おはようございます。

 

例によって悪魔の小道具Aと・・

 

 

 

小道具B(Aの肌触りが微妙なためAに敷く)

 

 

により・・

 

 

教室で仮死していた重本孝です。

 

 

 

 

げに長男長女(第一子)は生きにくい。

 

この仕事をしておりますと、当然保護者様からお子様の受験や学校にまつわる様々なご相談を承ることがあります。

 

また、私の場合はこのブログがありますので、これキッカケで、「究永舎が家からめちゃ遠い」や「通いたいけど学年がまだ幼い」といった方から、ご質問をお受けしたりすることもあります。

 

あとは当然のことながら教室では日々校内生の保護者様と面談をさせて頂いたりなどもございます。

 

 

そういった経験から言えることとして、やはり受験に関しては圧倒的に“「第一子」という立場のお子様”についてのお悩み・ご質問・ご不安が、私が保護者様から承るお話全体の中でもダントツ過ぎるくらいダントツで多いです。

 

これは何もテツ&トモになるまでもなく、理由については読者様も予想がつくことかと思います。

 

その理由とはシンプルに・・

 

「初めての子でよく分からん。。。」

 

ということなのではないかと思います。

 

#違ったらすいません


 

実はかく言う私も自分自身、男3兄弟の長男でして、今でも子どもの頃の、母親の言っていた「お母さんも“親”って初めてやるからな、、、人間何でも初めてのことは上手くできひんからw」というセリフをよく覚えています。

 

#そして長男はこんな大人になってもうた..

 

 

 

 

そしてまた・・・

 

このことは逆に言えば、自分が家族の中での立場が「第一子」だという生徒さんからすれば、場合によっては平均水準よりも悩まれてしまったり、そもそも悩まれる必要のないことで悩まれてしまったり、言われる必要のないことを言われ続けたり、たぶん誤った戦略レールに乗っけられたり・・などの事態に遭遇する確率が第二子以下の立場の子よりも格段に高くなりがちということが言えるのかもしれないなどと思ったりします。

 

 

げに長男長女(第一子)は生きにくい・・・です。

 


 

私自身20年以上塾講師という仕事をやってきて思うのは、まず、お子様の受験に絡んだことで心が平安でない状態になられている保護者様の99%というのは、「子どもの成績で悩んでいる」・・・のではないということです。

 

確かに言葉で表現すれば「子どもの成績で悩んでいる」という表現になる方もおられると思うのですが、そうした方も含めて、やはりその“非平安”の根っこは

 

今の状況をどう捉えていいか分からなかったり、先の展開が見えなかったりすること

 

・・なのではないかと現場では感じています。

 

当たり前ですが(独身フォーエバーの私が言っていいのか分かりませんが)、成績が良かろうが悪かろうがそれが愛情や我が子の今後の幸せを願う気持ちに影響があるなんてことは普通なくて、単にただただ漠然と、、

 

「なんかよう分からんけど、、、、あんまり本人にとって望まない環境にしか行けなくなるなんてことになったりはしまいか??・・そんでそこから本人の人生がなんとなく暗い方に転んだりはせんだろうか・・・」

 

・・みたいなお気持ちになられているのではないかと日々の現場から想像しています。

 

ちなみに受験直前期は生徒さん次第では「自分が親やったら子どもが受験に落ちたって、絶対に『進むことになった学校で頑張ったらいい!』って思うやろ?だから落ちたら父ちゃん母ちゃんがガッカリするんじゃないかとかそんなんは考えなくていい。」という話をしたりします。


#勝手にこんな話してすいません




 

また逆に、、、、、少なくとも受験に関したことについてはお気持ちが常に平然としておられる保護者様もおられます。


そういう方って必ずしもお子様の成績がどんな高校・大学にでも入れる状態にあるというわけではなく、また、塾の先生をやったことはないが今後の我が子の受験的展開は読めている受験千里眼をお持ちの方とかでもなくて、、、、、「まあ進学先は収まるところに収まるであろうし、その後はこの子がどうするのか見守らせてもらう。ぱわー。」という感じで、要はそもそも【今の状況をどう捉えていいか分からなかったり、先の展開が見えなかったりすること】自体をイシュー(解決課題)だとは1ミリも思っておられないような印象を受けます。

 

あとは・・「親からこんな接し方されたら嫌やろうからせんとこ思って何も言わんようにしてます。苦笑」みたいなこともよく仰ってます。

 

 

 

だからと言ってここで誤解して頂きたくないのは

 

今の状況をどう捉えていいか分からなかったり、先の展開が見えなかったりすること

 

にご不安をお感じなられるのはやめましょうみたいな、どの立場から言うとんねんなことを書こうというのではありません。

 

人間何を言われたところで何かを不安に感じるときというのは、「不安に思うものは仕方ない」・・・ですから。

 

 

ただ、私が自分自身の経験からお伝えできることは、決して簡単ではないのですが、とにかく孟母三遷といった風味で、もちろん今すぐ実際に引越しまでせずとも、やはり・・・う〜ん・・・バッチリのニュアンスの言葉が今パッと浮かばないのですが、とにかく「人」を探すことは大事だと思います。

 

当たり前っちゃ当たり前なのですが、「この人になら任せられるな」という人を探すということですね。

 

もちろん世の中の保護者様全員にそんなことが必要だとは思いませんが、少なくとも受験に関して今の状況をどう捉えていいか分からなかったり、先の展開が見えなかったりすることで生じる不安というのは任せる人に任せれば、目が悪かった人が生まれて初めてメガネをかけたときのように視界良好になり得るということは普通にあるというのをお知りおき頂けたらと思う次第です。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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