おはようございます。
チビッ子とすれ違うとまあまあな確率で頭付近を凝視されているような気がする重本孝です。
#視線が明らかにそれ
今回の高3全統模試の話をしよう。
最初に申し上げておきますと、まず国語はこの時期ガン無視して下さい。
特に今回生徒さんの得点具合を見ておりますと現代文が難しかったのかな??と思います。
とりあえず国語は無視しておきましょう。
#↓大学生のみんなはもう見たくもないであろう・・笑
余談ですが、国語に関しては巷に流布する諸々のご意見を見るたびに1人スマホの画面に向かって「あどで〜ぼくね〜・・」と日村さんの貴乃花幼少期状態によくなっているので、国語についてはまた別に書きます。
そんなわけでとりあえず国語は無視しましょう。アイアムジャパニズ三平です。
まず今回の模試というのは現役生は「受験生」として挑む初めての模試になるかと思います。
ですから経験上、まず力を発揮する以前に、「塾の先生や父ちゃん母ちゃんをクールポコにするスーパーボケ」、および「試験途中でのスタミナ切れ」を起こすことが人によってはあったりします。
#ウチでも何人かやらかしました 白目
#事前にこちらからは注意せずにやらかしてきてもらうのがポイントだったりします
もちろんそういったことが起こらない受験生も多いので、褒められた話ではありませんが、どちらかと言えば「やらかした子」については厳しいことは言わず、励ますか、イジり倒すなどでよいと思います。
まあ、良い経験ですし、模試でしか経験できない失敗ってマジでかなり貴重なので、これからもできるだけメジャーな模試は受けていくべきです。
以下全て現役受験生(医学部除いた一般学部)を対象とした内容となります。
とりあえず今回で言えば、
東大京大ー650前後
阪大ーーー600前後
神大ーーー550前後
地方旧帝水準ー500前後
があれば「ん〜・・まあまあまあまあ、、、バッチリ!!!とは言えないけど、うん、、、、まあまあなんじゃない。。。」みたいな感じです。笑
国語が難しかったことを考慮すると、上記からマイナス50くらいまではありかなと思います。
#東大京大は2次力あったら何でも受かる
逆に言えば、上記よりマイナス100以上下回るとなると、ふつうのスペックでは厳しいですし(英語70以上とかならまだあきらめはしなくていいかも)、マイナス150以上を下回るということであれば文理問わず、ふつうの高校生であれば基本的には作戦変更する方が吉です。
ただ、、、、ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜うしても希望の国公立から下げたくないということであれば、
①次の7月末の第2回での目標得点水準(これ下回ったら志望校下げる)を設定すること
②自習においてどの科目にベット(賭け)するかを絞ること
が重要になります。
言うまでもなく、特段脳スペックに自信があるわけでもないのに休みの日に(まだ春先ではあることを考慮したとて)10時間以上、百歩ゆずって8時間以上勉強できていないようであれば、ホントにマジで冷静になるべきだと思います。
ちなみに先ほど「作戦変更する方が吉」とサラッと書きましたが、大学受験の場合、多くの人がここを解像度低く捉えてしまう、というかそう捉えることしかできない場合が多いので、改めて、どうーーーーーせ塾に通うのであれば、ホントに責任持って、その受験生の日頃の生き様、脳スペック、性格などを把握してくれる環境をオススメしたいです。ていうかこうした環境は無しで、教科書・参考書に書いてることを聞きにいくだけの環境に何万も払う意味が分かりません。
#究永舎の場合はできるだけ中学生の頃から来て下さい❤️
とりあえず今回の模試でE判定だとかそんなのはどうでもいいので、少なくとも次の7月末までの道筋を見据えることが一番大事です。
文理別で言えば、理系の子はとにかく夏までは数理に8割、英語に2割で時間リソースを割くのがよいと思います。
英語がすでに9割前後に来れているということであれば数理に9割、英語1割でもいいです。
自習においては国社は「何それおいしいの?」でオッケー牧場。
2次で国語がある東大京大の子ももちろん国語は無視で。
とにかく理系の難関国公立は数理で決まります。中でも理科が強い方がポイントは高いです。
そして文系ですが、実は作戦パターンについては文系の子の方がその子の特質からいろいろ考えなきゃいけないことは多いです。
#理系は勉強量は多いですが作戦面で考えることは文系と比べると少ないです
私はいつも各生徒さんの
・志望校と、想定している最低ライン(最悪ここまでなら通うという大学)
・語彙力(=脳の情報処理速度)
・記憶力
・自習体質(スタミナと集中力)
・数学の伸びるペース
・理社の好き嫌いの具合
などを考慮に入れてその子と作戦ミーティングを行います。
一般に、今回の模試で第一志望の国公立が「見えていない」という子の場合、
・英語がまだ絶対的な科目になっていない
・数学がそれぞれ50前後かそれより下
・理科基礎がトータルで50前後以下
・社会がトータルで100未満
とかいう感じだと思います。
こういう子の場合、得点だけを見れば作戦コマンドは「全科目シャカリキコロンブス」1択っぽいのですが、この得点感の子にそれをさせると英語がトガりきらず、数学も滑り止めの私大で通じるレベルにならず、かといって社会も中途半端という、、、、ありがちな激落ちパパ一直線の体制となります。
文系の子の場合、理系の子よりも、「落ちたら私大」と考える子も多いのですが、その私大受験の際に選択科目は数学でいくのかい?社会でいくのかい?どっch..[以下省略]という問題がそれなりの受験生にはあって、そこをその子の第一志望の2次試験の科目と、8月に志望校を下げた場合に想定される志望校の受験科目まで考慮して作戦を考えないといけないです。
関西の進学校に通う文系の子で神大・公立大水準の子にとって一番最悪なのは全科目満遍なく頑張った結果、トガった科目がなく、2次試験を前にしてそもそも関関同立を「君はイカロスかい?」というくらい落っこちてしまいます。
もちろんかなりの高確率で2次試験も落ちて、、、
「なんで私が浪人に?」
になってしまうと。。。
こういうのは高校受験の場合とかだっら、○○高校がどうしても厳しそうであればコッチの高校!みたいに話は単純なのですが、大学受験の場合は【大学同士】【同じ大学の学部同士】【同じ学部でも受験日程】などなどそれぞれで受験科目・科目の配点の傾斜具合・そしてもちろん問題傾向などが違ってきますので、ホントにその受験生の体質と嗜好に合致した作戦をベースに頑張らないと、同じ頑張るにしてもメチャもったいないという現象は毎年全国で8億件くらい発生しているというお話です。
まあ、、、、、、大学受験というのは量こなせない人はどんな作戦立てようが結局第3志望以下くらいでないと受からないんですが。。。
#小中生はいまのうちに遊んでおこうw
私大専願の方についてはまた明日!
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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