おはようございます。
豊中市民として履正社を応援したい気持ちと、昨年の初戦が仙台育英で今年の初戦は履正社という天才的なクジ運を見せる鳥取商業に同情を禁じ得ない気持ちとの間で揺れる想いを身体中感じている重本孝です。
#アラフォーの夏は「揺れる想い」か「Over Drive」
#リブログありがとうございまーーーーーーす!!!!!!!!嬉
え〜・・なんの取り留めもない記事です。苦笑
自習室残酷物語
究永舎では毎年、早い人で朝7時〜8時台には自習室入りして、だいたいそういう人に限ってほぼ毎回最後の方までやってたりします。
今日は13時から北野特別枠の生徒さんの授業があって、英語の授業をしながらいろいろ話しておりますと、「私が8時に来たら3年生の人(北野と豊中)はもう来てました。」という感じの話のくだりがあって、とりあえず再び床に正座をして話を聞きました。爆
気づけば私はこれまでの人生において学生時代の野球や、この塾講師という、、、いわばそれぞれ「プロ野球選手」や「甲子園」、および「志望校合格」や「(例えば)お医者さんになる」などという明確な目標に向かって人生を過ごす人が常に周りにいる環境にいるので、“そういう人”・・・つまり、一般的な観点からすれば理解の範疇を超える継続と努力を遂行する人を毎年見ており、ある種「・・し、し、信じられん。。。」という気持ちにまでは今やもうならないのですが、それでもそういった人たちへの敬意については今度は逆に年々増大していっているような気がしています。
ただ、一方それと同時に「自分でも十分な努力ができてないなと自覚している人」に対して、
「もっとやればいいのに・・」
と思ってるかというとそこは意外とそこまでではなく、まあ、、、「そりゃあシンドイよな〜・・」「継続って難しいもんな〜・・」と、、、その、、、何と言いましょうか、生徒さんには申し訳ないのですが、自分と重ねつつ同情や共感に近い感情の方がはるかに勝っている感じだったりします。
#めちゃ正直に書いとります
これまでも似たような話は書かせて頂いているのですが、9割方の人にとっては、とかく大学受験の天王山は実は夏までにとっくに終わっていて、今の時期とかだと、「ふつう」の範疇に入る高校生が1日7〜8時間程度の自習をしたところで、そこまで状況は好転しないところに大学受験のキツさというか、ムゴさというか、残酷さがあると私は見ていて感じています。
高嶺の志望校は偶然と夏の魔法とやらの力でどうこうなるものではありません。
その昔、高校サッカーで、滝川第二の選手による
というのがありましたが、大学受験において言えば、高3のこの時期で【関関同立が届かないんじゃないか・・という人】や【進学校の学年最下位付近の人】などからすれば
そんなん出来ひんやん 普通・・
・・なことを連日当たり前のようにする人がいるというめちゃくちゃ残酷な事実が確かにあって、塾講師側としても、「確かに時速100kmで行かないともう間に合わないんだけど、かと言って、やっと時速10kmから時速30kmくらいに“スピードアップ”した人に対して『ほら、文理学科上位の人たちに負けないくらいやってごらん!』とか、『ん?勉強のやり方?じゃあとりあえず明日から7時、いや、いきなり7時は大変だから8時から毎日来て頑張ろう!』とはとてもじゃないけど言えない・・・」というのがこれも正直なところです。
実際、もっと若い頃は生徒さんに対して今以上に思いやりみたいなものが全然足りてなくて、
「相当頑張らないと口にしてる志望校に受かるという意味ではどうにもならない子」
に対し、なんとか頑張ってもらおうとあれやこれや必死に気を揉んで働きかけてみたりした結果、結局、いわゆる「病む」みたいな状況にその生徒さんはなっちゃって、最後は「もうそっとしておいて下さい」的なメール1本が届いて塾に来なくなってしまうといったような、もはや走る雲の影を飛び越えるしかないよね....みたいな出来事もあったりしました。(その後に1回ばったり塾の前で会ったんですがとてもじゃないですが話せる空気感じゃないです..)
特にそれだけが原因で私の何かが変わるというのではないのですが、そういった出来事なども含め、これまで様々な生徒さんを経験してきたことから導き出される結論としては・・
「難関大合格に必要な行動というのは誰でもできるわけではない」
というのが思うところです。
#進学校の子も含めて
先日もTwitter、、、、否、「X」にて、「自分の塾から難関高校合格者が毎年出るのは再テストなどの泥臭いことをやっているから。」的なことを仰っている先生がおられたのですが、難関大受験においては熱心な高校受験の塾で散見されるそうした手法はダルビッシュ投手のボールを爪楊枝で打ち返そうとするくらい通用しなくて、むしろ中途半端な成績の生徒さんとかだと「そういうことをやってもらえれば成績は多少なりとも上がる..かも。」という、大学受験において絶対に行ってはいけない方向に向かわせてしまうという点ではもはや“トドメ”にさえなり得ます。
ほな、その「大学受験レベルで十分な努力ができひん子」はどないすんねん!?・・・の部分は正直な話、私自身がまだ講師として目指したい方向性は持ってはいるものの、スキルとして納得のいくレベルで自分のものになっていないという自覚があるがゆえ今日のところはこちらに記すのは控えさせて頂きたいと思います。
#一生納得できない気もする
ただ言えるのは、多くの大学受験生が「スゲ〜・・」というような結果を出す人というのはホントに一部の理系変態の子を除けば、みな圧倒的、人によっては絶望的な努力をしていることは毎年見ていて間違いなくて、究永舎に通う以上は少なくともそのことだけは全員知って欲しい・・とか思うのですが、チーム「どないすんねん!?」の人ったら、昼過ぎに来て暗くなった頃には帰っちゃうものだから、一生「圧倒的な努力」を知ることもなくて、ホントにどう接してあげるのが一番いいんやろ???といつも現在進行形で「う〜む..」って感じです。
#人間だからそっちのが普通
2023年シーズンは最後どんなフィナーレになるんだろうと私自身怖くもあり楽しみでもありという状態です。
良かったら読者様も「どうなんの??」と思いながらシーズン最後までお付き合い下さい。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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