10月23日(月)23:30にお問い合わせメールを下さった高校2年生のお子様をお持ちの保護者様へ
#・・・。
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おはようございます。
先日、光博くんの車に乗せてもらったところ、車内にエルビス・コステロがかかっており、私が「お、めちゃ懐かしいやん!これ『とくダネ』のテーマソングやったやつやんな。(大学生の)当時朝起きてこれテレビで流れてたら相当早起きな感覚あったな〜。」と話したところ、すかさず光博くんから「重本さん、それ“当時”じゃなくて、“今も”でしょw」とツッコまれた重本孝です。
#その通りでございます
#リブログありがとうございます!!!!!!!
この時期の高1に親が(たぶん)やらない方がいいこと
全ての人間関係に通ずることかと思うのですが、結局「理屈」ではなく「感情」で人は動きます。
ですから非常にシンプルな話、親だろうが、学校・塾の先生だろうが、高校生から「うるせーな・・」と思われたらもうそこでその場は終了です。。。
この前提を無視すると無駄に不具合が出てくることがありますから要注意です。
と、そんなわけで本題です。
さて、高校生の子たちは先週や今週で学校の成績表が返却されるところも多いかと思います。
特にまあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜1年生はホントに「毎日能動的に集中して勉強する時間を確保してる子」でなければ基本的に上位は無理だぐらいの認識でいいです。
私だってこの仕事さえしていなければ、またさらには、自分の教室さえ持っていなければ、進学校入学後以降も上位の成績を取り続ける子がどんな生活をしているのか?っていうのは想像でしかなく、まさかこんなに毎日自習室に来る生活をするだなんて思いもよりません。爆
#そこに自習室があるから
また究永舎にはお家が遠かったりで、1・2年の間は毎日のように来れない子もいますが、先日、そうしていながらも上位の成績を取り続ける子に、私が「さすがにこないだの体育祭とその後の“打ち上げ焼肉爆食ナイト”の日はもう帰ってすぐ寝たんやんな?」とたずねますと、、、、
「・・いや、、さすがに『(勉強時間)ゼロはマズい..』と思って2、30分ぐらいですけど勉強してから寝ました。(にっこり」
とのことでした。
#これがコンフォートゾーン
私の場合、毎年、各公立の上位の人の「え!!??こんな日すらも(自習室)来るの??」みたいなのを見てるので、客観的に、どういう生き様というか、学習姿勢でないと各学校で良い成績が取れないかというのを年輪の如くその記憶に刻んでおるわけですが、感想としては・・・「ふつうはムリ。爆」というのが正直な感想です。
だからまずは進学校で上位の成績を取るというのは「普通のことではない」というくらいのつもりで高1生を見届けてあげないと、
①親や塾の先生がピキる
②ピキってるのが、それが表面化してようがしてなかろうが高校生に伝わる
③高校生が自己防衛モードに入る
④「ダルい」「シンドイ」が相対的に心理面で肥大し、じっくりと自分の今後に目を向ける余裕がなくなる。
の流れになったりします。
私は、そのプロセスがどうあれ、④の状態、すなわち「自分はこうしたい!」がしっかりない状態ではとてもじゃないですが大学受験のボリュームはこなせないというのをイヤほど見てきていますし、また高校生っていうのはもはや小中学生ほど単純ではないのも痛感しているので、結論としては、現状成績がそこまで..という子は、危機感とか緊張感みたいなものはもうちょっと後で、まずは常々気持ちにマイナスの負荷が掛からない状態を目指すべきだと思います。
なので、この時期、世間の一般論として、毎年のことながら、それなりの数の高1生はズルズルと勉強に対するトーンダウンが起こる頃ですが、先のことを考えると今はその点に対してビシバシ突っ込むようなことはしないで、、、、まだ今は「黙認」がベストウェイです。(経験上絶対に大人が黙ってた方が子どもは勝手に自分から「マズイかもな・・」とかってなり易い)
なかなか自分の中にある感覚的なものをそれなりに多くの方に伝わるように書くって難しいのですが、とにかく小中生と比べて、その心理的な面への危うさというか脆さみたいなのって(全員とは言いませんが)高校生の方が何倍も大変なんです。。。
#マジで
挑む対象が中学生の頃の「公立高校受験」ではなく、多くの進学校の子にとって、対象が「難関大受験」に変わっており、後者を前者のときと同じノリで大人から「やらないと!」みたいに言われても、言われる側はシンドさが全然違うのであり、その声かけ・接し方が「プラスになる」あるいは「マイナスにはならない」という確信めいたものがなければ「さわらぬ神に・・」ではありませんが、距離を取っておいた方が確実にマイナスにはならないです。
多くの保護者様にとられましてはお子様にヤキモキされることよりも、お子様の現状と今後の展開の予想図を手にして頂くことの方がおそらく誰のためにもなると私は思います。
「現状へのご不安」よりも「現状と今後の把握」が大切です。
#究極は「達観」
さて、ここからはかなりポジショントークになりますが、高校受験と違って、大学受験の場合、まずその選択肢の多様性が、そのまま戦略の多様性(これは特に文系の子!!)につながっており、とかく先が見えにくく、どうしても保護者様によっては生徒さんの成績が良かろうが、真ん中くらいだろうが、悪かろうが「・・で???これってどういう展開が有り得んの??」および「ウチの子ってどんなもんなの?」っていうのが分かりにくいんです。
ていうか大半の方は分からないと思います。
受験というのは目指せるところを無理だと決め込むのももったいないですし、逆にシビアな言い方になりますが、無理なものを目指して戦略を立てても下手すると必要以上に大大die爆死します。
ですから、大学受験こそ、生徒さんがそれなりのところへそれなりの合格率でキチンと合格している個人塾(ふつうはハタからは分からないようにされているのですが..)が通える範囲にあればそういうところに通うのがいいと私は思ってます。
たくさん職員はいても結局誰からもせいぜい生徒さんの顔くらいしか覚えてもらってないところとか、模試をやったら受験生全員の1教科丸々マルつけするのを忘れてた程度の責任感のところに行っても、「本気出したら自分でまかなえるもの」にお金を払うことにしかならない可能性も全然あるのではないでしょうか。。。
ポジンショントークが過ぎました。
でも私はホントにそう思ってはいます。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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