おはようございます。
12日の記事のリブログ誠にありがとうございました!!!!嬉
#お礼が遅くなり申し訳ございません
ええ、、馬渕教室のGoogleMapsへの例の書き込みに対して、、、
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のような死ぬほど無様な書き込みをさせて頂いた結果、、、、かどうかは分かりませんが、例の書き込みは知らぬ間に消えていたのでこちらの書き込みも取り下げさせて頂きました。(ダサ過ぎ晋作)
#潤沢な資金のある馬渕教室に5つ星つけてる零細個人塾講師たぶん重本だけ
しょうもない時間を使わされて今だに腹立たしい限りなのですが、いかんせん相手は正体を隠してますのでどうしようもありません。。。
読者様にも醜態を晒してしまい申し訳ございませんでした。
それでは今日の本題です。
“アレ”を目指したが故に第2志望、第3志望が危うくなる現象について。
塾講師とういう立場からすると、高校受験より大学受験の方が段違い的にしんどいポイントっていくつかあります。
おそらく一般的には「授業内容の高度さ」とか「生徒さんにやってもらう勉強物量」・・・みたいなポイントをイメージされるかもしれないのですが、実はそういうところは場合によっては学年が幼いほど気を使う部分があったりして、個人的にはどっこいどっこいといった感じです。
注 : 以下ちょっと話がややこしいです
しんどいポイントいくつかの1つ目はまずは生徒さんが小中と比べて多くの子がアイデンティティがおよそ確立されているので、中学生なんかと比べても、その人間的な部分(エフィカシーの底上げや成長する思考の型の形成)というのがなかなか変わりにくく、そこへの「メス入れ」というのは容易ではないということです。あと高校生の方がプライドも高くメンタルも弱いのでめちゃ気遣います。真顔
この点については話がややこしいので今日はスルーで。
#12歳・15歳・18歳はある種違う生き物です
もう1つが今日の本題の戦略面にあります。
受験生の「アレ」(関東の方今日だけすいません)と言えばもちろん「第一志望合格」です。おーん。
私大専願チームの場合は主に3教科受験が主流で、それは早慶から一般的な私大に至るまで、到達すべき完成度が違うだけで、やる勉強の方向性は同じ、つまりそれは早稲田から撤退して明治とか、同志社撤退して関大とかいつでも全然できるよってことなんですけども、ところがどっこい生きてるシャツの中、国公立を目指す場合ってその「アレ」次第では話しがマジで超ややこしいんです。
例えば関西とかで実際にあるパターンだと、神戸大の文学部を「アレ」にして、第2志望を大阪公立大の文学部、第3志望を同志社文学部・・・みたいに思ってる高校生がいたとします。
#おそらく地元の豊高生で一番多い学校の組み合わせパターン
この場合、神大の特に2次に照準を合わせて英数を夏とかにガリガリ勉強するのが一般的なのですが、例えば勉強量やなんかが足りずに、結果的に国理社はおろか、英数もまあまあ微妙〜〜〜〜な水準で2学期をスタートしたとすると、
①まず神大はだいぶとキツい・・という状況
②そこで大阪公立大の文学部志望に切り替えると、今度は2次で数学が無いので、数学のハードルが下がる分、戦略としては共通テストで数学はそこそこに手堅く英理社の暗記で攻める作戦になる
③ただ②の作戦を取った場合、滑り止めの関関同立を英数国ではなく英国社で受けることになるが、9月段階の力量やその子ができる努力量次第では大阪公立大に向けて共通テストのために英数国理社全てを意識して勉強した結果、努力が分散して英社が尖り切らずに、同志社は無理、最悪、関関も・・・
④それならいっそのことだいぶタイミングとしては遅いし、夏に数学に割いた時間は一体何だったんだよ状態だが、9月から英国社の3教科に切り替えて同志社を取りにいくか・・・おーーーーーん。
・・みたいな、どこまで伝わったか自信はありませんが(2次、共テ、私大でテストの性質の違いもあるので説明ムズいです)、まあーーーーーーーとにかく場合によってはホントにその子のスペック・できる自習量とそのクオリティなどなどを考えないと、「う〜ん、『アレ』無理やから、”下げる”か・・・」と簡単に直前にできるほど単純ではないこともあるので、ホントに大学受験の進路・勉強内容に関する指示内容を考えるのってめちゃめちゃ責任重いんです。
地理的にこれまで累積でもやはり豊中高校生が一番多いのですけれども、もう毎年のように「公立大目指してた友だち、関関同立全部落ちて、その後公立大と後期も落ちて結局(男子なら)浪人/(女子なら)〇女(偏差値50付近の女子大)行くことになりました。」・・みたいなのを塾生から聞きます。
大学受験で恐ろしいのは場合によっては結構な頻度で塾に通っててもそうした状態に陥るということです。
想像できることはいくらかはあるものの、それをここで述べることは憚(はば)かられるのですが、とかく大学受験は公立トップ校に余裕を持って入ってるくらいの脳スペックが最低ないと高1高2サボリ倒した子が部活引退後に公立大以上のような国公立大に現役進学するのはなかなか厳しいのと、あとは単純に、公立大と同志社だったら就活のことを考えた際にそこまで圧倒的な差って・・・?? 3科目で進学できる同志社ってコスパ良くね?みたいな・・・・
なんかその辺りも含めて考えると大学受験ってホントに進路指導担当者って責任激しく重いんです。。。
#担当者がそれを自覚できてる際の話ですが
以前に、、、慶応を出て今は社会人の教え子の子に聞いたら
こんなことを言っていて、「まあ、そもそもみんな言うて“就活”とかそんなのを意識するからちょっとでも高学歴の方がイイという感じなんやんな・・・それなら・・」とか思わなくもないこともないこともないこともないこt・・・
#費用では比ぶべくもありませんが
字数が多くなったので本日はこの辺でオシマイです。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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