おはようございます。
幼少期に、飛び込んだ野球ボールを取るために壁を乗り越えてちょこちょこ勝手に庭に侵入していたご家庭の1度も会ったことのない、存在すら知らなかった1人息子と高校2年時に同じクラスになった重本孝です。
修学旅行のバスの中で互いに「チビの頃高石に住んでた」みたいなところから「高石のどのへん?」みたいな話になり発覚して驚愕の結果に・・
#これ以上ないくらいの無駄な運命の糸
#リブログありがとうございまーーーす!!!
一部の超ハイスペック層を除いて高速カリキュラムは無用の長物
昨日の続きです。
カリキュラムは理想論ではなく結果論
今の自分はこう思ってます、的な。
16、7年前の自分もそうだったんであまり言う権利はないのですが、この受験の世界には「やたら高速カリキュラムやりたい病」みたいなのがあります。
それは塾でもありますし、私立高校とかでもあります。
ただ、私の個人的な経験では、表題にもありますように、基本、高速カリキュラムは一部特定の生徒さん用といったところで、世間でイメージされているほどの価値を今は感じていません。
経験から思うに、高速カリキュラムが非常に有効になる可能性があるのは、、、
生徒の記憶保存力&処理能力が抜群である
という場合だと思ってます。
個人的にはこの条件に当てはまらない人が高速カリキュラムで学習を進めてもそこまで価値は出せない・・というかもっと言えばそもそも「要る?」と思ってます。
とりあえずまずは絶対に知っておいて頂きたい大前提を書きたいのですが、この大前提を知っておいて頂きたくて仕方なく、長くなるので途中で切ります。
#この話題興味ない方ごめんなさい
遠慮無く書くのでショックを受ける人、殺意を覚える人様々かと思います。
それではいきます。
大手塾とかだとたまに塾に対して「強引にカリキュラムの速い“上のクラス”にお子さんをねじ込もうとする親」とか、私立の学校で、[自主規制]なんだけれど、熱血硬派くにおくんなのかな?というくらいマッハカリキュラムを繰り出す学校があります。
#“くにおくん”はお気になさらず
まず結論から申せば、これらの行為って例えるなら、普通のタマゴを金のタマゴにしたいという思惑かなんなのかで、我が子、および生徒さんに対して「懐で丁寧に温める」ではなく「電子レンジで破壊的に温める」という手段を取っているので、当然お子さん・生徒さんの行き着く先は・・
#真っ白にな
となります。
受験の才能っていくつかあるのですが、記憶保存力っていうのは決定的な才能の1つで、世の中にいる「もう、、、めちゃくちゃ勉強苦手な子」っていうのは、基本「忘れるスピード」が塾講師をやったことのない大人の人の想像をぶっちぎるレベルで速いです。
たぶん旧帝水準の学生さんとかが、偏差値55未満の小中学生とかを塾で担当した際に、まずぶつかる壁がこの「生徒の頭の中に教えた内容が全く保存されない・・」だと思います。
そうなんです。
どれだけ真面目な子で、習った内容をその場その場で消化していっても、大半の子って忘れちゃうんです。
1学年分先取りとかしても、その内容を次の学年になる頃には「ああ〜・・な、、な、、、、なんかそんなんやったような・・」ってなっちゃう・・・っていうのは、これはまだマシな方で、「え?そんなんやりましたっけ???」みたいになってる場合も多く、それはおそらく鉄緑以外の塾の先生なら“あるある”だと思います。
たぶん今これをご覧になられて「そら人間やから忘れるわな〜・・」と思われてる方もおられると思うのですが、もうこれは塾講師をやったことのない人に文面からイメージして頂くのは不可能なレベルの記憶保存が効かない子っているんです。(逆に「成績いい子ってこんな努力すんねや・・・震」っていうのも塾の先生をやったことのない方に伝えるのは同じくらい難しいです)
例えば、親子で高学歴って、塾をやっているとホントに世間に多いことを痛感するのですが、それは今話題に上げている記憶保存能力が常人のそれよりあるっていう部分が一番大きいと私は生徒さん見てても思います。
#記憶保存力は年齢に応じてある程度自然に伸びるものでもあります
そしてそしてここまでお読みになられて「いやいやいやいや・・・そしたらもう無理やん!」と思われた方は少し落ち着いて下さい。
そもそもこれは高速カリキュラムの可否について述べている文で、私は自身の経験上、99%の子には要らないと思ってるという立場です。
「じゃあどないすんねん?」「カリキュラムは理想論ではなく結果論って何やねん?」っていうのも・・・・また明日書きます。(昨日も続きはまた明日言いましたけど・・)
内容がめっちゃ喋りたい内容なだけにこんな感じですいません。。。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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