おはようございます。
昨日の天一を最後に夏期講習に向けて減量を開始することにした重本孝です。
#たぶんこのまま夏期入ったら晩までもたない..
#ブログへのメッセージも誠にありがとうございます!!
英検の英語と大学受験の英語の違い。
表題のテーマで書こうと思ったものの、英語から離れて久しい保護者様も多いでしょうし、あまり授業で話すようなことを書いても話が専門的になるので、「どう表現しようかしら???」と少し考えたところ、どなたにでも一番直感的に「全然違うやーん!」と感じて頂けるのが、その解答を見比べることだと思い至りました。
そんなわけでとりあえず以下をご覧下さい。
はい、まずこちら↓が英検のHPから拝借した英検準1級の解答です。
大問1が語彙
大問2、3が英文読解
大問4が条件英作文
・・となっており、これらを90分で解答します。
また、これプラス約30分間のリスニングがあります。
あとは1次を通過すれば2次試験として面接まであるのが英検です。
解答を載せた1次試験はご覧の通り英作以外はオール記号で、「よう分からんけど消去法で・・」的な感じで、つまりは非常に脳内での把握具合が“ふんわり”および“ぼんやり”した感じでも割と正解できます。
英作とリスニングで稼げるかがポイントとなります。
続きまして、、、、サンプルをどこの大学にするか迷いましたが、まあ、一番無難かな・・ということで地元の我らが大阪大学の問題をサンプルとして選んでみました。
その阪大(外国語だけはまた違う問題)の英語の解答がこちら・・・
#赤本の解答を拝借
大問1英文和訳(下線部を解答用紙に書きます)
#もうちょい分かりやすい(日常的な)日本語で書いても全然得点もらえます
大問2英文読解(例年ここでも日本語による説明は必ず何問か求められます)
大問3自由英作
大問4和文英訳
#もっと簡単な英語でも全然得点もらえます
阪大は外国語以外はリスニングや面接によるスピーキングは無しで、これらの筆記を90分で行います。
ご覧の通りもはや英検とは比較にならないレベルの圧倒的な記述量です。
#ある意味国語の試験も兼ねてます苦笑
また、英検とは違って、「こんな英文よく見つけたな(作問できたな)・・・」と思わされるような、単語は分かったとしても妙に分かりにくい文の所によく下線が引かれているのも特徴です。
英検以上に、文型(構文)に基づいた圧倒的に精緻な読み方、そして把握した内容を分かりやすい日本語で表現する説明能力が難関国公立大学の英語のポイントとなります。
英検のように記号問題が大半だと過去問の勉強もやり易いですが、難関国公立の場合は記述量が多いので、「一体どういったレベルの文章なら何点くらいもらえるの?」というのが非常に分かりづらいです。
そうした意味では、予備校などで先生の(おそらく受験生としては素晴らし過ぎる)模範解答を大勢の受験生と一緒に「ふむふむ。。。」と聞いたり写したりするというよりは、「実際このボクorワタシの答案って、合格された先輩方の記述力と比べて得点的にはどうですか?」をタイムリーに確認できる、かつ、信頼できる(実際に受かってる人の答案を毎年見ている)先生にいつでも添削がお願いできる環境の方が良い・・とポジショントークではあるもののマジでそう思います。(添削が返却されるの1週間後とか話ならん..)
#先輩たちの2次試験直前の過去問の答案コピーは毎年全部保存してます
#「近かったら究永舎通いたかった。」と仰って下さる皆さん豊中にお引越しして来て頂けたら..
#うわははっ・・
#違うか
近年は、得点開示のご連絡を下さった保護者様のメッセージを読ませて頂いても、「英検受かっても、大学受験の英語は全然違うらしいから・・」というのは良いのか悪いのか結構浸透してきているようで、だからこそなおさら強引に英検に付き合わされる中学生の子たちが不憫でならんな〜・・というのがずっと思うところなのであります。
#究永舎の方は私の言う通りやって頂けたら良いかと。。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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