おはようございます。
この1年くらいで「誰が読んでるか分からんもんやな〜・・(主に教え子や同級生)」が複数あって最近ではめっきりビビりにビビりながらブログを書いている重本孝です。
#あなたもひょっとしてそうですか?震
特に高校生以降の自習は量とか質とかとはまた別で・・
一般によく自習について「量」や「質」という切り口で話が為されるのですが、大学受験という観点から申せば
「どの科目に優先的に時間を割くか?」
といつ切り口もめちゃくちゃ大事だす。
これについて分かりやすい例え個人的No.1がお鍋の具材を煮込む順番だす。
#だす2乗
ご存知の通り、お鍋の具材は火の通りが悪い根菜が最初で、次いでお肉、そして最後に葉野菜というのが一般的かと思うのですが、これと大学受験の勉強も似ています。
大阪の公立高校受験のように全員が同じ教科を同じ配点で受験するような形態で、かつ、ぶっちゃけ範囲もそれほど広くないとなればある程度のアウトラインはあるものの(理社をまず極めましょう!)、例えば1月に入ってから「やゔぇ!理科詰めな!」とか「英語詰めな!」とかだろうと、どんな科目でもそれなりに即効性はあるのですが、大学受験だとこれがほとんどできません。
普通の高校1、2年生はやはりまずは簡単には火の通らない、否、得点力が形になるのに一番時間のかかる英語と数学に極端に力を入れるべきです。
#早慶や関関同立に絞った人(学部にもよるけど)は英語に全振り!!!
英語は単純に本気で「モノにしてやる!」となってやったらよほど日本語の語彙力がない限りは誰でも得意になります。
また数学は才能の面が確かにデカイのですが、その実多くの子が受験において数学で苦しむその本質は「俺はまだ本気出してないだけ」という心理的蜃気楼のせいで自分の能力を見誤るところにあります。
つまり高校1年次から一生懸命に取り組んだ子は「泳げない人間は溺れない」理論よろしく、「“持ってるもの”がないと気づけた人間は理系を選ばない」理論などにより、数学への受験での頼り方を客観的に見てズレたものになりにくい傾向があると思います。
要は“才能の数学”において、ともすれば思われがちな「持ってない側の人」がそんな一生懸命やっても意味ないんじゃないの??じゃなくて、そういう人はそういう人で一生懸命やったことで、陸地戦でいくべき自分を水中戦に挑ませるような暴挙をさせずに済むので、やはり一生懸命やる価値は戦略的に言っても実は大有りです。
一般に典型的な“養分系の人”が2年の冬前後くらいから(下手したら部活引退後から)「とりあえず 1Aの復習から・・」とか言って今さら○進とかに何十万と突っ込んでる間に、1年次から一生懸命やってる人はその頃には、、
①「うわ〜・・やっぱ2次の問題ムズ過ぎや・・。でも解説読んだら分からんことないな。まずは『○大の数学20カ年』1週目や!!秋の実践とオープンを本番と設定して間に合うようにやったる!」
or
②「とりあえず英語は塾の先生からも絶対イケる言われてるから、あとは極力自分の希望する方向性に合致する内容の学部学科で、数学が極力配点低めの学校で考えていこ!」
・・みたいな感じで優位にレースを進めることができます。
実際、自習室の個人物置きを見てても文理学科で上位の受験生の青チャって遅くとも2年の夏前後には1A2Bともにメルカリに出品できないレベルには使い込まれてることはよくあります。
#もちろん青チャじゃなくてもオッケー牧場
とにもかくにも英数は特に時間がかかりますからやはり1、2年時は特に優先的に、、、という言い方すらも生ヌルいくらい、極端に修羅の如く偏らせて英数に取り組んで頂きたいです。
#普通の人はやっぱり特に数学かな・・
シンプルだけどめちゃくちゃ大事な自習優先科目の話でした。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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