おはようございます。

 

さすがに体重増え過ぎやろうということで受験が終わってからというもの夜な夜な街中でウォーキングを行なっているのですが、昨夜はガッツリ花粉を吸い込んでしまい現在クシャミとの果てしのない戦いに追い込まれている重本孝です。

 

#鼻の中で花粉管が伸びているすらある

 

 

 

※本日17日は13時以降は例のAREで閉館となります!

 

 

 

 

 

 

北野高校と横浜翠嵐高校との違いが興味深かった。



昨日も書いたのですが、一昨日、2021年受験で横浜翠嵐高校を受験した生徒さんが翠嵐のお友達との卒業旅行in大阪&大学受験の報告ついでに3年ぶりに究永舎に寄ってくれました。

 

#感涙

 

こちらはそりゃあもう仕事柄、全国屈指の進学校である横浜翠嵐高校に対する興味津々ですから、いろいろ聴きまくってしまったわけですが、とりわけ興味深かったのがこちらも大阪が誇る進学校である北野高校との違いでした。

 

どちらも学校の先生が非常に「伝統」を大切にしておられる風潮があるのかな?という部分を感じると同時に、こと肝心の(?)学習指導の面や、生徒さんたちの受験環境という意味では結構違うな・・という印象を受けました。

 

以下その違いについて挙げます。(以下全て生徒さんから聞いた話ではありますが、もし間違いがあるとしたらそれは私の記憶違いによるものです。)

 

 

①学校の授業

 

北野1コマ65分授業を5コマ

翠嵐1コマ45分授業(何コマか聞くの忘れた)。ただし翠嵐は英語と数学は2コマ連続で、受験学年になると理系の理科や文系の日本史世界史などもそうなる。

 

翠嵐は予習型・復習型のテストがめちゃあるので生徒は結構それに追われる。また3年になると演習形式の授業が多く、演習中、先生の机間巡視が激しく内職ができる雰囲気はない。早慶志望であっても数学の時間に歴史をやるなどができず、学校を休みたくもなるが、学校の先生たちから「学校休んでて落ちるのはダサいよね。」的な雰囲気作りがありそれがやや休むことに対するプレッシャーになる。

 

ちなみにその子の周りでは学校の授業の評判は良いものが多く、「塾の授業より分かりやすい!」という声もよくあったのだとか。

 

#あくまで個人の感想です

 

 

一方、北野は・・・ウチの子たちの話を聞く限りでは個々が勝手にやっている風潮が大なり小なりある様子。

 

数学の授業は青チャベース、受験学年になるとスタンダード演習(解答配りまテン!)などを行うが、京大に受かった子曰く「解答メルカリで買って授業がのんびり進む間に僕は自分で勝手に何週もやってました。」とのこと。このことは何年か前に北野から京大医医に合格した他塾の生徒さんの合格体験記にも「3年の2学期に席替えの結果、座席が最前列となり内職を封じ込まれて泣きそうになった・・」という、あたかも内職が前提であるかのような記述からも北野高校が・・・・各自の自主性を非常に尊重しておられることが見てとれます。

 

#なお学校は余裕で休める

#受かればなんでもいいはず

#現役東大11名、京大59名合格おめでとうございます

 

 

②学校の進路指導

 

これは個人的には意外だったのですが、勝手な妄想で関東の進学校の文系の方などは「東大が無理なら早慶!」みたいになる人も一定数いるのかなと思っておったのですが、少なくとも翠嵐は国公立への推しが強く、「一橋あきらめるなら(早慶ではなく)横国どう?」みたいな感じであったらしいです。

 

 

北野は私が生徒さんから聞く限りでは各自が好きなとこ受けてる感じです。

 

というか関西の場合は早慶に当たる私大がなく(これがめちゃめちゃ痛い・・)、おのずと北野の生徒さんからすれば選択肢が国公立しかない感じではあると思います。

 

 

③塾事情

 

塾講師としてはこれも興味深かったです。

 

北野の場合はやはり大手大学受験予備校が聞く限り多そうです。また、最近では鉄緑戦士も増えている模様です。

 

しかし翠嵐の場合、意外と大手予備校が真っ先に出てくる選択肢というわけではないそうです。

 

これはまず高校受験時の出身塾が大阪の馬渕のような1社の寡占状態ではなく、ステップ、臨海、湘ゼミの3社の寡占状態であり、かつ、その3社それぞれの高校生部門ががっつりあるためそのまま続ける人が結構いるそうです。

 

 

同じ公立高校の進学校でもやはり土地が違えば全然違う部分もあるんやな〜・・と興味深かったという話でございました。

 

 

ちなみに翠嵐に行った子(保護者様が神奈川ご出身で本人もほとんどネイティブではない)曰く、翠嵐に行って勉強面以外で大変だったのが・・・「関西弁喋ってみて!」や「関西弁の単語を例文と一緒に教えて!」と言われることがままあったことだそうです。笑

 

 

#「じゃりン子チエ」参照されたし

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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