おはようございます。

 

軽い気持ちで今流行りの「推しの子 第1巻」をキンドルでDLしたら案の定止まらなくなってしまった重本孝です。

 

#こうなるの分かってるから迂闊(うかつ)に流行りの漫画手が出せないのよ・・

 



 

#リブログありがとうございます!!!!!!

 

 

 

 

とりあえず中学生の定期テストレベルで言えば成績は「性格」だ。

 

 

昨日、中間を終えた中2の女の子が・・

 

「先生、、、今回ケアレスミス多かったんで、“演習不足”という結論になったんですけど、なんかオススメの問題集ありますか〜??」

 

と相談にやってきてくれました。

 

 

 

私がその昔影響を受けた「イシューからはじめよ」よろしく、

 

ビジネスの現場のみならず、中高生の定期テストなどであってもやはりその本質的な問題からズレた部分に着手しても成果は得られないです。

 

 

 

そんなわけで私がその子に送った最初の返事は

 

(オススメの問題集は、、)

「無い。。。」

 

でした。

 

 

あんまりゴニョゴニョ言うのもアレだったので、まずは日頃の塾の宿題テストで

 

「満点じゃ無いと気が済まん!」

 

「何事もちゃんと覚えないと気持ちが悪い!」

 

・・そういう、言わば「キッチリ覚えないと嫌や!」という性格の色合いを濃くしていけば自然と成績も取れるからとだけ伝えておきました。

 

 

細かい説明をハショって言うと、結局成績・・というか運命を変えるには「エフィカシー」すなわち、「ここまでやらんと気が済まん!」の水準を変えるしか方法はありません。。。

 



 

世界のホームラン王である王貞治さんは、選手としてのラストシーズンで30本ホームランを打っているのですが、「30本ではファンの期待に応えられていない・・」という水準だったからこそ“世界の王”たり得たのではないかと思います。(実際に娘さんの理恵さんには「パパはそれ(シーズン30本塁打の選手)ではダメなんだ」と仰ったそうです)

 

 

 

話の規模は違えど、成績もこれと同じで「それじゃダメ」の水準がどこにあるかが一番大事です。

 

 

 

成績A

 

成績B

 

この両者の違いは能力面(記憶力や処理速度)の差もゼロとは言いませんが、そうした能力が決定的なものとなるのは難関大学受験水準になってからの話で、定期テストレベルで言えば、やはり一番大きいのは

 

「きっちり覚えないと気が済まない」

 

or

 

「きっちり覚えてなくても気にしない」

 

・・というこの性格の差です。

 

 

塾講師やってたらホントにそのことがよく分かります。

 

 

 

例えば先日フィジーク(ボディビル)の選手お2人がお話されている動画を見ていたのですが、お2人とも大会に向けて減量している際は、食べ物のグラム数を測定する「計り」無くしては怖くて何も食べられないと仰っていました。

 

「大会前はスマホより“計り”の方が大事。」とまで仰っていました。

 

世の中にダイエット法はあふれかえっていますし、ライザップなんていうのもあるのですが、結局は「何をどれだけ食べるのか分からないと怖くて食べられない・・」くらいのエフィカシーでなければ人並み外れた美しい身体にはならないのだと悟って、本日私はマクドナルドを食べます。笑顔

 

#ライザップのCM出られてた有名人の方軒並みリバウンドしてますよね・・

 

 

そんなわけで結局、成績を上げるためにはエフィカシー(ここまでやらんと気が済まん!の水準)を上げないといけなくて、その水準を上げるためには「現状の自分が恥ずかしい、および情けなくなるくらいの“理想”が必要です。」

 

人間は理想と現実とのギャップを埋めたいと心の底から感じたときに生き様が変わります。

 

 

ちなみに現在中2で一番成績のいい子は中間テスト最終日は前日24時に寝て、不安だから朝5時に起きて更に準備したと言ってました。

 

#つまりは重本要らん説

 

 

 

 

ただそういうのが分かっていても、そこで難しいのは、生徒さんに言わば「人生哲学」を変えるように迫る接し方を露骨に大人がすれば、それはガミガミ怒られるよりも何倍と精神的に、非常にサイレントな形で圧がかかってしまい、下手したら精神的に参るだけ参って終わりという結末になっちゃうことです。


#これが一番怖い



言ったら一般人の大人が、前澤社長から「よくそんな100億ほどもない資産で、時間の自由もないのに平気で生きてられますね。。。」って言われたら(絶対仰らないでしょうけど)、「・・・。」となるのと同じ感覚だと思います。

 

 

例えば究永舎のような宿題が超絶少ない塾なのにほぼ毎回きっちりとした暗記ができない子に、笑顔で「よくそれで平気で塾来れるね?」などとは言えないんです。

 

でも残念ながら「50点や60点の子」が「90点以上」を取ろうと思ったら、宿題が少ない塾が課す暗記の宿題なんてキッチリと覚えられていない方がおかしい!恥ずかしい!という生き様に変えないと運命はなにも変わりません。

 

 

結局、塾講師側からしても、塾として成果を上げるのには「もうちょいちゃんとやろかな・・」を生徒さんに積み重ねてもらうしかなく、生徒さんからしても結局そうした地道な意識のマイナーチェンジの先にいわゆる・・・人としての成長があります。

 

 

 

 

 

基本こういう話はブログのネタとしては好まれないので、日頃は光博くんとぐらいしか話さないのですが、これからも半年に1回くらいは書いていこうと思うのでまたこんな回が出てきた際は生暖かいでお読み頂ければ嬉しいです。笑

 

 

 

とりあえず寝て起きたら「推しの子」の続きを読みます。

 

#そもそも「推しの子」の意味が思ってたのと全然違った


 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室