こんにちは。

 

今日も今日とて、お外はブラジリアンスーパーマグナカルタホットなのにも関わらずお菓子市場はすっかり・・

 

 

小さい秋見つけたな重本孝です。

 

#右のアルフォートめちゃ美味いんですわ。。

 

 

 

個人的に思う塾に通う意義 後編

 

先日書きました、

 

「大学受験で通用するのは自分で自分を伸ばす【自伸力】のある子」

 

ということなんですけれども、私はとかく生徒さんと初めて会ったその日から

 

「いかに自伸力を発揮する人になってもらうか?」

 

というポイントを一番重視して接しています。

 

 

結局大学受験でみんな何に苦しむか?って言ったらその膨大な暗記量なんです。仮に数学や物理の特に抽象度の高い箇所をめちゃくちゃ教えるのが上手い人に教わっても、結局、日々のコツコツとした暗記・問題演習ができずみんな苦しみます。

 

ですからその膨大な量の暗記っていうのを1人コツコツとできるタイプの人というのは仮に数学の才能が無くとも、数学がない、および、総得点の中で数学が占める得点比率が小さい大学や学部を突破する作戦でいけば十分“高学歴”になることは可能です。

 

そして言うまでもなくこの逆もまた然りで、どれだけ数学の才能に長けていても、“毎日コツコツ”ができないタイプの人というのは大学受験においては、中学・高校入学当初は思ってもなかった進学先に行くこととなります。。。

 

 

 

それで言うと、高校受験というのはその練習としては格好のイベントになります。

 

特に入試制度変更後の大阪の公立高校入試というのは【同じ学力同士の人なのに内申は絶望的にその得点差が開いてしまう】という事例が昔と比べて圧倒的に無くなり、大学受験と同様“本番の力技でねじふせる”が可能姉妹となりましたので、ホントに「マジ、ファビュラスっっ!!」って感じです。これで英語も英検無しの全員で全科目本番ガチンコファイトクラブになればもっと良かろうもんという感じなのですが・・

 

#ていうかなんのための英語あのC問題なん???

 

 

そんなこんなで大学受験を“コマなし自転車”に例えるなら、高校受験はもうこれは完全に“コマ付き自転車”になりますので、そのコマ付きの自転車の期間を狙って、自走する価値観を身につけてもらい、お受験のファイナルステージである大学受験でサクセスしてもらいたいと私は考えています。

 

#補助ないと走れないと洗脳するのが受験産業

 

 

ではここで改めて自伸力ということについて書くのですが、まずその前段階で大事になってくるのが、生徒さんの意志が明確か?ということであると私は思っています。

 

 

自伸力を発揮するためにはまずは「こうなりたい!」というのがないと何も始まりません。

 

そうした意味で幼少期から決定権を奪われて来たような子、ド典型なのは本人がやりたくないのに中学受験をさせられちゃったり、行きたくない塾に勝手に行かされたり、転塾させられちゃうような子、、、、こういうパターンって一事が万事で経験上中学生くらいの頃にはそこそこのレベルで・・

 

“自分の希望を本音で喋れない子”

 

“そもそも自分の希望が何なのか自分でも分からない子”

 

・・になる確率は高いです。

 

 

いわゆる金魚鉢理論というヤツです。

 

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ここに金魚が20匹泳いでいる水槽があるとする。 その真ん中に、透明なアクリルの板を入れて、片方にだけ金魚を寄せる。

 しばらく経つと何が起きるか?

 金魚は向こう側に行けないということに気づき、片側だけで暮らし出す。

 ある時、その仕切りをパッと取る。するとどうだろうか?アクリル板を取ったにも関わらず、金魚はそのまま水槽の片側でしか泳いで暮らさない。

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これを解決する手段として一般に言われるのは「新しい金魚を数匹入れる」というものです。

 

新しい金魚たちはアクリル板さえ無ければ、“向こう側”に何の抵抗もなく行くので、元からいた金魚たちも「なんだ行けんじゃん!」となる・・・みたいな。

 

宿題や授業の多い塾から究永舎に転塾してきて以前の何倍も余計に自習するようになって学力が伸びていくというのはその典型ではあると思います。

 

 

そんなわけで、私は多少はこれ(新しい金魚との出会い作戦)は人間にももちろん当てはまるとは思うものの、人間の場合はそうそう事は単純ではないということも思っています。

 

 

「塾」ということで言えば、個人的に思う解決策として、私のような講師側からすれば、結局は保護者様から「この先生になら任せられる!」という安心感を得ることで、保護者様には生徒さんが自分の意志を発揮し易い距離感を取って頂き、自伸力への第一歩にしたいと考えています。

 

要は自分の講師としてのレベルが上がればそれに比例して諸々も理想に近づくであろうという考え方です。

 

 

 

まとめると、要は保護者様が生徒さんの意識下に(保護者様の意思とは関係なく結果的に)常に“管理人さん”みたいな感じでおられるような状態だと生徒さんは自分の意志を発揮しにくく、“自伸”どころではないので、どうせ塾にお金を払うのであれば、ちゃんと最後まで担当してくれて、その経験から来てるのであろう説得力と責任感も感じる先生におもいっきり任せられる状態でないともったいないと思います・・・といったところです。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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