おはようございます。

 

スターバックスラテwithブレベにどハマりしている重本孝です。

 

#教室で似たようなのを自分で作ろうとしたがやっぱりなんか違う・・

 

 

 

 

中3に話した“英検”のこと。

 

 

昨日は中3生の授業があったのですが、そこで「英検」の話をしました。

 

#裏で甘い蜜を吸っている悪い大人を先生は絶対許しませんと..

 

 

まともに英語の力を測れない試験で相応でない「72点」を保障し、本番では素点71点を取る能力のある中3よりも、英検のある50点台の中3を高く評価するという一平よりもヤバイ、、、というかむしろ7億近く消えているのに普段通り野球をやれている翔平の方がもっとヤバイんじゃないか的なノリに負けないくらいヤヴェー入試設定に従わざるを得ないことが気持ち悪くて仕方ないのですが、塾講師としてはこの時代の教育委員会の下で高校入試をせざるを得ない不幸に見舞われている中学生と保護者様のために施策を検討するより他はありません。

 

#日本語合ってる?

 

 

 

そんなことを思いつつ、昨日中3生に話したことは以下の各タイプに当てはまるそれぞれの人の英検への捉え方なのであります。

 

まず英検的観点から申せば、私は高校受験生は以下の各タイプに大別されると思ってます。

 

①北野受験生

②北野以外の文理学科受験生

③文理学科と普通科のはざまにいる受験生

④普通科の学校を目指す受験生

 

 

以下、解説です。

 

まず、分かりやすいのは①と④です。

 

①の受験生は英検を取る必要はないと個人的には思います。日々、北野生を眺める立場から申せばぶっちゃけ「72点」に頼らないと合格がおぼつかない中学生では入学してからなかなかキツイですから、やはり「72点」に頼らなくてもよい人が基本的には受ける学校だと思います。

 

④の受験生はライバルが文理学科と比べて「72点の人」が少なく、また素で受けて60点台に乗る人も少ないです。50点台に乗ればジャンボリミッキーです。

 

私はいつも地元の池田高校を受ける子には「本番40点台乗ればいいから。」と伝えており、実際、特に2020年入試以降は池田は落ち人知らずで、教室としては18/18で進学して頂いておりますが、うち英検を所持しておられた方は馬渕から転塾して来られた方お1人だけで、他の方はだいたい本番40点弱〜50点強で、トータルでは余裕を持って合格しておられることからもこの方針の有効性は証明されていると自分では思ってます。

 

 

次に②タイプについて。

 

「英検得」が一番発生し易いのがこのタイプです。特に2020、2021、そして先日の2024と“英語時間足りねーよ!回”のときは結構ラッキーです。

 

ただその一方で2022や2023などの「あれ?教育委員会さん?こんな分量じゃ多くの文理学科生が72点付近か72点以上を取っちゃうので、英検さんから怒られません?」回のときは英検2級を取った意味は多くの子にとってなくなるので、そういう意味で、塾講師としては2025年入試に向けた舵取りがちょっとムズいな〜・・と個人的には思ってます。

 

ただ最近の傾向として「文理学科受験生の多くが英検2級を所持」=「文理学科に落ちた子の大半が英検2級を所持」になっていると思いますし、実際究永舎では英検無しで受験する子が多いものの、それでもこれまで普通に受かってるので(落ちた子もいるけど)、また今年の開示も楽しみではありますが、正直、豊中高校は英語で60点取れれば十分合格できるラインの得点力はつけられます。

 

ちなみに英検得が発生した2020、2021受験(新大学1、2年生)を英検無しで受験して北野や茨木や豊中に進学しつつ高1〜高3と通ってくれた究永舎生は7人いて、京大1名、阪大2名、神大2名、京工繊1名、早稲田1名とみんな現役で受かってるので「英検無し」は入学後も全く問題無いと思ってます。

 

#英語は高1で一番馬力かけるのが鉄則

#またこの1年、中3生にはその思想を刷り込ませて頂きます

 

 

さて、最後に③タイプ(文理学科〜普通科の間)の方ですが、ここにいる方の判断が難しいです。というのもこのラインにいる方というのは英検2級がスッと取れることが多くなく、めちゃ失礼な言い方になってしまいますが、、、、だからこそ英検2級があればだいぶ状況が変わるという方たちなので、確かに「2級取りたい!!」も分かるのですが、、、、、2級に必死になって、挙句、取れなかったり、もしくは、(北摂の場合)そもそも関倉や雲雀丘の併願が取れなかったりしていては・・・

 

 

となります。。。

 

#BGM:アメイジンググレイス

 


塾講師としてはそうならないよう今年度はより一層、各生徒さんの英検へのご意向をお聞きしながら、入試までの案内人をさせて頂こうと思っております。

 

 

今日述べましたことはあくまで個人的な現場感ですので、他塾にお通いの方はもちろん担当の先生を信じて頑張られるのが良いと思います。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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