おはようございます。
1月1日に教室の整理整頓をする予定の重本孝です。
#ワンオペ塾の末路
#12月の記憶がない
#リブログありがとうございまーーーす!!!
★年末年始について
31日のみ17時で閉館、それ以外は通常運転となります。
高1高2で中位〜下位に位置する子の今後の大学受験。
昨日の続きみたいな感じの記事です。
進学校入学以降、成績がイイ感じに取れていない(最低でも上位1/3に入れていない)高校生というのは私の経験上、
①自習習慣
②集中力
の2点の両方、あるいは片方が不十分であるという場合が99%です。
#ホントは100%と言いたい
ただ、これは表面上、、、、、つまり「見た目」から言える(感じる)ことです。
もっと根の部分で言えば、「この大学のこの学部行きたい!」というのがないというのが一番そういう子たちに共通している部分です。
要は意志です、意志!
かの徳川家康も
大学受験は重き荷を背負うて
遠き道を行くが如し
という言葉を残しているのですが、その「重い荷」と「遠き道」をわざわざ選ぶには大学受験に対するなんらかの「意志」とか、もはや「欲」みたいなのが必要です。
スラムダンクの
・・にも近い、何かこう・・・「あの山登ったるっ!」みたいなのが気持ちの上で必要です。
#受験ってイス取りゲームなので
ですから進学校で「がんばれベアーズ!」化してる子の最大の課題は自分の人生の方向性に対して「こう攻めてみよう」とか「今後ああしたい、こうしたい」という方針がほぼ無であるところに大抵はあると思います。
自分の人生、こうしたい・・みたいなのが何かないんかーーーーい?と。
ただこれって感覚的にご理解頂けるんじゃないかと思うのですが、人の「今後こうなりたい!」みたいな人生のコンパスって他者が押し付けることはできませんから、そこは“サイレント”する、つまり、保護者様も塾の先生なんかも子どもからすれば「重い親」「重い先生」にならないようにしないといけないよな〜・・というのは、もうこれは年々感じておる次第です。
特に、、、、、アラレちゃん音頭級にめちゃんこ言いにくいのですが、大学受験レベルにもなれば、ほとんどの保護者様はお子様のポテンシャルや、少しでも有利になれる受験戦略パターンとその選択肢が用意されている大学と学部、また、残された時間での伸びシロ・・・などなどを他の受験生との相対関係でとらえることは相当難易度が高いと言ってよいかと思います。
ですからそこで塾の先生の重要な役割というのが受験版の「カーナビ機能」ということになるわけです。
この偏差値未満の大学に入る我が子は愛せない!・・などと仰る保護者様は普通はおられないわけですが、「この子はどうなるんだ・・」という漠然としたご不安が下手をすると保護者様を中高生からしてみると「重い親」へと駆り立てる要因の1つになると思います。
そこで塾の先生が、
「今こういうご状況で、ポテンシャルや受験生としてのキャラクターを考慮すると、このラインは最低確保できますが、反対の上めで言えばこのラインより上となると申し上げにくいのですが相当厳しいので、このままですとこの時期には科目の選択など、○○くんにはひとつご決断頂く必要があります。」
というのをお伝えしておけば、せめてそれが無いよりは、僭越ながら、保護者様の頭の中も「??????」から「A or B or C」になって多少はお役に立てるのではないかと思います。
また生徒さんにとっても私から「“大学受験マップ”で言えば“今立ってるとこ”がココで、将来のこの時期にはコッチかソッチか決めざるを得ないで。」というのがあることで、進路を考えるヒントになると思います。
ですからまとめますと、ポジショントークにはなりますが、進学校の中位〜下位の子というのは、ぶっちゃけたところ、そのままだと今後選択肢が1つ、また1つと消えて行く中で、、、
①まずは自分の進路的価値観をシンプルに整理する
②価値観に沿う残されたオプションと戦略をチェック(大学受験の場合自分ではムズイかもです)
③優先して尖らすべき科目に大胆にウェイトを置いた勉強を高3の夏前くらいまでする
#番外編:客観的に把握してくれる人を探す
を実行することだと思います。
教室の高1高2生の子たちにはまた改めて授業の内外でお話しさせて頂きます。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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