おはようございます。

 

「高2受付停止」をブログに記載後、昨日・一昨日と2日連続で合計4件高2の方からお問い合わせを頂いた、引き続き主に泣いてますこと重本孝です。

 

#最後の1席ゲットの子のお問い合わせは3日前

 


 

中学・高校受験の塾と大学受験の塾の役割の違い

 

 

昨日に引き続き、これも高校受験と大学受験とで「違うよな〜・・」と個人的に思っていることがあります。

 

それは表題に書きました通り、中学・高校受験の塾と大学受験の塾の役割の違いについてです。

 

 

まず、それぞれの「受験」にそれぞれの特徴はあるのですが、個人的にはその決定的な違い第一位にはやはり「暗記ボリューム」を挙げたいと思います。

 

例えば高校受験などでは、正直、中学3年間たいして自習などしたことがなくとも日頃の塾の宿題と定期テスト勉強だけで直前期の1月、2月でも「何もない休みの日はゲームしてました。」的な子でも大阪で言えば文理学科などに受かってしまう子っていうのは結構普通にいたりします。

 

雑な言い方をしてしまうと、

 

“ちょろっとやったら覚えられて、なんか知らんけどそれなりに覚えてる”

 

ができちゃう子って公立高校受験レベルなどであれば全然あちこちにいるんです。。。。

 

#残念ながら

 

 

 

ところが大学受験はそうはいきません。

 

 

難関中高一貫校や北野や茨木の子の脳スペックをもってしても「全然覚えらんね〜・・・」の子は山ほどいます。


とにかく暗記ボリュームのハードルの上がり具合はクラスの腕相撲大会で同級生を倒した次の対戦相手が室伏広治というくらいハードル上がります。

 


こうしたことから、その受験性質ゆえの自然な帰結として、

 

中学・高校受験の塾

=ある程度身につけるところまで授業内でできる


※あとついでにどの子がどれだけ勉強してるか把握してくれる環境がほとんど(?)



 

大学受験の塾

=何を身に付けたらよいか?の情報を提供する

→本格的に身につける工程は授業外で自分でやる


※どの子がどれだけ勉強してるか日頃から把握してくれる環境がほとんどない

 

 

ということが一般論として言えると思っています。

 



 

なので、例えば理系の子なんかだったら、数学も物理も化学も全部いちいち懇切丁寧な他者からの説明を求めるというのはあり得なくて、やはり参考書で自力で粘り強く進めていける子でないとやっぱりキツいのはキツいんです。(これがデキないようにするのが受験産業の戦略だったりするんですが..)

 

残酷な話、「いやいや、、自分で参考書読んで分からんとこ中心に詰めていった方が早いやろ。」みたいなタイプの子から順に合格の席を占めていきます。

 





 

あまり大きな声では言えないので小さな声で話すのですが、、、

 

実際今春京大の地球工に受かったO氏の作戦は

 

・自習は数学、物理、化学にアクセルべた踏み

・休憩で英語

・国語は無視(2次の国語についてはマジで世間の誤解は多いと思ってます)

・共通テストも無視(本人曰く「地理はイケます」というのでその言葉を信じたが・・・苦笑)

 

・・で、ご本人曰く「数学も理科も参考書自分で読んでやるのが一番イイ」とのことでした。

 

非管理・非干渉・自由を愛し、抑えるとこだけ抑えときゃイイんだよ、、な受験生の勝利やなと。

 

 

#なんか知らん間に意味の分からん量の数理こなして勝手に受かった

#通塾往復2時間弱、自習室滞在13〜14時間

#いわゆる重本不要説

 

 

 


大学受験においては塾・予備校の「授業」を過大評価、および過剰期待し、自学を甘く見る受験生やその保護者様では勝つことは難しいと私は思います。自分の処理能力によほどの自信があるのであれば話は別ですが。

 

 

また最後に、先ほどもちょろっと書いたのですが、大学受験塾・予備校という環境においては、その子がどんな子で、自習レベルはどの程度で、今後の展開は・・・などを他者が把握してくれる環境もかなり減るというのが言えると思います。

 

 

実際、北野、茨木、豊中などでは国公立各大学の合格率というのは半分もいけばかなり良い方で、神大・公立大などでは合格率3割台などとういうのも全然珍しくありません。

 

#プライドの先に待ち受けるのは受験産業のブラックホール・・

 

 

しかし、これは究永舎の合格校をご覧頂いてもお分かり頂けるように、ホントにその子のことを見ていれば、国公立大受験の合格率で半分を割るなどという方が珍しい現象だと私は感じます。

 

これまたHPの合格校をご覧頂ければお分り頂けるように、高校受験も大学受験もその進路指導を行う感覚というのは個人的には同じです。

 

どれだけ逆立ちしても「無理なものは無理。」とか、「まあ、、、やめとき!」みたいな大学はほとんどの人にとってあるので、そういうのをキチっと突っ込んでくれる環境がほとんどの高校生にあれば北野、茨木、豊中など、各進学校の毎年の進路資料に載るような合格率は爆誕しないと私は思います。

 

 

とりあえず特に大学受験においては、究永舎みたいに、これだけ毎日自習室で生徒さんの様子を眺めて、保護者様との面談の機会と時間のある(「とりあえず今こういう状況で今後の展開予想こうです」と世間話しながらお伝えできる)大学受験塾はまあまあ少ない方なんかな〜?とは思うので、そこをポイントにされる方には重本はジョージ・有りアスかもしれません。カキーン。

 

 

新高1文理学科生の方はぜひ一度ご検討下さいませ。微笑み

 

#アリアス知らん人ごめんなさい

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室