おはようございます。
そろそろシャネルの5番だけでは寝るとき寒いわ〜・・と考えている重本孝ことただのマリリンモンローです。
#こっから冬期講習までマジマッハ・・
大阪府公立高校入試に向けた受験勉強の落とし穴
気づくのが遅くなったのですが、何やら知らぬ間にこちらの↓記事がたくさんの方に読んで頂けたようでして、
改めてリブログ、ツイッター、もしくは私の知らないところなどなどで、拡散して下さった皆様に感謝申し上げます。
#誠にありがとうございまーーーーーーーーーす!!!!!土下座
そんなわけで今日も【勉強論】っぽいことを書きます。
【勉強論】ではあるものの、大阪府公立高校受験を特に意識した内容となりますので、タイトルの方は【高校受験論】としました。
それではいきます。
まず個人的に思う「落とし穴」は、結論、、、
①英検2級の優先具合をミスる
②数理社の演習レベルをミスる
、、です。
まず①についてです。
1年前や2年前のどこかの記事にも書いたのですが、「英検2級は必須だ!」「みんな英検取ろう!」は完全にどこかのだれかのプロパガンダです。
確かに北野などは準1級を取っておけば数学をややハズしたときの保険になりますし(2級の72点ではこの2年間は北野においてはむしろ“取れてない方”になります)、北摂であれば茨木や豊中などは2級を取っておけばちょっとした保険になります。
ちなみに豊中は英検が無くても本番60点取れれば十分ですし、50点台で受かってる子も珍しくありません。
#他でカバーして合格できる
そんなわけで、文理学科に準ずる英語C問題の学校では本番で50点取れればハイパー御の字ですし(池田も40台あれば他で余裕でカバーできる)、英語B問題の学校で偏差値55前後帯の学校(箕面高校など)であれば問題が簡単なので、英語が得意な子であれば72点は筆記で本番余裕で上回れますし、苦手な子も2学期は理社優先で大丈夫です。
というか、もうすぐ五ツ木模試が返ってくる頃ですが、9月の五ツ木で理社の偏差値が60無い子が受かるかどうか分からない英検2級に時間を突っ込むのは結構なギャンブルだと私は思います。
10月で2級残念、かつ9月の五ツ木偏差値理社が60未満なんていったら特に文理学科は豊中高校で現状、結構赤みがかった黄信号(関倉特進✖︎のヒバリでギリ○ぐらい・・)なので、英検にこだわって3月の本番で理社の平均が70未満とかだとキツコビッチこの上無しです。
#該当される方は改めて塾の先生と作戦会議しましょう
#校内生の方で該当される生徒さんとはまた作戦会議します
とにかくこれ毎年言ってる気がするのですが、公立高校入試は「理社デキる」はもう絶対条件と言ってよいレベルです。特に文理学科勢は平均80、準文理学科勢で平均70前後、つまり中学の理社教科書マスターであるというのは上位公立高校の登竜門です。
なので理社が学校の実テで80ない子(学校次第で難易度の違いアリ)が2学期ずっと英検を優先的にやるというのはカレーで言えば真っ先にお鍋にルー入れるに近い感じです。
とにかく理社できずして文理無しです。
先輩たちの得点結果(高1の一部の皆様はその節はお世話になりました!)を見てもそれは明らかです。
最後に、チーム「僕/私、2億パー文系です」のみなさんなのですが、日頃、定期テストであれば80点くらいは取れてるよの人は、実は数学B問題は80前後目指せる稼ぎ頭科目だという認識でよいです。
#毎年の結果から言えばそう
で、ここから②の演習レベルの話です。
また、C問題の数学にビビってる文理学科志望者の人などは、「難しい問題もデキるようにならないと・・」とプレッシャーに感じている(塾から圧をかけられている)人もいるかもしれないのですが、そういう人が陥りがちなのが、「難しい問題」を自習で多めに取り入れるとか、塾で身の丈に合わない難関私立の問題演習ばっかりやらされるとかなのですが、こと理数系に関しては、特に文系の人にとっては「難は易を兼ねない」です。
これ、高校生にも言えるのですが、数学は
文系:「難は易を兼ねない」
理系:「易は難を兼ねる」
ところが多分にあって、だから昨日の岡田監督の話じゃないのですが「生徒さんをちゃんと“見る”」っていうのは塾講師の基本中の基本となります。
#だけど多くの子は理系選んで大学受験の最初の2択をいきなりミスっちゃうんです(受験産業「あざーす!」)
今の段階で「数学が・・」の人って、それこそ確率とかで塾の先生が「これはもうさすがに解説要らんよな?」級の問題を、答えだけ言われて「は?(怒髪天)」というタイプの人が多いかと思うのですが、この手の人(豊中高校の受験者の最低半分はコレ)はとかく塾や市販の標準的なレベル(「西大和」とか載ってないレベルのヤツ)を2学期の間に何周もして、そのテキストの範囲では難しい方のヤツまでを「解法が秒で浮かんでスグ解ける」レベルでの習得を目指しましょう。それで豊中は受かります。
理科社会も同様です。
そして特に理科についてですが、理科がデキる子であれば近畿の高入なんかをグルグル回しとけばよいのですが、「ワシ“そっち”ちゃうな・・」の子は、難関私立系の理科をやるより、教科書と↓を
隅から隅まで暗記して(この↑シリーズ数学もイイ)、これ↓の
都道府県立の(要は公立の)問題を12月あたりから何周も回しましょう。(過年度のものが安くメルカリで手に入ります)
#だからこそまずは私立入試の仕組みをキチンと知っておくことが大切
#過去10年分ほど究永舎自習室にあるので校内生はご購入頂く必要はございません
信じるか信じないかはあなた次第です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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