おはようございます。

 

11月になったことが信じられない重本孝です。

 

#約1ヶ月後(12月2日)には今年も公立入試100日戦争

 

 



#リブログありがとうございまーーーーーーーーす!!!!




 

英単語暗記についての覚書。




英語の勉強・・・というか国語も含めて語学の勉強で一番肝要なのは結局は語彙の習得であると考えています。

 

私が日頃担当している大学受験生にしても、授業をやっているとよく分かるのですが、明らかに文章を読み取る能力というのはその語彙に比例していると感じます。

 

要は英語の成績が良い子はやはり英単語をよく知っているとうことですね。

 


ただこうしたことはどんな高校生もやっぱり肌で感じているところで、「英語なんとかせなな〜・・」と思い立った際にはとりあえず「単語覚えるか〜・・」となる子がその割合としては一番多いと思います。

 

 

懐かしい話ですが、かつて「よし大学行くぞ!」となった私もとりあえずは書店に単語帳を買いに行った記憶があります。笑

 

#たまたま書店で会った生野高校の友人のススメでシス単購入

 

 

 

しかし悲しきかなこの「単語の暗記」という作業はおそらく多くの人にとってなかなかの苦行でありまして、故にこれまたその“継続”ができずに高校生は英語の成績をなかなか伸ばすことができずに苦戦します。

 

 

今日はそんな高校生に救いの手を差し伸べる・・・・ことには特にならないのですが、1つの意見というか、自分の実体験から単語を覚える際はこういうことを意識してはどうでしょうか??風味な話をします。

 

 

 

まず個人的には「単語帳、および単語カードで覚える」・・という意識は捨てるのも1つなんじゃないかと思ってます。

 

世の中には私などが足元にも及ばない英語のスペシャリストの方々がたくさんおられます。

 

例えば東進の安河内先生はその著書で、学生時代に単語カードを作って暗記したと仰っていますし、YouTuberのAtsuさんは何冊もの単語帳を何周もすることで覚えたと仰っています。

 

で、私もかつて真似しようとしたことがあったのですが、その元来の気の短さ故、単語カードはそもそもそれを作る根気がないし、単語帳もシンプルに飽きます。

 

ただ、じゃあ全然単語が覚えられていないかと言えばそうではありません。

 

では自分はどういうプロセスで覚えてきたんだろう?と振り返った際、個人的に一番単語が身についたと感じるのは、

 

①単語帳は発音を習得することを一番の目的とし、単語帳を眺めて暗記できたらラッキーくらいの気持ちでいる。

 

②繰り返し発音した単語はその後に長文で出てくると「コレ、見たことある・・けど意味何やったっけ??」に“昇格”している。つまり全然知らない単語じゃないワケだから、ちょっと覚えた状態になったということになる。

 

#一気に「覚えた!」ではなく、この「ちょっと知ってる」を繰り返す意識が大事

#暗記イコール接触回数


 

③長文を読んで②のような感じで「何やったっけ?」となった単語、および「こんなの見たことね〜・・」な単語はマルで囲むなりして、後からひたすら辞書を引いてメモる。

 

④理解した英文をできるだけアメリカ人と同じ語順で理解することを目的として黙読および、音読する。

 

当然その際に繰り返し「これ何やったっけ?」な単語も何度も復習することになる。

 

ちなみに先ほど挙げたYouYuberのAtsuさんも仰っているのですが、音読はあまり最初からやらない方がいいと私も生徒さんに伝えていて、それはなぜかと言うと「音読する!」という意識になった途端に“声を挙げて読み上げること”に意識が行き過ぎてしまうことがあるからです。

 

初見の英文でもほぼ詰まらず発音できるようになっている人はそれでもアリかもしれないのですが、多くの中高生はまだそのレベルになっていません。

 

ですから、音読の一番の目的である、左から右への語順(アメリカ人と同じ語順)で理解することに意識を特化させるためにも、まずは黙読で、少しずつその処理スピードを上げる練習をするのがよいです。

 

それに慣れてきたら文章の文字を見ながら、ネイティブが読み上げる音声の後を追いかけて自分も声を出して読みます。その際、意味も同時に掴んでいく意識で練習をすると読むスピードは結構目に見えて上がります。

 

#自分はそうでした

 

注:④の工程で英語の構文意識が十分あるかないかは「伸び具合」に決定的な差を与えます

 

 

 

完全に個人的な体験に基づく話なので共感性は低いかもしれませんが、私が教室でよく生徒さんに言うのは、「語彙力は辞書を引いた回数に比例する」ということです。

 

 

自分は普通の成績の学生だったところからスタートしてるので、たぶん当てハマる人はまあまあいるんじゃないかって予想してよく今日みたいな話も教室でします。

 

 

とにかく1つの方法にこだわらず、絶対的に読みまくる量を増やすことで自然とよく出てくる順・よく利用される意味の順に単語を覚えていけるので、辞書を引きつつ、最初は暗号解読のノリで頑張って読みまくって下さい。

 

・・と、ここまで書いたんで、ついでに明日は大学受験生必須の構文意識の話も書くので興味のある方はまたお時間ある際にチェックしてみて下さい。

 

 

 

気づけばめっちゃマジメに書いてしまってすいません。苦笑

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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