おはようございます。

 

(高3以外の)生徒さんづてで保護者様に「値上げ」のお知らせのお手紙をB5用紙5枚分(ホチ留め)でお渡しさせて頂いたのですが、「お父さんお母さん何か言ってた?」と怖くて生徒さんによう聞けない重本孝です。

 

#震..

 

 

 

 

完・重大発表 〜次年度より「値上げ」となります〜

 

 

本日は前々回、前回からの続きとなりますので、まだ読まれていない方は、よろしければそちらからお読み頂ければ、より今日の記事は読んで頂き易いかと思います。



 

ちなみに今回の価格改定は以下のカタチ↓となります。

 

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[中学部]

・9800円の講座をプラス500円の10300円に改定

・7200円の講座をプラス500円の7700円に改定

・500円のテスト系はそのまま500円

 

[高校部]

・9200円の講座をプラス3000円の12200円に改定

・4200円の講座をプラス1000円の5200円に改定

・3000円の講座をプラス1000円の4000円に改定

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

前回最後の予告通り、本日で価格改定のお知らせ、並びに価格改定に至るまでの大まかな背景のお話を完結させたいと思います。

 

よろしければお付き合い下さいませ。

 

 

 

前回は、最後の講師とうトウ逝く!ということで2019年 EXIT事件により、ついに現在のワンオペ究永舎が完成したところまででした。

 

この時点で結果的に現在の形となる中2〜高3の講座形態にするのが一番売り上げ的、つまり経営的にはナンセンスでした。

 

もしそうするのであれば高校生の講座を即座に値上げするかテナントを複数解約する必要があることは明らかです。

 

その点、はっきり言ってしまえば逆に講座数を開校当時に戻して小4〜中3にするのが一番受験的にもいろいろラクだし、価格改定もせずに売り上げも上がります。(たぶん...

 

またそうすることで高校生と比べて体の“厚み”もなく、大学受験生ほど長い年月に渡って朝から晩まで自習する必要に迫られない中学生をメインにすればテナントを解約して規模を縮小しても問題なく運営ができます。

 

まとめると、高校クラス発足当時の2014年当初は全く予定していなかったワンオペ体制になったことで、

 

①価格改定

②テナント解約

③高校部を廃止して小4〜中3の高校受験専門の塾に戻る

 

などの選択肢がありましたが、結論としてはどれもその段階では選べませんでした。

 

まず③については、やはり私自身が【高校受験→大学受験】の講師として仕事をさせて頂くことに非常に魅力を感じているので単純に「戻るのはイヤやな・・」と。

 

#あと私小学生ウケめちゃ悪いんです..涙



次に①と②についてですが、ただでさえEXIT事件で教室ユーザーの皆様を動揺させてしまっているのに(何件かのお家の方からは「ウチではみんな『逆に良かったな〜』言うてます笑」と言われた)、そのタイミングでさらに①②の宣言は売り上げ以上に信用を落とすのは確実なので迷うことなく選択肢からは消えました。

 

とは言いつつも、確かに中2〜高3の講座設定では、いくら生徒さんが増えても高校クラスがそのままの価格設定(2014年構想のままの設定)では受講率が90%越えるか越えないかといったラインでやっとスズメの涙ほどの利益が出る・・といった形でありましたので正直経営としてはよろしくありません。

 

ですからいずれ大学受験の塾としての「値上げ」をお願いすることになるにしても、まずはワンオペの教室として安心してお通い頂き、せめて中2〜高3の設定でも安定して利益を出せるほどのところまではいかないと、つまりまずはその経営努力を保護者様の客観的な目でご覧になられて認めて頂けるまではいかないと「値上げのお願い」も筋が通らないであろうと思いました。


#まあ、教室潰れたらしゃーないなと 白目



当たり前ですが塾のような原材料や政策の影響みたいなものをほとんど受けない業種で、需要が供給を上回っていないのに値上げするというのは経済的にも本来おかしな現象ではあります。

 

幸い社員がいなくなったため、そのシーズンで予定していた年間人件費500万強が丸々浮いたので早急に経営に行き詰まることはありませんでしたし、またこれも不謹慎ではあるのですが、結果的に2020年シーズン冒頭というのは、世間があの記憶に新しいコロナ狂乱へと突入した時期でありました。

 

究永舎もコロナ休校を1ヶ月頂いたことで、休校による各種給付金(確か・・)150万〜200万、かつ、いわゆるコロナ融資1500万(だったような...)、またさらにはこれは校内生の方向けの手紙に書き忘れたのですけれども、売り上げを急激に落としたことによる税金の還付金(過去に払い過ぎとみなされた分が戻ってくるやつです。いぇ〜い!)がそのタイミングで数百万と振り込まれたので、ホントに思いもよらぬ形で時間と教室軍資金に余裕が生まれました。まさにオーマイゴッドファーザー降臨です。(よいしょー)

 

#このゴキブリ並みの生命力は生徒さんも見習って下さい

 

 

そしてまたこのコロナによって今となってはもはや懐かしさすらある「Stay Homeキャンペーン」が世間で開始されます。

 

おそらくそれが要因であろうと思しきかたちでブログのアクセスが上昇したりして、私はそれを見て・・・

 

「これまでも『ずっとブログの読者で子どもをいつか通わせたいって思ってました〜』って言って下さる方もおられたし、ブログにアクセルベタ踏みしたらイケるかもな・・」

 

などと思い立ち、社員がいなくなったのもあって、コロナとか関係なくちょうど授業まで時間が大量にできていたことをいいことにこの頃から徐々にブログへのアクセルを強めていきます。

 

 

結果的に私の予想は当たる形となり、もう2年以上チラシもやっておりませんが、今ではブログだけで生徒さんと保護者様にお集まり頂き、今シーズンに至っては特に高校生などは受付できた生徒さんより、満席(授業をする教室キャパがMAX20人ちょいしかない)&指定高校以外を理由に、大変申し訳ないことに受付できなかった生徒さんの方が多いくらいになりました。

 

#現在高1は残席3〜4人です

 

これには校内生の方はもちろんのこと、また、日頃のリブログや私の知らないところでLINEでお知り合いの方に「読んでみそ」とやって下さっている皆様のお力添えのお陰が非常に大きく、本当にもはやどの方角へも足を向けて眠れませんので、いつものセリフですができれば皆様には一箇所にお集まり頂ければと・・・

 

 

 

以上のような感じで、述べて参りましたような背景もあって、この度は「安さ」という部分でマイナスとなる「値上げ」をさせて頂くこととなりました。

 

保護者様のご負担を増やしてしまいますことについては改めてお詫び申し上げます。

 

2024年シーズンの教室状況というのは「値上げ」の影響などがどう出てくるのかなどまだ不透明ではございますが、無事さらなる教室の安定化が図られました暁には、より快適な学習環境に向けた投資を行いたいと考えております。

 

 

最後になりましたが、9月のこのタイミングでの「値上げ」発表につきましては、校内外の皆様に他社比較も含めてじっくりと納得のいくご検討をして頂くお時間を確保して頂きたいと考えたことと、“他社の追随(他社もしてるから・・みたいなやつ)”の印象を与えるような値上げは絶対避けたかったことが挙げられます。(分かりにくくちょこちょこ上げたりは他もやってるかもしれませんが)

 

 

 

ええ〜・・・・だいぶと長くなってしまいましたが、大まかな私からの申し開きは以上となります。ここまで読んで下さった方、、、好きです。

 




 

明日からはまた通常のノリに戻ります。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室