こんにんちは。
誰が何と言おうと「世間の夕方は塾講師の昼!」論理で「この記事は昼更新!」と言い張りたい重本孝です。
#遅くなってしまいのぞいて下さっていた方、すいませんです。。
遠慮のカタマリ 〜「オカンがウザくないんでしょうね・・」〜
昨夜は究永舎創業時の理系講師で現在は自身の教室を運営する光博氏といつも行く深夜25時まで営業の焼肉屋さんに出向いておりました。
#土曜の深夜はほぼ毎回貸切状態
その席で私が
「最近の男子中高生ってオカンとの距離近い子増えてない?」
みたいな話を振りますと、氏も「それはありますね。」と。
実際、氏(3人の小中生の子供がいる)も自分自身の小学生の息子氏を見ていて
「オカンがウザないんやろな。。」
と思うことがあるらしく、自身の奥さんや、自分の教室に通って下さる保護者様と生徒さんを見ても
「決して“親が子離れできてない”とかそういう次元とはまた違う気がしますね〜。」
というセリフを炭火焼の網越しに聞いて、個人的には氏の発した
「オカンがウザくない」
・・というワードに非常に興味を持った次第です。
これと絡んだ話で、これまた最近感じることとして、今日のこの記事では遠慮なく言わせて頂くと、
「人の話を聞く姿勢」
とか
「空気を読まないといけない(周りに気を使う)」
というのをこれまで誰からも指摘されたことないんやろなと感じることは自分が若手講師であった頃のひと昔前と比べると、生徒さんを見ていて何となく増えたような気がしています。
#後にも述べますがスグ修正されるんで問題は無いです
もちろん私自身が若い頃も諸先輩方からそう思われていたのであろう・・・とは思うものの、それを差っ引いても(どこまで言っても主観的ではあるのですが)、男の子を見ていると
「少なくとも10代の頃に自分がいた世界だったら話を聞く態度で秒殺喰らうだろうな・・」
と思うことはどう考えても増えたなと思います。
・・・と、ここまで読まれると、今日の記事の主張はどこにでも転がるジジイの「近頃の若者は・・」という手垢にまみれ倒したクリシェ(常套句)に過ぎませんし、「そんな非常識な頭して40過ぎて独身のオマエはいかがなもの??」と反感を爆買いして終わりなのですが、実は・・というか、マジで私が言いたいのはここからです。
それは何かと言いますと、「それヤメて〜」と指摘すると、これまた最近の子というのはホントにビビるくらい速攻で修正されるということなんです。
これは単に究永舎に来てる子が根本的に優秀だというのもあるかとは思うのですが、だとて・・
「言ったこと理解してくれるん早っっっ!!」
・・と毎回思わされてます。
そうした(少なくとも私の中では)事実を受けてこれまた思うのは、
「思春期的・中2病的なメンタル面から来てる表層態度なのではなくて、ガチでこれまでの人生で他人から態度・姿勢面を指摘されたこと自体が全然無いんやろな・・」
・・ってことです。
こういうのってたぶん昨今の世情の中では、学校、バイト、会社などなど・・いたるところでこういう傾向ってあるんじゃないかって思います。
つまり、少なくとも他人の大人、しかもそれはブラック部活顧問やブラック上司などではなく、誰が見てもまともな方の大人というのは、若者への指摘に関して、
“ハラスメントの境界線を越えないどころか、それよりも内側の、本来は指摘してあげた方が良い範囲の、まださらに相当な内側にとどまろうとする”
という傾向です。
#つまり“遠慮のカタマリ”
たぶん塾とかでも「怖い先生」って我々世代が塾通いしてた頃とかと比べても圧倒的に減ってるんでしょうね。。
#個人的には「怖い先生」って言われるのは一番凹みます
さてさて・・・・そろそろ最後の意見を述べて終わりにしたいのですが、仮に今日述べて来たような傾向が世の中全体にそれなりにあるとすれば、おそらく大切なのは「この子は言って分かってくれるか?」という見極めが、先生、先輩、上司には求められるのだと思います。
実際に優秀な人ほど「地雷」に対する嗅覚に長け、それを避けるのは上手いので(特に社会人になってから以降の世界で)、おそらく“10代で開いている今日述べてきたような意味での差”が、20代でさらに加速度的に今の子というのは開いていくんじゃないかと世間知らずな私などは想像しています。
#知らんけど
そう思うと、反対に自分のことで言えば、自分の親もそうですが、大学1年生の頃から大手塾を退社するまで(26歳まで)接して下さった先輩方には改めてよくこんな生意気なやつにポイントポイントでご指導下さったな〜・・と柄にもなく考えてしまいます。
#相当な我慢もして下さっていたはず
#ホントにありがとうございます
#こんなにオジさんになりました..
「オカンがウザくない」・・・
光博氏と2人で「ふつう10代の頃って圧倒的にウザない? 笑」という意見に最後は達したものの(もちろん一般論のつもりはありません)、言葉には出しませんが間違いなく2人とも今現在仕事にドハマりして20代の頃よりオール自分の裁量で生きられていることへの要因の1つに親の存在を感じているのは間違いありません。
更新遅くなりましたが本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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