おはようございます。
26日、万博公園野球場第一試合の豊中vs関大北陽戦の応援から帰ってきた豊高3年軍団が全員日焼けを通り越してもはや“火傷”の領域で自習室に帰ってきたことに改めて1999年の高校球児であったことに安堵している重本孝です。
#豊高野球部3年生の皆様お疲れ様でした。
#リブログありがとうございまーーーす!!!!!
月曜に高3生に話した・・・「○○は絶対目指しちゃダメ!」
いよいよ金曜から中3の夏期講習の授業が始まりますので、昼過ぎ〜22時過ぎまでオール喋りまくりすてぃの日々となり、生徒さんが帰った後の重本の教室での仮死率が高くなり、ブログの更新が危ぶまれることをご了承下さい。
さて本題です。
今日は月曜に高3のクラスで話したことをシェアさせて頂きます。
結構地味ですがめちゃ大事なことです。
時間があれば8千万個くらい大切なことを話したかったのですが、時間が有りませんでしたので「2つ」に絞って話しました。
まずそのうちの1つ目が最近何度か書いた「長期休暇にアジャストさせたルーティンを作ること」です。
「明日は○時に起きて自習室行こ!」とか、そういうことを意志の力を使ってやろうとするからシンドイんだと。
「毎日○時からやる!毎日やる!」みたいに、明日どうしよ・・とかでなくて、毎日この流れでコレやる!っていうことを決めるのが大事です。
# そのために「ゴール」の設定が大事なのですが長くなるのでそこはハショリます。
王貞治さんの「寝る前に素振りしないと眠れない」じゃないですが、実際に「毎日やらんと気済まん!」まで継続することが大学受験勉強においては大事で、いわばそのレベルが水泳教室の10級クリアみたいな感じです。
しょーもない例ですが、私のこのブログなんかも「よくそんな毎日書けるな〜・・」と半ば呆れられんばかりの勢いで言われることがあるのですが、もはや風呂に入るのと同じレベルで習慣になっているので、書きながら眠気に襲われること以外はなんらシンドイとか、ネタに困るなどといった、その類の葛藤はありません。
#ていうか塾講師にブログは本当にオススメ
別にそういう聞き方をしたことはありませんが、進学校の成績上位陣の人で、歯を食いしばってとか、毎日自分との戦いに打ち勝って・・・とかで勉強してる人ってたぶんほぼいなくて、みんなコンビニで飲み物買う程度のノリでフラっと自習室来たり、毎日更新されるYouTubeの動画を1日のおよそ決まったタイミングでチェックするみたいなノリでパラっと青チャを開いている・・・・みたいな感じに私には見受けられます。
「効率的な勉強法〜!!」とか言ってずっと同じエリアを徘徊してる人が一生追いつけない人間の領域です。
例によって前置きが長くなり過ぎました。。。
それでは本日のメインディッシュである
「○○は絶対目指しちゃダメ!」
についてです。
はい、それはズバリ・・・
合格最低ラインは絶対目指しちゃダメ!
・・です。
例えば昨日、高校野球界隈では慶応vs横浜戦がホントにいろんなポイントでとんでもない試合となりました。
ご存知ない方用に簡単に説明しますと、甲子園をほぼほぼ手中に収めるところまで来ていた横浜高校が、試合の最後の最後で審判の誤審(?)とも取れる判定でピンチを迎えた直後、慶応のバッターのあまりにドラマティックな逆転ホームランが飛び出してまさかのそのまま決勝で敗退という幕切れに・・・そんな試合だったんです。
#アウト
ただ、、、見方を変えれば、これってもし横浜が5点差で勝ってるとかの場面であれば「おいおい、、今の絶対アウトじゃ〜んw」みたいな感じで審判の判定は流され、おそらくそのまま横浜が甲子園への切符を掴んでいたことと思われます。
実際、高校野球では誤審なんて毎日どこかで起こってると言ってもいいでしょう。
昨日は、ホントにたまたま「はい????」という判定をきっかけとして、その直後に「甲子園出場チーム」、しいては「夏の甲子園出場という栄誉を人生で掴んだ人」がホントに最後の最後でひっくり返ってしまった・・、だからネットなどではややコトが大きくなってしまいました。
受験もこれと同じで、「受験に100%はないっっ!!!」と世間では言いつつも、「ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜まず受かるよな。。。」っていう領域はやはりあって、実際そこまでの立場になって受ける子はやはり受かります。
ところがもし「おお、神大の○学部、2次で○割取ったらこの10年くらいの合格最低見たら受かってるやん・・。おっしゃ!その水準はイケるかも・・」みたいな発想してたら、だいたい2月の中頃の段階になっても3回に1回くらいは落ちるような得点能力で突っ込むこととなり、それなりの確率で例の曲を3月頭に聞くこととなります。
要は「4トンの重さまで耐えられます」っていう橋を4トンの重量のトラックで渡っちゃいけないっていうのとか、12時発の新幹線に乗るのに12時ちょうどにホーム着を目指して家で支度しちゃいけないのと同じです。
そんな感じでちょっとしたことではあるのですが、やはり「絶対に受かりたい!」のであれば、当然ですが「絶対に受かる得点能力」や「余裕で受かる自分」だけを最初から目指して受験勉強に取り組んで欲しい・・・そんな感じの話を高3生にはしました。
#当たり前体操
現場からは以上でーす。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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