おはようございます。

 

昨日は15年以上前の教え子くんが教室にやってきてくれた重本孝です。

 

#教え子くん・教え子さんのその後の人生聞くの好きなことトップ3入るッス。

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!

 

 

 

 

適時適育。 〜現役阪医からお医者さんになった子が中学受験をすぐにやめた理由〜

 

 

数日前、突然大手時代に担当した生徒さんからメールがあり、究永舎で会うことになりました。

 

ちなみに昔の生徒さんから突然メールもらって会うの大好きなのでまたどなたかご連絡頂けたらめちゃ嬉しいです。

 

その子を担当したのは大手時代なのでもうかれこれ15年以上前になります。

 

その子は当時まだ高校受験のあった甲陽を高校受験してその後現役で阪医に受かって、現在はお医者さんをしています。

 

連絡を取ることもなく優に10年以上会ってないわけですから、私としては当然ながらの質問で「なんで突然連絡くれたん?」とたずねますと、なにやらその子が先輩から「だんだん年取ると疎遠になる人増えるから会える人には会っといた方がいい。」とのお言葉を賜ったようで、その結果幸運にも私が今回“当選”したうちの1人になったとのことでした。

 

#あざーす

 

 

初めて会った頃から思えば20年近く経つわけですが、中1の頃から“イイ奴”の印象は今なおそのままで、さして年月の壁を感じることはありませんでした。

 

しかしながら久々に再会していろいろ話す中で、私が「仕事やってて『キツいな〜・・』って思うのってどんなときなん?笑」と軽くたずねますと、、、、

 

 

 

 

「それはやっぱり患者さんのご家族に余命宣告するときですね。。」

 

 

と返ってきた返事によって、確かな年月の流れを感じる場面などもあったりしました。

 

あの体験授業にやってきた中1のチビっ子が、今やこの何年かで、臨床だけでなく、余命宣告や死亡診断書の記入もすでに数え切れないくらいしてきて、本当に多くの責任を負って過ごしているんだなとありきたりですが、ホントに感慨深いものがありました。



そんな彼は次年度からは大学に戻って数年かけて博士を取り、その過程で研究の道か臨床の道かを検討するとのことでした。

 

生徒さんの当時の努力がこうして今でも「道」として繋がっていることを思うと、改めて私も自分の仕事をもっと突き詰めていく価値はあるよなと再認識させられました。

 

 

 

 

さて、そんな中、ふとその子のお姉ちゃんが中学受験をしていたことを思い出し、ホントにスーパーアトミック今更ながら「そういやお姉ちゃんは中学受験したのになんで○○は中学受験せえへんかったん?」とたずねますと、

 

「いや、ぼくも母さんに『やってみたら?』言われて小4の最初に中学受験の塾入ったんですけど、週3で塾行かないとダメだったのと塾のクラスのメンバーより学校の友だちの方が良かったので数ヶ月で『やめさせて欲しい!』言うて速攻で辞めて、少年野球チーム入りました。笑」

 

とのことでした。

 



まあそんな感じでその子が中学受験をスグにやめた理由、それはズバリ

 

 

「イヤだったから」

 

 

となります。笑

 

 

おそらく当時彼と同じタイミングで中学受験の塾に親から入れられ、「イヤや〜」と懇願したものの受け入れてもらえず、その後、(何がとは言わないが)あまりにベタ過ぎる展開を迎えた人ってそれなりにいるんじゃないかと思います。

 

#いつの時代もいる

 

 

もちろん彼が高校受験で甲陽に受かり、そこから阪医に現役で受かったのは決して「中学受験をやめたから」ではないはずなのですが、少なくとも“辞めても全然オッケーだった”ということは言えそうです。

 

彼は中学時代から「医者になりたい」との思いがあったらしく、それで当時の高校受験で甲陽を目指したのですが、結局中学受験だろうが高校受験だろうが自分の意志がなければ咲く花はないのは現場で見ていて間違いないと思います。

 

大学受験においてはホントに言うまでもありません。

 

 

結局最後に勝つのは自分の自由意志がしっかりあるタイプであります。

 

ただその自由意志を発揮するタイミングというのはそれこそ地面にまかれた種がいつ芽を出すのかという問題と同じで、大人の立場から、焦って変に上から地面を叩いたり、水やら肥料やらを与え過ぎて急かさないことが肝要で、やはりタイミングっていうのは人それぞれあります。故に簡単じゃないんですが。。。

 

 

なんにせよ中学受験は「今ちゃうな・・」と思った瞬間彼のように即撤退することが大切かなと思います。

 

#幼い頃に植え付けられた勉強に対する変な認知バイアスが大学受験までずっと尾を引くことは多いです

 

 

ちなみに私は「脳機能」は中3〜高2くらいの期間でグワッと成長することがが一番多いと現場で見てて思ってます。

 

#特に国語力とか記憶力とか

 

 

 

本日は以上でーす。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室