おはようございます。

 

明後日の豊中高校3年生の遠足における、万博公園でのバーベキュー後、球技禁止、かつ芝生を傷つけずにレクをするという設定に、全統模試程度の難易度を感じている重本孝です。

 

#バーベキューして解散でもよくね?

 

 

 

大阪府公立高校入試の時代の変化についていこう。

 

その後結局中学生の体験授業は、中2でお1人キャンセルが出た以外は中2・中3ともに全員がご入塾となり、現在、中2クラスが9名、中3クラスが10名と特別枠1名の合計11名となっております。

 

そんな中、昨日は中2生の方が新たにお1人お問い合わせ面談にお越しになられ、中1の成績を見せて頂いた上で、いろいろとお話させて頂きました。

 

答案を見せて頂いて、お話の最初に私から「池田までは120%合格間違いなしです。豊中は『120%!』とは言い切れませんが、受かると思います。最終的に英語より数学の方が直前期は伸びると思います。」とお伝えしました。ちなみにその方の通知表はオール5でした。

 

 

昨今、学校にもよるのですが、この北摂の究永舎界隈で言えば、(確かに北野は依然別格ではあるものの)内申だけで言えば文理学科〜偏差値50付近の公立に受かる子までが似たような内申を保有しているケースは珍しくありません。

 

つまり実力との兼ね合いから、通知表45点満点(5×9教科)のうち44や45で偏差値50〜50後半付近の学校を受ける子もいれば、通知表40未満で北野をはじめ文理学科に受かる生徒さんもいるわけです。

 

現在大阪府の進学校は

 

中1の3学期の通知表合計×1.2・・①

中2の3学期の通知表合計×1.2・・②

中3の3学期の通知表合計×3.6・・③

 

①+②+③=内申点(満点が270点)

 

としているところが多いのですが、その計算式で、直近5年の手元にあるデータで言えば240弱(偏差値50〜60の公立平均レベル)で北野、220弱(偏差値50前後の公立平均レベル)で豊中にそれぞれ合格している方がおられます。

 

つまりそれだけ通知表(学校成績)から志望校を占うのは難しい反面(“あてにならない”とも言えます)、ぶっちゃけ私もそうですが、そこそこ経験のある塾の先生が見れば、昔と違って最終内申をそこまで気にしなくてよいので、答案を見るだけで「うん、どれだけ厳しめに見積もっても○○高校までは絶対行ける!」と生徒さんに言ってあげられます。

 

#この辺の感覚は言語化しにくいです

 

 

必ずしもそうでない中学校もありますが、最近の内申はホントに4や5がつき易く、そうした意味では定期テスト80点も90点も100点も5がつけば入試的には同じことなので、昔ほど定期テストの点数に敏感になることに意味がなくなっていると私は現場でやっていて思います。

 

#どちらかと言えば昔の内申争奪戦が異常だったんだと思います

 


 

2016年当時の制度変更後は相対評価と違って内申の予想がしにくく、「イヤやな〜・・」とか思っていたのですが、現行制度で何回も受験を経験した今となっては、「内申のせいで志望校が厳しい」とか「次の2学期の中間期末を“ハズしたら”おそらくこの子の志望校への道は断たれる・・」というところを恐れることがほぼ無くなったので、昨日面談させて頂いた生徒さんのように、例えば現在中2の方であれば、目の前の定期テストで無駄に一喜一憂することなく、デーンと構えて残りの2年間を使って余裕を持って入試本番を見据えた準備ができます。

 

そして言わずもがな、その準備とは自習力の伸長に他ならず、それはそのまま大学受験の準備になるわけです。


とりあえず最近の大阪の公立は内申にセーフティリードは無いので、最終的な伸びシロも込みで考えて、今現在、実力面でどの学校の水準にあるのかを常に把握しておくことが大事だと思います。


 

高校受験の塾によってはこの“時代の流れ”、つまり入試の要諦の変化に気づいておらず、先述の条件に当てはまる内申水準の子たち(内申的には進学校のレベルにすでにある子たち)に「定期テスト=塾の対策を受けて点を取る」の誤った意識を結果的には植え付けてしまい、無事高校生以降、

 

「中学のときみたいに定期テスト前は対策やってもらわないとムリ」

 

という高校生を量産し、見事に例のアレの繁殖に成功していると言えます。


#ホントにこの業界って上手いこと末永く集金できるようになってますね..苦笑


 

このブログでは2億回ほど書いていますが、大学受験というのは中学受験や高校受験のときの経験というのが必ず影響を持ちます。


少なくとも中3の段階で進学校に合格はできるけれど、高校生以降はキッツーなタイプなのかそうでないのかっていうのはめちゃくちゃ明確です。

 

端的に言えば、、、皮肉な話、「塾がサポートしてくれたおかげで合格できた」という想いが強ければ強いほど大学受験でもそのような体制の塾を探してしまい、受験産業と大学(特に私立をやたら受けて全落ちする人)の両サイドから取られるものだけ取られてサクセスしにくくなります。

 

#つまり受験s・・

 

 

 

 

中2の方も、中3の方も、少なくとも私の中ではすでに大学受験の道の途中におられます。。。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

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