おはようございます。

 

最近また駅の方の塾から今度はたぶん中3女子くらい(?)と思しき軍団が22時過ぎ頃にぎゃあぎゃあ究永舎前の交差点にいるのを見てウンザリしている重本孝です。

 

#大手の下位クラスはマジ魔鏡

 

 

 

少数派と多数派という見方を知っておこう

 

 

今日は短いです。

 

 

 

高校生を担当する上で日頃一番気を揉むのはとにかく生徒さんが「(気持ち的に)病まないか?」ってことです。

 

#とかく進学校はこれが怖い



最近はまた定期テスト期間ということで、とりあえずひっそりと気にはなっとります。

 

 

究永舎に通うのはいわゆる「進学校」の子たちで、そういう学校の子たちって、やっぱりなんとなく「まあ、この水準以上の大学には行く・・かな??????」みたいな潜在意識が自他共にある場合が圧倒的に多いです。

 

 

 

ただその点において、まずは冷静な分析から再度自分の今後を考えるという姿勢は絶対に必要です。

 

例えば、その合格者数が日本一であることからも、北野高校であれば京大、茨木であれば阪大のイメージがぼんやりとある人も多いと思うのですが、実際現役でそうした大学に合格できるのは例年だいたい全体の6分の1〜5分の1くらいの割合です。

 

 

つまり「北野=京大」「茨木=阪大」的なイメージというのはあくまで他の学校との相対性より出来上がったイメージで、実際のところ、はっきり言ってしまえば各進学校の生徒さんで「○大現役で行けたらエエな・・」と思って実際にそれを叶える努力ができる高校生自体が

 

「少数派」

 

であるということなんです。

 

#冷静に考えて「京大や阪大に行く」というのが普通なわけない

 

 

これと絡んで、進学校の子たちが思う「高校生以降の勉強」というのはそもそも多くの子がぼんやりと思い描いているより何っっっっっっっっっっっ倍も身につけるのは大変です。

 

こんなことを言うとあれなのですが、難関国立大学とかになれば、正直、「強い意志」とか「やる気」とか「モチベ」とかそんな次元でどうこうなる問題ではありません。

 

ましてや「勉強法」とか「神参考書」とか「神授業」とかそんなのお飾りにもなりゃしませんです。

 

#受験産業のルアー

 

 

実際そういうことをよく言うイメージのある塾・予備校というのは意外と(では全然ないのですが)合格実績を喧伝するような広告の仕方はしません。・・それが答えです。

 

 

 

 

 

結局、進学校の子と言えど、多くの子は「そんな勉強時間で高校以降で好成績なんて絶対収められるわけね〜・・」な行動を取った挙句、「う〜ん・・結構やってるのに・・」などと何が普通なのかを知らないまま、受験産業の養分へと“オモカジいっぱい”を切ってしまいます。

 

 

こんなこと言っていいのか分かんないのですが、、、、でも言うのですが、毎年進学校の生徒さんの授業中の顔つきとか、自習室の光景を眺めてきて、

 

「この子(○高の中で)○番台くらいやろな〜・・」

 

と思ってて、その予想が大きくハズれることはありません。

 

たまに「なんでこんなイイの???ええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!?????」はありますが、全員理系変態の子たちです。残念ではありますが・・

 

#残酷な理系のテーゼ

 

 

 

少なくとも厳正なる入試を経て、同じ高校に入ってる者同士なので、明らかに成績悪い子というのは頭の出来ウンヌンとかではなく単なる知識不足です。

 

頭の出来ウンヌンの話になってくるのは、文系でも理系でもせめて学年の上位4分の1以上に入ってる者同士において言える場合だと思います。

 

成績悪い人はマジで、、、、、、、、、「覚えてないだけ」です。


授業をやってましても成績良い子っていうのは知識量が全然違います。

 

 

 

以上で今日述べてきたようなことをベースの知見として、私はそもそも進学校で上位に入れないのは冷静に考えたら「普通」のことなんじゃないかって思います。


大阪桐蔭の野球部でベンチ外の子が決して野球下手なんじゃないのと同じです。(メンバー外の子もだいたい野球で大学行きます)

 

そこをちゃんと理解しないと病まなくていいのに病んだりする可能性があります。

 

進学校の子たちって「大学は行きたいからやっぱり勉強はやった方がいい。」・・・だけど「『やらなきゃ!』と思ってることができない・・」という、この板挟みの感情により結構“病ムチャ”や“病ンデレラ”になります。

 

けどそれは多数派、つまり「普通」なんだと捉えておいて欲しいです。


その上で「じゃあ自分はどこまでできるか??」っていう話になると思います。

 

 

 

げに大学受験は難しい。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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