おはようございます。
深夜の有酸素用にランニングウェアを買ったのですがLサイズが想像以上に小さくて着るとピチT化してしまう重本孝です。
#自分で見てもキモイ
第2回全統模試の役割 〜数字で分からないものへの冷静な判断〜
学校によっては本日以降学校で実施のところもあるようですが、とりあえず大半の大学受験生の方は第2回全統模試を受験されたと思います。
今回の模試の段階でいわゆる「箸にも棒にも」を見抜けるか?・・つまり、勝算のある志望校にターゲットを絞った上で、その内容を考えて勉強できるかどうかが大学受験生の運命を分けると思います。
#ホントは第1回の段階で判断がベスト
大学受験界隈の情報を総合的にとらえて思うに、多くの大学受験生がこの辺りで完全に道を誤ってしまうのだと思います。
ただ、、、、、、、とは言うものの、大学受験においては各種大学に対するその距離感を測るのが非常に難しいのも確かです。
距離感を測るにはまず「目的地」と「現在地」を知る必要があります。
#カーナビと同じ
昨今は便利な時代で、そういうのは大手予備校が情報をまとめてくれており、
などをメルカリなんかで買って確認すれば、例えば、神大の経営を目指している子なんかだったら、「おお、、、神大の経営は(共テの合格者平均)704ってなってるな・・・。今回の全統はオレは自己採654やから・・・あと50点分詰めれば十分勝機ありやろな・・・。今の段階で“あと50点”の水準なんやから、よし!このまま神大経営目指して頑張ろ!」・・・みたいなことは自ずと分かります。
#成績表返ってくるまで待ってたら夏は特に遅い
ただ、これが「あと150点差・・」とかだとどうでしょうか?
「残された時間でコレって詰められるもの??それとももう神大経営ゲームセット??志望校変えて受験科目の負担減らすべき??」っていうのが分からない子の方が特に現役生であれば多いのではないでしょうか。
ここもホントに残酷で、私の肌感ですが、例えば北野、茨木クラスの文理学科に相当な余裕を持って入ってる&処理スピードのあるタイプの子であれば残り半年弱で150点分など余裕で詰められる人も珍しくないのですが、「5億パー無理!」というタイプの人も文理学科であっても普通にいるので、そうした意味でも「どんな子か?」っていうのを私みたいな仕事をする人間は常に掴んでおかないといけないです。
また、生徒さん&保護者様のお立場からすれば「掴んでくれてる人」や最悪でも「いろんな子の経験がある人(合格実績誤魔化してない人)」に受験相談しないと相談する意味はないと思います。
「大学受験な〜・・う〜ん・・まだピンと来ないな〜・・」という保護者様にも、大変僭越ながら、このあたりの機微をその風味(な〜〜〜〜んとなくの雰囲気)だけでもできるだけ知っておいて頂けたらと思います。
大学受験はとりあえず公立高校受験とは比べものにならないくらい複雑で、例えば公立高校受験だったら、第1志望がどうしても届きそうになかったら第2志望に!・・みたいな感じでいけるのですが、大学受験、特に一部の国公立大志望者の方の場合はことはそう単純ではない、いわゆるYeah!めっちゃホリデーです。
#いきなりのアヤヤ
これまた例えば近年の例で言えば、前回の入試で関学の教育に受かった生徒さんは、元々「大教大」を志望しておられたのですが、その大教大の志望学部の場合、共通テストの科目数が英数国理社なんです。
ところがガンガンの部活をされていたりなども多少あり、5月の第1回の段階でペース的に「う〜ん・・」という感じで、その時点で「関学教育第1志望」を軽〜く選択肢として頭の片隅に入れておいて頂いて、それで1年前の第2回の全統の「結果」から、その生徒さんは踏ん切りがついて(保護者様には模試の前の面談にてその選択肢の可能性もお伝えしておりました)、8月から関学教育第1志望(英国世界史)の勉強をガッツリして、結果、最終的には受けた私大は全て合格されました。
おそらくですが、これがもし夏の模試から焦り始めてとかで、大教大目指して最後まで5科目でやってたら、英語が尖り切らず、また日本史も難関私大水準まで知識の補充が間に合わずに大教大はおろか関学教育も全滅して大和大か武庫女になっていた可能性もかなりあると思います。
#たぶんそうなってたかと・・
世の中には神大や公立大水準の大学を受ける生徒さんであるにも関わらず「前哨戦のはずの関関同立全落ちするのは・・なぁーぜ?なぁーぜ?」な人というのは毎年たいていの進学校でいると聞きます。
で、、、私が「そのお友達って塾通ってたん?」とウチの子に聞くと、ほぼ「通ってます」となります。究永舎より高額ブチ込んでそんな目にあってるのはホントになぁーぜ?なぁーぜ?以外の何物でもないのですが、まあ、、、それも大学受験です。
げに大学受験は難しい。。。
#明日からまた数日更新怪しいッス..
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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