おはようございます。
たまに高校クラスから来られた生徒さんから「え?なんで塾にドライヤーあるんですか?」って聞かれるんですが、これってそんな珍しいことなん??・・な重本孝です。
#この時期必須じゃね?
その志望校はフィクションです
塾講師からすると初恋はフィクションでもなんでも、みんな好きにしておくれなのですが、こと志望校に関しては「フィクションです」では困ってしまいます。。。
昨日は湿度が高かったので「ちょっとミスったな・・」と思いつつも、高3には「努力するしないは二の次でとにかく自分の立ち位置を常に気にして把握しようとすべし!落ちるところは受けてはならない!」という、もう何回話すねんというくらいの暑苦しい話をしました。
ちなみに暑苦しい気候でみんな疲れているのに(豊中高校は昨日が体育祭2日前)話の内容も暑苦しいゴリゴリの受験内容トークで今これを書きながら反省しています。
#ごめん
塾講師という立場からすれば高校受験から相対的に見た大学受験の難しさというのは複数あって、そのうちの1つが
【現在地から目的地までの距離と所要時間を把握してもらうのが難しい】
だったりします。
例えば大阪府豊中市にある究永舎から徒歩で六甲山まで行くのと、同じく徒歩で富士山まで行くのとでは、それぞれの距離感や所要時間だったらやはり六甲山の方がダントツで予想はし易いです。
【TO 六甲山】
注:電車が2時間49分なのはこれ撮ったのが終電過ぎた時間だったからです
【TO 富士山】
これと同じことが受験にも言えて、高校受験生と比べて大学受験生の方が圧倒的に志望校への“見積もり”は難しいですし、だからこそ、半数以上の子たちが放っておくと上手い具合に想像できず、いろいろ高校生は見誤ります。
具体的に言えば中3生が10人いたらだいたい8〜9人は適正校〜やや難し目な学校付近を志望校として挙げるのですが、高3生は・・・
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まるちゃん。進学校の学年半分前後順位から下の人は放っておくと夏休み明けくらいまで10人中だいたい13〜14人くらいは“フィクション”を志望校にかかげるんだけど、塾講師だったら、それを聞かされたときにマイク・タイソンみたいな顔しちゃダメだよ。
#成績がイマイチな高校生の京阪神公への見積もりはまず甘い
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このブログをそれなりの期間読まれている方であれば「重本、その話ホンマようしよんな〜・・・」とお思いでありましょう。
でもホントにこれは毎年高3生と自身の生活を賭けて対峙していないと絶対分からない風味だと思います。
また当然、「まだ言って新学年始まって間もないのにそんなこと言うなよ・・」の向きもあるかと思うのですが、特に文系で国公立志望の子はホントにもうこの時期で判断しないと一番目も当てられない・・・「本来もっと早い段階から冷静な判断を下しておけば楽々ゴールテープを切れたはずのところ」をギリギリでハラハラしながらやっと合格するような展開になってしまう可能性があります。ていうか受かればまだイイ方なのが大学受験です。(この辺を感覚的に人に伝えるのがかなりムズい)
ウチの子の話を聞いてても、学校のお友達で神大や大阪公立大が第一志望なのに、その前哨戦であるはずの関関同立に激落ちパパしてしまって2次試験を前に森田童子を通り過ぎてもはや『鼻から牛乳』状態という・・
#なんとかその場は・・・誤魔化せない
言うまでもなく受験はザ・ノンフィクションです。
受験産業は正直ではなく、こちらは「この実績はフィクションです」状態で、サクセスストーリーで射幸心を煽りまくるのですが、実際は現役生には聞こえないところでどこの高校でも『サンサーラ』(「落ちて〜る、落〜ちている〜〜・・・」)が流れまくってます。
#駿台・河合と掛けて
#新婚さんと説く
#その心は・・
「進路」に正解は無いものの、先を読んで動くというような感覚は受験、および就職などの際には結構必要なんじゃないかと思ってます。
いや〜・・今年もジワジワ始まってます。。。
ホンマに受験って4年に1回とかじゃダメですかね?
あと最後に、、、、久しぶりに聴きたい大人用に貼っときますね。
#お昼休みに職場で大音量で流してみよう
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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