おはようございます。

 

英検の新たな値上がりに「えぐっ!・・・・・あ、オレが言っちゃダメか・・・」な重本孝です。

 

#受験業界との癒着がマジ半端ない

 

 

 

 

 

 

 

 

#リブログありがとうございまーーーーーーす!!!!!!

 

 

 

 

 

 

中3生の子には結構キツめな大学受験のリアルな話をします。

 

 

 

 

 

難関大に行けるのはだ〜れ?

 

 

大学受験における残酷な点を挙げるなれば

 

①理系の才能を与えられた人間の存在

②異常な努力を継続できる人間の存在

 

・・・となる一方で、高校受験の残酷な点を挙げるなれば

 

①理系の才能を与えられた人間の存在

②記憶するのが得意な人間の存在

 

・・・ということになるのかな〜・・って現場で見てて思ってます。

 

 

①はどちらにも存在するものの、失礼な表現になりますが、理系の才能がある!ではない側の人は、自己客観性さえあれば大学受験では自分と似たような理系の才能の人同士の土俵で戦うケースが多いので、実は将来的には①はそこまで大きな問題にはならないと思います。

 

注:言っても中学レベルの定期テストの数学で80〜90前後は取れないと公立大以上はムリな可能性が高いですが・・(なので進路面の戦略が大学受験ではめちゃ大事)

 

 

むしろ①に関して一番危ないのは中学時代の自分の印象に引きづられ、自身の理系の才にベットしたものの、実際勝負が数Ⅲくらいまでやって来た頃には、MAX140kmの直球が自分の限界であるのに対して、やはりそこはガチもんの理系の王者たちが巣食う魔境で、MAX150km〜160kmの直球は当たり前で、190kmくらいまで投げる人がいることを思い知らされる展開です。。。

 

#野球分からない人はここは雰囲気理解でオッケー牧場

 

 

とまあ、そんないつもの理系に関する話は今日は置いておいて、今日の主張は「残酷な点の②が大学受験と高校受験とで違う」ってことです。

 

 

これも経験上なんですけど、記憶力って中学時代に顕在化していた差って、脳内の成長がゆっくり側の生徒さんたちが高校生以降に成長することで、それなりにその差は縮むイメージがあります。

 

 

これに反して、どれだけ継続的な努力ができるか?っていうのが高校生以降でだいーーーーーーーーぶと顕在化してきます。

 

 

結局「記憶」ってその知識との接触濃度よりも接触回数なんです。

 

一回だけ電車で見かけた強烈なイケメンや美人さんの顔よりも、通学や通勤でいつも見かける普通の人の方が顔覚えるのと同じです。

 

それと同じで記憶ってとにかく接触回数が一番大事です。

 

ですからそういう意味で、あの莫大な大学受験の暗記量をこなそうと思ったら、ニュアンス的な話ですが「パッと覚えられる能力」よりかは、「毎日やる」ができないと成績って上がらないんです。

 

#「さすがに」の使い方

 

 

おそらく現在進行形で中3生の中にはお家の方から、「ウチの子そんなたいして勉強やってないのにいつも定期テストは平均90切らないしそこは我が子ながらスゴイな〜・・。このまま大学もエエとこ行けたらええけど・・・」と思われてる子もたくさんいると思うのですが、残念ながら大学受験で一番危ないのはそういうタイプの子だと私は思ってます。

 

 

 

たいして勉強やってないのにいつも定期テストは平均90切らない

 

 

・・ってコレがもうホントに腹ペコのワニの目の前に自分の頭を差し出してみました程度には危険なんです。

 

 

要は小中くらいまでなら走るフォームが理に適ってなくても持ち前の運動神経で徒競走で1位取れてた子が、ステージが上に上がるにつれ、理想的なフォームが自分のモノになるまでの反復練習、食事に始まるコンディション管理全般、スタートなどの地味なスキルの習得、そしてそれらを継続的に行える性格・・・、そうした部分に対応できずに高校以降頭角を全く出せずに終わる・・みたいなイメージです。

 

 

難関大受験においては塾なんてあろうが無かろうが定期テストで80や90以上は取れるというのはぶっちゃけ最低限の能力です。

 

また、先ほども述べましたが、人間としての生物学的成長に伴い、記憶力の差はある程度縮まりはします。



しかし、生物学的な成長とは違って、「粘り強さ」みたいなのって性格なので、そこが中学時代はサラッとやって(むしろサラッとした勉強しかできなくて)90以上は取れちゃう・・みたいな子の落とし穴になりがちです。

 

#だからこそ中学の頃から高校生以降はそうじゃないって言うのをできるだけ刷り込んどいた方がいいです

 

 

 

私が中学生の子を見るときというのは、やはり「希望の高校に合格できるか?」っていうのももちろん気にしますが、それと同時に

 

・努力する姿勢の一貫性

・休みの日に何時頃に来て何時頃まで自習室にいるか

・自習室に滞在中の顔つき(集中力)

・授業中に私が話したことの正確な実行力

 

・・・だいたいこれらを見たら高校生以降の姿は想像できます。(その子の成長って点数ではなくてこういうところに出るんです)

 

と言いますか、違う言い方をすれば、高校生以降同じ道たどる子って、中学時代のこれらがだいたい似てるのでそれで判断できるって感じです。

 

 

 

そうした意味で中2や中3の頃から、それほどお昼寝も挟まずに、10時間以上自習室に滞在できる子って、メンタル面のケアだけ気にかけてあげたら、高校1年の終わり頃には悪くとも学年100番以内には入って、その高校から進学する代表的な難関大はとりあえず目指せる状態にはなれるな・・と感じます。

 

#昨日も中2も中3ももちろん朝から晩までコースの子はふつうにいました

 

 

 

・・・・大学受験における残酷な点、

 

①理系の才能を与えられた人間の存在

→文系選んだらそこまで関係ない(数学をどの程度受験で使うか調整できる)

 

②異常な努力を継続できる人間の存在

→全員に関係あるけど、実際に文理学科で学年最上位層の子がどんなんか?っていうのを伝えること自体が残酷な話なのでいつも困ってます爆

 

 

・・げに大学受験は難しい。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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