を記しました。
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※現浪合算
※青文字は私立高校
※合格者からの学校への連絡が遅れたなどでその後数字が変わる可能性があります
２０２４年入試
京都大学
①北野９０人
②洛南８３人(現役72がエグイ)
③東大寺７１人
④天王寺・灘５１人
⑤西京５０人
⑥堀川・洛星４８人
⑦甲陽学院４６人
⑧膳所４５人
⑨旭丘４２人
⑩大阪星光学院３６人
大阪大学
①茨木５６人
②膳所５１人
③北野４８人
④大手前・豊中４７人
⑤天王寺４５人
⑥三国丘４４人
⑦長田４０人
⑧奈良３８人
⑨西京３６人
⑩高津高校３５人
神戸大学
①須磨学園５２人
②長田５０人
③神戸４２人
④北野３７人
⑤加古川東３５人
⑥姫路西３４人
⑦天王寺・奈良３２人
⑧豊中・嵯峨野３０人
⑨茨木２９人
⑩大手前・兵庫・尼崎稲園・膳所２８人
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今年大学受験をした学年というのは中学受験で言えば２０１８年受験となります。
産経新聞によりますとこの年(平成３０年受験)は↓
※受験率＝受験者数➗近畿２府４県の小６児童数
・・のように近畿の中学受験率は約９.５％となっていますが、８.９１％となっている４年前の２０１４年(平成２６年)の中学受験生が大学受験に挑んだ２０２０年受験の京阪神各大学の高校別合格者数で言っても、、、、
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
２０２０年入試
京都大学
①北野１００人
②天王寺７６人
③東大寺・膳所５９人
④奈良５３人
⑤西大和５２人
⑥洛南５１人
⑦甲陽学院５０人
⑧灘４９人
⑨堀川４８人
⑩洛星４６人
大阪大学
①茨木６９人
②豊中５７人
③北野・大手前５３人
④天王寺５２人
⑤奈良５１人
⑥神戸４２人
⑦兵庫３９人
⑧三国丘３８人
⑨四條畷３７人
⑩長田３６人
神戸大学
①奈良５４人
②神戸・長田４６人
③須磨学園４５人
④天王寺４０人
⑤大手前３８人
⑥茨木・四條畷３７人
⑦北野・三国丘３６人
⑧高津・加古川東３４人
⑨豊中３３人
⑩膳所・市立西宮３２人
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・・となっており、受験率にそこまで関係なく、やはり「京阪神受かるのにマッハカリキュラム必要なくね？(トーテン藤田風)」が言えそうです。
これはかく言う私自身も実体験として「カリキュラムの落とし穴」を経験した塾講師のうちの１人で、具体的＆個人的な経験の詳細は省くのですが、結論としては・・
速いカリキュラムに生徒を当てはめようとするのは大抵暴走や暴力でしかなく、生徒が退屈しないように授業をした結果としてカリキュラムが速まっているというのが本来
・・でしか有り得ないのです。
要は「能力的にふつうの子」を速いカリキュラムで教えたら、文科省カリキュラムで教えるよりも最終的に大学受験でイイ結果出るかって言ったら、全国各地に、、、
高速カリキュラムの割には「たいして・・・」な学校や塾のクラスが存在する
・・ということからも長年証明され続けているように、カリキュラムの速さが生徒さんを伸ばすんじゃないんです。
誠に恐縮ですがこのことが感覚的に分からない塾講師や私立の学校の先生はまあまあいると思います。
＃ごめんなさい
私の場合はこれを大手塾時代に自分でやってめちゃめちゃ痛感しました。
要はカリキュラムっていうのは、例えば「あ！？この子・・東大京大余裕で行けるわ。」みたいな子を指導する際、その子のテンション諸々が下がらないようにやっていった結果、気づけばマッハになっているというのが本来のカタチだと思います。
＃究永舎特別枠
ドラゴンスープレックス愚かなのは、例えば鉄緑が理Ⅲ目指して鬼速のカリキュラムでやってめっちゃ理Ⅲ受かってる〜〜〜！と、、、、で、それを見て「よし我が校も進学実績出すためにより速いカリキュラムでいくぞ！」って灘から偏差値マイナス１０〜２０くらいの私立中学がこの数十年の西大和に憧れて“大量のR.I.P.”を生み出してしまうなどといったノリの展開です。
＃夏草や・・・
これって要はふつうの人が、ボディビルコンテスト上位入賞者の人たちと同じペースで栄養取ったらマッハでムキムキなんじゃね？っていうオッパッピー発想をするのに近くて、そんなことをしようとしても人にはそれぞれ現段階の１日の代謝量というものがあるので、すでに十二分に筋肉があって平均を大きく上回る高代謝の人たちと同じだけ炭水化物やプロテインを取っても多くのふつうの人は消化不良(理想通り消化されず、ムキムキではなく便秘などになる、および消化吸収できない分が不要物となって外へ排出される)を起こして終わりです。
これと同じこと(ダイナマイト消化不良)が全国の私立中学で結構起こってる間に、公立の子が無理なく消化できるスピードで勉強してる・・みたいなのは言えると思います。
速いカリキュラムで授業をしたから理Ⅲなのではなく、速いカリキュラムを消化吸収できる勉強基礎体力＆記憶保存力があるから理Ⅲに受かりやすい、、、と、そういうことです。
受験界においては確かに油断して寝てしまうウサギさんもいるのですが、それと同じくらい、いや、下手したらそれ以上に消化不良からの便秘で動くに動けず寝込まざるを得ないウサギさん、および、無意識的に自己防衛としてのコースアウトを選ぶウサギさんというのも結構いて、その分だけカメさんが付け入ることのできる空席(合格)が生まれます。
やはり指導する側は生徒さんの“消化吸収能力”を計算に入れた上で受験本番までガイドしたいものです。
＃担当ころころ変わると当然そんなの無理だが
学校や塾のモウストデンジャラスコンビによる高速カリキュラムのせいで本来悩む必要のないことで悩んでいる生徒さんや保護者様がお１人でも減ればいいのに・・とはマジで思います。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
２００８年６月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、２０１４年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中２〜高３の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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