おはようございます。

 

夜の民家から漏れ出てくるカレーの香りにノスタルジーを感じる重本孝です。

 

#そしてCoCo壱へ

 

 

 

 

 

今日は昨日の続きです。

 

 

 

 

授業と宿題の役割って何だと思いますか?

 

この問いの答えに当たる内容を今から書き記すにあたり、これはあくまで私の個人的な「現在の解」であることをご理解下さい。

 

#つまり「こうあるべき」とは思ってないということッス

 

 

 

まずは【授業】についてなのですが、私の中では確かに授業には「知識の伝達」の側面もあるのものの、ぶっちゃけそれは私的には授業の付属品です。

 

つまり重本先生の授業に参加したら“必ずセットでついてくるもの”です。

 


ではメインは何かと言うと、厳密には、、、

 

授業というのは生徒さんの成績を上げるため・・というよりは、生徒さんが受験でサクセスできる人間になってもらうための洗脳布教活動です。

 

ほんのちょっとだけ具体的に書くと「価値観の擦り合わせ」と「そっちいっちゃダメだよ」の確認です。

 

#今日は前者についてだけ書きます

 

 

 

今日の内容は全体的にどうしても抽象的な感じになってしまうことをどうかお許し頂きたいと思います。

 

 

 

 

さて「価値観の擦り合わせ」とは、要は、理想に近い受験生・受かり易い受験生というのはだいたいこういう価値観や発想をしてるというのが経験上大枠であるので、それを授業を通じてあの手この手で表現して、生徒さんの潜在意識にその価値観を浸透させる行為です。

 

例えば魚類なら形は違えど絶対みんなエラ呼吸!みたいな感じで、受かりやすい子ってタイプはバラバラだけど概ねこういう部分は共通してるよね、っていう部分を現生徒さんたちに刷り込む努力を授業を通じてするということですね。


#1on1だと重くなるんで



ですから私の中で「良い授業」の基準というのは、これまた例えるなれば、読書をしているその最中にハッとさせられる印象的なフレーズを見つけたときのような、キレのある言葉、印象的なフレーズ、感銘を受ける視点、人にも話したくなるようなことなどをどれだけ繰り出せるかにあります。

 

基本、上位層の高校生から支持されるためには絶対にこうした行為ができる能力が必要だと私は思います。

 

 

読書される方ならお分かり頂けるかと思うのですが、良い本というのは、何も全体の読後感が良いというものに限った話ではなく、5年、10年経っても思い出せる、“あの1行”みたいなのがスパーンとあるのも良い本だったりします。

 

何かとてつもないターニングポイントとかとは違うのですが、でも、あの1行、ワンフレーズで自分の中の何かが変わった、あるいは何かが芽生えた・・・そういう言葉・視座を獲得できるのが読書の良い部分の1つです。

 


塾講師たるもの、日々、生徒さんにそうした

 

【自分の中の何かが変わった、あるいは何かが芽生えた】

 

が発露することを目指した授業を行い、受験でサクセスできる人間になってもらう方向を理想としたいと私は思っています。

 

 

ずっとこのブログでは書いてますが、基本「性格」や、そのベースとなっている「価値観」を変えないことには何も変わりません。

 

 

ちなみに受験生の授業の場合は、プラスアルファで生徒さんにする話があって、それは「授業は入試演習という発表会。日頃の自習の成果を先生やクラスのみんなに十二分に披露して良い意味でビビらせてや!」というものです。

 

これを刷り込んでおくことで、例えば木曜日に自習に来た子が、次の授業が土曜日とかの場合だったら、「木・金で苦手なこの単元やり込んで土曜の演習で出て来たら絶対そこ得点したる!」などと1週間にメリハリが出来上がると思います。

 

 

 

さて次に【宿題】についてです。

 

これも常々書いておりますが、私は宿題は少ないです。

 

で、、、、これ、理由を細かく書いたら複数あるのですけれども、今日はその宿題を「役割」という切り口で書きますと、宿題というのは私の中では「成績上げるために行う」のではなく、「生徒さんの性格・状態」を把握するために出しています。

 

世の中の宿題が多い先生というのは、おそらく「宿題で成績を上げようとしている」のではないかと思うのですが、そこの意識は私は違って、私は前述のような理由で宿題を出しています。

 

要は「この子は、今回の宿題からのこの小テストで(いつもだいたい)この結果ということは、潜在意識的には今こんな感じで生きてるので、よって、だいたい○高(or◯大)くらいの水準の子やな。」みたいなことを常々思いながら生徒さんの宿題の完成度を見させてもらっています。

 

ですから、宿題小テストが「0点」だからと言っても、私としては「そういう状況なんだな。」というだけなので、怒るとかそんなことにはなりません。

 

#青山の店員さんがスーツ買いに来たオジさんの腹回りをメジャーで測定するのと同じノリ




予定通り抽象的な感じになってしまって、どれだけ伝わったか不安ですが、以上のように授業や宿題などの小道具も使いつつ、生徒さんを把握し、気付けば受かっていた....みたいなのをその旨として日々教室を運営しています。



本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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