おはようございます。
趣味がプロテイン収集になりつつある重本孝です。
#学生のときに欲しかった
#一昨日&昨日とリブログありがとうございまーーーす!!!!
「勉強計画作ったろか?」と言ってみたら・・
昨日の中2の授業終了後、“できればもうちょい頑張って欲しい子(女子)”が、中間テスト期間が迫っているということで、
「先生、英単語の覚え方ってありますか?(にっこり)」
と聞いてきてくれました。。。
塾講師重本としてマジ回答するのであれば、
「教えよか?ていうかそれ聞いてホンマに実行して全部覚える?」
となるのですが、オッサンなので、大変ショボイことに生徒さんに怖がられたり嫌われるのが嫌なので、
「いや〜、、申し訳ないねんけど、、、覚えるまで覚えるしかないねん。。。ホンマな〜・・、覚え方あったら先生が一番知りたいわ〜。笑 まあ、とりあえずまず最初に発音から絶対覚えてや。」
と言う形でそのときは伝えました。
実は指導の難しさってこういうところにあって、例えば先ほどの「覚え方ありますか?」であれば、懇切丁寧に「こうやって覚えるねん。頑張りや〜。」くらいが一番生徒さんが潜在的に求めている回答姿勢だと思うのですが、もうお分かりの通りこんなのただの茶番に過ぎません。
#ここが他のサービス業と違うところ
なぜなら「覚え方」なんてなんでもいいし、「覚え方ありますか?」と聞いてくる段階の生徒さんはまずはその生き様(哲学)が変わらないことには運命(このままいけば進学することになる学校)もまた変わらず、なによりも「覚え方」を伝えたところで、現状の課題は【やるべきことをやり通す力を身につけること】にあるからです。
こういう、それぞれの“成長ステージ”にいる生徒さん1人1人をその精神年齢や学校生活スタイル(部活など)など、もろもろを鑑みながら、毎週や毎日接していくその時間全てが「指導」に当たるので、まあ、変な言い方ですがそのせいで仕事に飽きるということはおそらく一生無いと思いますし、おのずと生徒さんの言動、仕草、雰囲気一つ一つに敏感にならざるを得ません。(もちろん敏感であると思われてはいけないのですが)
こうしたことと通底する話なのですが、、、、少し前、仕事後に高校生の数学サポーターであるカイトくん(卒業生で、豊中→現役神大経営)に「大学受験時代に『先生(私)がカイトの受験勉強計画全部作ったるからその通りやったらオッケー!』言うたらどう思う?」とたずねますと、予想通り、彼は苦笑いで、、
「い・・、いや、それちょっとキツイっす。笑」
という感じでした。
また豊中高校でクラス1位を何度も取っている女の子に、
「先生が『今後の勉強計画全部作る!』って言ったらどうする?」
とたずねますと、、、、即答(やや喰い気味くらいの勢い)で
「そんなん絶対イヤですw」
と、これまた予想通りの返しでした。
#夏くらいまでどっか旅行行っててイイかな?
今このくだりを読んで「そりゃあできる子だからじゃないの?」という感想をお持ちの方もおられるかもしれませんが私は経験上そうは思いません。
#脳の性質的にもそうじゃないはずです
最近の大学受験産業においては、おおむね偏差値50前後〜測定不可の水準の高校生をターゲットとして、
「正しい勉強法を知れば成績は必ず上がる」
「神参考書を使った独自の参考書ルートで完璧な勉強計画を作る」
などの呪文で、進学校の生徒さんから見たら絶対受けたくないサービスに対して、一部の大学受験生の親の財布がガバガバになる事象がそういう界隈であるのですが、費用面はさておき、“そっち”に行ったら、ホントに一生(社会人以降も)優秀な同級生との差は埋まらないどころか開いていくんじゃないかって思うんです。
合否以前に受験を利用して「依存癖」を強化してどうすんねん??と個人的には思います。
#もちろんそういう塾・予備校の合格実績は最重要機密事項である
なんかこういう話は書き出すと“ロマンティック”級に止まらないので、今日はこの辺りでお開きとさせて頂きます。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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