おはようございます。

 

全国の職場が新入社員を迎える中、昨日、40〜50代くらいとおぼしき方からの「講師採用やってますか?」のお問い合わせを頂いた重本孝です。

 

 

#社会人なった卒業生のみんな無理し過ぎずに頑張りや〜

 

 

 

新高1生にとって大切なこと。

 

新高1生、特に進学校の方であればあるほど、「友だち100人できるかな?」や「部活何しよかな?」などと同時に、

 

「勉強の方、、、大丈夫か???」

 

もあるんじゃないかって思います。

 

 

 

実際↓こういう感じ・・・

 

結局3年後に同じところに行く確率。

 

の事実があるわけで、確率論からすれば、今春の新高1の子たちもこの上記の確率通りになるはずです。

 

 

 

毎年文理学科生を筆頭に各進学校の高校生を眺めている身からすると、よく言われる「スタートダッシュで出遅れるな!」的なのは、これまた受験産業のありがちな煽り文句で、彼らは主に

 

1年生には

→「スタートダッシュでつまずくな!」

 

2年生には

→「大学受験は甘くない!今からやらないと間に合わない!」

 

3年生の夏期講習には

→「夏は受験の天王山!目指せ逆転合格!」

 

3年後

→合格実績煙む巻き君

 

 

という香ばしい風味を漂わすので、特に気にする必要はないでしょう。

 

 

ここは意見の分かれるところかもしれませんが、個人的に新高1生の子にとって一番大切なのは

 

「精神的にシンドくならないようにする」

 

が一番だと思います。

 

 

個人的な知見としてはいろんな地雷パターンがあるのですが、好きに書き出すとカラマーゾフの兄弟になること必至なので、今日は「定期テスト」について自己の経験より思っていることを書きます。

 

まず進学校の定期テストは1学期の間はまだまだみんな中学時代の習性が残っているので、多くの子にとって「やらな・・」という理性が残っています。

 

つまりまだ「オラの理性が残っているうちに・・」なので(知らん人ごめんなさい)、ホントの意味で高校生としてのその子のダメな意味でのポテンシャルは全然表出していない段階です。

 

しかしこれがどうして中学時代と同レベ、および、それより少し下がったテンションで定期テスト勉強に取り組んだところで中途半端、焼け石に水、お坊さんにツーブロックくらい意味なくて、とりあえずその得点結果は多くの子が少しずつ中学時代には見たことのない得点結果に色褪せてていきます。(この辺りも最近の北野や豊中の定期テストは“やさしくする”傾向はあるような気がしています)

 

そしてその後の一般的(と個人的な経験から勝手に思っている)な流れとしては、「自分だけが30、40取るならアレだけど、部活とかにはもっとヤバい奴いるしwww」みたいな感じで仕上がっていき、2学期期末から学年末にかけては、中学時代の理性はどこへやら、キレーーーーーに「欠点界のスーパーサイヤ人」と化します。

 

 

ここまでの話で一番知っておいて頂きたいのは、

 

最初はそれなりの点を取って分布表の上位にいた人たちも、ふつうの高校生はだいたい高1後半から“いなくなる”

 

・・ということです。

 

 

逆にスタートダッシュでは学年後半くらいからスタートした子でも、私から見て「まあ、イケるやろな。」という子はだいたい1年の後半くらいから「え??なんか成績エエねんけど。。。」みたいな一般高校生の逆向現象を図らずも演出してくれます。

 

つまり新高1生はスタート段階からかっ飛ばそうとするのももちろん悪くはないのですが、その高校に特に真ん中〜滑り込みセーフくらいで入ってる子って、「頑張らな!!!!」と力んでもやっぱり最初は「嗚呼・・自分的には頑張ったけど、、、やっぱり進学校じゃ通じないのか・・・」ってなる傾向は確かにあったりします。

 

でもこれまでの究永舎生を見てもやはり入学した段階の順位や、1学期の成績だけではまだ折れるのは早いと言えます。

 

とにかく“現役で難関大に受かる人の勉強スタンス”にじわじわとアジャストしていくことが大事で、そういった意味ではやはり自習室の利用は塾生にはオススメです。

 

 

ですから、結論としては高1の1学期というのはとにかく通学・学校生活・部活・新しく通い始めた塾などなどに「慣れる」「気疲れしなくなる」・・といったポイントだけに新高1のみんなは集中して欲しく思います。

 

#テスト勉強しなくてイイっていうのではないです

 

つまりテストの結果は学年後半順位だからって、1学期はまだそこまで焦らなくてオッケー牧場と。

 

 

成績面で言えば、とかく1年の2学期期末、学年末くらいからに「上向き」で終われればいいや・・くらいのスタンスで、そこに照準を合わせて頑張って欲しいです。

 

集中力・継続力・自習力といった大学受験生になるための3大要素が備わっている子はまずは英語で生き残れるので(高校受験の塾の大量宿題から解放されて喜びに浸ってるタイプは皆さん分布表上位から次第に消えていきます)、英語が全体順位を引っ張る形で少しずつ他の科目も形が整ってくるはずです。

 

あとは文理選択をミスらないことと、文系の子は数学をどの程度使う受験にするかの戦略さえミスらなければ、そうそう悪い受験にはなりません。

 

逆に言えば、集中力・継続力・自習力が無い子はどれだけ脳自体のスペックが高くても大学受験はきっつー・・です。

 

#そんなみんなを受験産業がお口を開けて待っている

 

 

大学受験生をお預かりする塾講師としては、高校3年間で、この高1の前半(高1生みんなのスクールライフが離陸後に自動操縦になるまで)が一番気を揉むところです。

 

 

とりあえず校内生の「現状の把握」はこちらでできるので(そのための顧問:重本なので)、新高1軍団は毎日睡眠第一で無理のない範囲で頑張っていって頂けたらと思います。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室