おはようございます。
志望校判定は自習室内における自習中の生徒さんの顔面でのみ行っている重本孝です。
#ぶっちゃけこれはガチ
#リブログありがとうございまーーーーーーす!
英検利用の覚え書き
久々の英検ネタです。
ちなみに最近話題になった英検2級と準2級の間に級を作るみたいな話は、高校受験の中堅層にまでその触手を伸ばそうとする動きの可能性もあるのかな??と私は見ています。
例えば大阪だと、英検2級と準2級の間の級を取れば英語のC問題60点とかであれば“文理学科超ギリギリ層〜地域の3、4番手校”の子たちにとっては結構魅力です。
何より受験者層(受験料徴収)が中堅層に拡大するとなるとその人口ボリュームからしても、英検サイドからしたらヨダレじゅるるるるる〜・・です。
まあ、、まさかね。。。微笑
さて、そんな英検についてなのですが、改めて大阪府の公立高校入試に絡んだ観点で私の主張を書きますと、
①優先順位的にホントに英検に取り組まないといけないのか?をちゃんと考える。
②英検で身につく英語の学力についての見識をちゃんと持つ。
この2つなのであります。
まず①についてですが、例えば過去に箕面のグローバルに合格された生徒さんなどは、以前の塾で、英検2級を取ろう!と推されていたこともあってか、転塾してきてからしばらくは結構英検2級のお勉強をしておられたのですが、私的には「英検2級取らんでも箕面のグローバル(英語B問題)受かるんやけど、より合格を堅固なものにするために、とりあえず理科やった方がエエで〜〜〜〜〜」という感じでした。
で、結局2級は取らないまま入試に臨み、見事英語B問題は入試本番では満点でした。
相当ぶっちぎって箕グロに合格されてました。
#やはり英検は要らなんだ・・
このように「実は英検やってる場合じゃなくね?」っていう事例って各所に結構あるんじゃないかと思います。
大学受験ほどではないにせよ、やはり高校受験も戦略をミスるとときに相当な痛手となります。
ご注意下さい。
続いて②です。
英検2級は一般の触れ込みでは【高校卒業レベル】ということになっています。
ただここで誤解があってはけないのは、確かに2級で出てくる単語や文法事項などは高校卒業レベルのそれなのですが、合格するのに必要な知識というか力量というのは【高校卒業レベル】のそれでなくても全然オッケー牧場ということです。
私は毎年高校クラスから参加してくれる英検2級持ちの文理学科生を何人も担当しますし、すでに2級を取った状態で中2や中3クラスに入塾される生徒さんも毎年担当しているのですが、まず高校生になる頃には単語は忘れまくりすてぃもいいところですし、文法事項の習得度合いはほぼゼロと言って差し支えありません。
ちなみに、さすがに準1級持ちの子たちはみんな単語はよく知ってくれてます。
高校文法を一生懸命教えます。真顔
とりあえずそんなわけで例えば中2で早々と英検2級を取って、その後は志望する公立文理学科に受かるために数理社ばっかりやった、あるいは塾の英語の授業は免除されたので受けてない・・・となると、下手したら丸1年から半年の間、ロクに英語の勉強を本気ですることなく進学校に入る子もいるわけですから、高校サイドからしたら、
悲しいとき〜・・
英検2級持ってる子たちが高校入学時点で
実はもう単語何にも覚えてないとき〜・・
・・なんじゃないかなと。
#完全に教育委員会のミスリード
なので、これから英検に挑まれる中1や中2の方なんかはその辺りのことも踏まえ、よくご検討の上で英検受験、そして受験後をお過ごしになられるのがよいのではないか、、、などと思っています。
#当たり前だけどやっぱり英語の勉強は日々の積み重ねをやめたらもうそこで終わり
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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