おはようございます。

 

とにかく花粉を吸い込むことにビビりまくっている重本孝です。

 

#切実

 

#リブログありがとうございます!!!!!

 

 

 

 

地域の公立トップ校が持つ本当の残酷さ

 

本日は地域の公立トップ校が持つ本当の残酷さという怖そうなテーマで書いていきます。

 

 

「トップ校」とは書いたものの、これから大学受験に向かわれるどの方にも通づる話でもあると思います。


マジメな話になります。笑


 

私は日頃の教室現場での感触から「校内で才能の差が一番出るのが(究永舎界隈の公立高校で言えば)北野高校じゃなかろうか・・」的なことをこれまでにも書いた・・・かどうかは定かではないのですが、面談などでは場合によってはお話させて頂くことがあったりします。

 

 

で、その心は・・・なんですけれども、、、

 



例えば、多くの小学校の通知表って、「よくできる」「できる」「がんばろう」とかだったりすると思うんですね。

 

そしてどこのクラスにでも通知表のほとんどが「よくできる」の子というのは何人かいたりします。

 

ところがそういう「“よくできる”ばかりの子」が中学校へ進むとどうでしょう。

 

同じように「よくできる」をもらっていた子たち同士であっても、ある子は中学生以降定期テストでほぼ毎回平均95以上の地元の公立トップ校レベルの成績であるのに対し、別の子は平均がだいたい90前後で、トップ校は厳しく2番手校がやっとのラインの成績を取る・・・みたいなことって、これもまたどこでにもある話なんじゃないかって思います。

 

これっていうのは結局のところ、小学校の通知表レベルでは「よくできる」をもらう子たち同士の能力的な部分をざっくりとでしか測れていないってことだと思うんですね。

 

・・・で、これと同じことが中学校のテストなんかでも言えるんじゃないでしょうかと。。。

 

 

もう薄々何をお話したいかが見えてきたかもしれませんが、実は公立高校の入試などにおいても、ホントにガチの上位層というのはまだそのポテンシャルを十分に測定仕切れていないまま入試を終えちゃってるんです。

 

つまりあくまで公立高校入試という範囲限定の戦いであるため、その子の本当の“強度”みたいなものが測りきれていないんです。

 

例えるなら、ある2つの建築物が震度5までなら全然なんともないように見えるのに、震度10になった途端に片方は崩壊するのに対して、もう片方はまだ耐えられている・・・みたいなイメージです。

 

 

個人的には特に数学の初修の単元においてそれは顕著に現れると思っています。

 

 

つまり中学時代の模試で同じ偏差値70〜75とかであった受験生同士であっても、それが公立トップ校入学後、そこでの授業ペースやテスト範囲になった途端に、多くの高1生にとってジワジワと目を向けたくない現実が迫ってくるわけです。。。

 

 

言ったらコレ↓に近い・・・

 

 

「まだ変身残しとったんかーーーーーい!!!!?????」みたいなバケモンと、そうでない自分との差を受け入れざるを得ない現実が一番くっきりするのが公立トップ校的な環境だと思います。

 

 

例えば、これまた究永舎界隈の公立高校で言えば、私はこれまでに北野から東大、京大、現大阪公立大の医医などにそれぞれ現役で受かる生徒さんから、学年中位〜やや下位に近い生徒さん、また豊中高校の上位〜下位までの生徒さんもそれぞれ見てきました。

 

それらの経験から言えることして、豊中の上位の子たちと中位〜下位にいる子たちの間というのは、そもそもの、その勉強量に圧倒的な差があるのに対し、北野の上位の子たちと中位〜下位の子たちの間の、その差というのは圧倒的な勉強量の差・・・とは必ずしも言い切れないといったところです。


#伝わって下さい



 

やや話が逸れつつ、かつ、大きくなるのですが、個人的には結局いわゆる“思春期”以降の10代から20代前半くらいまでというのはいろいろもがきながら「自分というものを受け入れていく」、「自分が自分に生まれてきたことを受け入れていく」・・・そんな時期なんじゃないかって思ってます。


逆に言えば、若いというのは、まだその「受け入れた自分」を今後どう展開するかというのを自己否定と自己期待とを繰り返しながら検討し、当然まだまだ成長もできるし、変えていける部分もあるしで、全然これからです。時間があります。(すぐ無くなるけどね)

 

 

でも、そうして自分を受け入れるって悲しい話でも何でもなくて、最近であれば、「大谷翔平」以外のほぼ全員の野球選手が自分の才能というものを受け入れざるを得ないのと同じで、結局どんな世界においても上を目指せば99.9999%の人間がどこかで自分の才能を受け入れざるを得ず、つまり誰にとっても当然の現象で、というかホントにむしろそういうのは早ければ早い方が絶対にいいです。

 

40歳まで自分には才能あると思ってて、41歳で自分には才能が無いと気づいたりなんかしたときの絶望感などは想像するだけでも怖いです。

 

 

#ピクチャーのセレクトがいちいちオジさん過ぎてごめんね

 

 


まあ、そういうわけですので、究永舎の高校生の子たちには、他人の受験勉強を参考にすることもあってイイんですけど、それで焦ったり、また逆に安心したりはそんなにせず、常に自分に期待と疑いをかけながら慎重に自分を仕上げていく意識に重きを置いて受験勉強を続けていって欲しいです。

 

これまでで得た全ての経験とスキルを出し惜しみすることなく、しっかり併走致しますので。

 

 




 

やはり“仮死”明けのボーっとした頭で書くとマジメになりますね。苦笑






 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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