おはようございます。


受験終わるまで「合格」を「アレ」呼ばわりしたろかな、、、と血迷いがちな重本孝です。


#おーん

 

 



 

意外と一般的に言われてないんだけど塾生には絶対やるべしと言っている勉強法。




 

私が大手塾内定者の頃、つまり(留年しちゃったので)23歳になる年の春頃、私に特に英語の指導面において目を掛けて下さっていた先輩から

 

「重本、コレ入社までに3周やれ!」

 

と・・・・灘高の問題を当時の最新の問題から遡ること20年分くらいを渡して頂きました。

 

 

当然、結構マイク・タイソンな量であるのと、何より当時の私のヘッポコ学力では問題1年分について120%何の疑問の余地も澱(よど)みもオールナッシングでその内容を把握するのにはそこそこの時間を要するものであり、それを3週やるというのは結構「うっ。。」となる感じでは正直ありました。

 

当時はスマホも無く、内容面で「???」となっても基本電子辞書か参考書や専門書一歩手前くらいの本を頼りに解決の糸口を探すしかありません。

 

時間は死ぬほどあったので(大学生万歳!)、1年分を「取り敢えず解く」というだけなら1日1年分とかでも余裕なのですが、なんせ塾講師としてこれから「食べていくため」の勉強なので、内容面まで完璧な把握をしようとすると、ホント当時の学力がヘボ過ぎて大変だったのを覚えています。

 

#ちなみに勉強ってまずどれだけ疑問を見出せるかがめちゃ大事

 

 

で、ある日、仲の良い(と言うと語弊ありますが)別の当時数学の先生をされていた先輩とメシの席で、「『3周やれ』言われました〜」と伝えると、その先輩からは「うん、それ一番エエで。ぜひ言われた通りやるべき。」と言って下さって、そのときに仰っていたのが、、、

 

「よっぽど簡単なん除いたら、1回目って何も身についてなくてたいして伸びてへんからな。それで2回目で満点取れるか?って言ったら実は意外とムズイ。たださすがに3回目ってなったら覚えてる問題もあんねんけど、その“覚えてる”いうのサッ引いても3回目は明らかに脳に新しい神経できてるの分かるレベルで伸びてるの感じるわ。」

 

ということでした。

 

 

そのときの私は「はぁ〜・・そんなもんですか・・」という感じだったのですが、実際やってみるとホントにその通りで、3周やる頃って“問題を知ってる”というのを差し引きしても明らかに脳の何かが変わってるのを感じます。

 

その後、私は大学の各種過去問を筆頭に職業柄3周どころか・・・って感じで毎年同じ過去問を回すわけですが、やはり回を追うごとに“変わった”という感触があります。

 

目には見えないし数値化もできず、非常に感覚的な話で、今こちらを読みながら懐疑的な塾の先生もおられると思うのですが(絶対塾生に「何周もするな!」言うてあげて下さい)、少なくとも私はその“脳の何かが変わった”感覚を得た経験というのはもう何度もあります。

 

#特に数学と古文

 

また、文理学科受験や難関大受験などにおいて「ああ〜・・あと数学さえ何とかなれば・・・」という子で“努力できる子”には漏れなく“同じ問題(過去問)3周やったら変わる説”を提案してきたのですが、実行し切った子で成果出せない子おらんのちゃうか?くらい一番伸びてるのが目に見える取り組み方となります。

 

#自分も生徒さんもホントにこれで初見の得点能力も高まりました

#お金かからないのがすごいイイ

#弱点は、努力できない子には無理ってこと・・

 

 

 

ライバルが塾で特訓や○大対策講座にお金と時間を吸い取られてる間に「最低3周説」!!!・・ぜひやってみて下さい。

 

#中3で豊中高校受ける他塾の子は絶対にやらないで下さい。

 

 


ちなみに「同じ問題3周以上やるべし!」が巷でそんなに言われない理由は実際にやって効果を実感してる人が少ないプラス、、、、受験産業を支えるボリュームゾーンの高校生(地道なのを嫌う)へのウケが悪いし売り上げに繋がらないからだと思います。。。微笑




 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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