おはようございます。
来年度の値上げが無事に受け入れて頂ける形になったら洗濯機を買いたい重本孝です。
#最近怪しい音を立て出しておるのです震
#リブログありがとうございまーーーーす!!!
だいぶと時間が経ってから“腹落ち”した先輩からの金言
社会人の方であれば、かつて先輩から頂いた言葉が時間を経て「ああ、、こういうことか・・」と、後々になって血肉化したご経験があるという方はそれなりにおられるのでないでしょうか。
私も大変有り難いことにそうした経験というのがたくさんあって、今日はその中の1つである
「扱う問題の難しさやカリキュラムの速さだけで差別化を測るような講師にはなるなよ」
という、かつて私が頂いたアドバイスについて書きたいと思います。
これはご教示頂いたタイミングとしては、すったもんだがあった大手塾入社後2年目あたりでようやく当時(今も?)学歴至上主義方針の社内において、「近大卒」という“十字架”からだいぶと解放され始めた頃のことです。
#毎日バイトに入りながらアップ教育企画に3度入社を断られた男
当時というのは、先輩方からも良くして頂き、自身も灘・甲陽や神戸高校受験(甲陽は2008年を最後に高校入試廃止)を志す生徒さんたちを担当するようになりながらも、それに比例してかなり力んでいた頃でした。。。
その頃(2006年)の私は今現在と比べて、もちろん、まずは17年分の経験というのが無く、コンフォートゾーン・エフィカシー・ホメオスタシスなどの概念どころか、言葉すらも知らない感じで、とかく
・学習効果が最大化するような“難は易を兼ねる”的発想の教材選定
・学習効率の最大化を狙った高速カリキュラム(という名の経験の浅さにも起因する無駄に速いだけのカリキュラム)
そうしたものの2本立てて、灘をはじめとする難関校を希望する子たちにそこは純粋に受かって欲しいというただただそれのみで日夜仕事にのめり込んでおりました。
そんな私の“力み”が伝わってしまったのか、決して“お叱り”という体ではなく、たまたまそのときだけ私の授業見学にお越しになられた、日頃、灘高の子たちを担当する先輩から、サラッと
「扱う問題の難しさやカリキュラムの速さだけで差別化を測るような講師にはなるなよ」
とアドバイス頂いたのでした。
ただ悲しきかな当時の私はその金言が自分にとって大切なことだとは直観しながらも、実地に活かす道筋が見えず、、、、というか、今のようにホントの意味で“腹落ち”させることができなかったんです。泣
しかし時は流れ、究永舎開校後、大手時代とは比べ物にならないくらい1人1人の生徒さんのバックボーンを知りながら、常に現在の状況を把握しつつ、その後の展開まで・・というのを何人も見させて頂いて、今ではそれなりに「カリキュラム」というものに対しては自分なりの考えが確立されている感はあります。
#経験をシェアできる後輩が誰もいないのが悲しいッス苦笑
その考えというのは、
カリキュラムは理想論ではなく結果論
というものです。
続きはまた明日の「本当は怖い高速カリキュラムの話 (仮)」で書きますのでご興味のある方はお付き合い下さい。
#13日深夜現在脳内が半分フランダース・・
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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