おはようございます。

 

新高2受付停止を書いたブログ記事の当日に奇跡的にも2件のお問い合わせがあって泣く泣く「・・う・・う、受付停止中です。。」を返信せざるを得ず主に泣いてますな重本孝です。

 

#気になられる方は、いつか通うなら中学からいかがでしょう・・・

 


 

 

大袈裟過ぎる高校受験とナメられ倒す大学受験。

 

 

本日は個人的に感じている受験界隈への独断と偏見MAXの感想を述べる記事となっております。

 

 

まずは表題が今日語りたいことの全てです。

 

 

個人的には、世間は公立高校受験に対してあまりに大袈裟に捉える傾向があるのに対して、大学受験への認識は基本的にはゲロ甘フェニックスである気がしています。

 

 

おそらく受験勉強で最凶に効率が悪いのは、その子の中1〜高3の6年間において、勉強に割いた意識や時間の総和を10と設定し、高3の勉強量を最大と考えた際に、

 

中1

中2

中3

高10.2

高20.1

高33.7

 

ぐらいの配分感覚で勉強しちゃうことだと思います。 

 

おいおい、、、高校受験終わってからの高1、高2一番勉強してへんやん、みたいなやつです。

 

個人的に見聞きする感じでは割りかしこの比率くらいで勉強してる子とか、それをさせる大人の方って多いような気がしています。

 

 

でもこれっておかしな話で、特に東京阪神など難関10校(東京、京都、大阪、北海道、東北、名古屋、九州、一橋、東京工業、神戸)の受験というのは、勉強の全国大会や東日本大会、西日本大会に当たりますし、関関同立で見ても関西大会や西日本大会です。


そう考えると

 

中1

中2

中3

高10.2

高20.1

高33.7

 

はかなり意味が分かんないことになっています。

 

 

例えば、高校野球で甲子園(全国大会)目指す子って中学時代も強豪校へ行くためにしっかり練習するのですが、強豪校に入るとそこからさらなる激しい競争に巻き込まれたりもするため、それも含めて甲子園に出るために、高1高2は中学時代よりも、より気合いを入れて練習に臨みます。

 

それが全国大会を目指すということだからであり、高3から練習始めても甲子園どころか試合にも出られません。

 

 

ですからそうした観点で言えば、「高1の1年間って、下手したら中1〜2の頃より放課後勉強やってへんな〜・・だいぶ衰えてるわ〜・・・・」っていうのは非効率極まりないタイパ(タイムパフォーマンス)激悪ということになります。

 

進学校に合格はしたけれど、高校でサボってしまって結局大学受験は残念な方向で思ってもない結果になったな〜・・というタイプの子っておおよそ上記のような感じが多いのではないかと思います。

 

 

ところが実際現場で生徒さんの高校受験結果→大学受験結果を自身の死活問題としている講師の肌感としては、できれば、

 

中10.2

中20.3

中31.5

高1

高22.5

高34.5

 

くらいで、最終的に難関大を目指す中高生の方には頑張って頂ければと思っておる次第なのであります。


#君たちの合格にオジさんの生活がかかってます 真顔



要は中1、中2は定期テスト命で頑張る&自習力の強化を意識しながら、やはり一番のメインは学校生活で、時に悩んだりしながらも機嫌よく通ってもらって、中3では部活引退までは中1、中2とほぼ同じで構わないので、部活引退以降で、志望校に向け頑張りつつ、その過程で自習スタンスを大学受験生のそれに近づけていくというのが個人的な中学3年間の勉強の流れの理想です。

 

 

そして・・・

 

高1では新生活に慣れることを第一としつつ、勉強は

 

無理せず、焦らず、しかし継続だけはする

(↑これテストに出るのでアンダーラインお願いします)


ということをその旨とし、高校生活に慣れた高1以降から少しずつ自習ペースを上げ、高2では定期テストをペースメーカーとしつつ、受験科目を決定し、英数の牙を研ぐことにひたすら注力し、高3では目的だけに集中して全てを賭ける・・・

 

 

 

私の知る範囲では天才、および、“理系変態”ではない“「普通に賢い」の範疇の子”が「残念過ぎる大学受験」にならないためにはこれが一番良いと考えています。

 

というか大阪で言えば文理学科の上位でやっていける子の高校生以降ってだいたい今日述べてきたような感じのペース配分というか、高校生以降の感じになっていると見てて思います。

 

 

最後に、ある種これもかなり言いたいことなのですが、ぶっちゃけ高校受験というのは受験産業に煽られ過ぎてる感は否めないと思います。


#大学受験は煽るというより...[続きは明日書きます]


誤解を恐れず言えば、正直、たかだかそんな学校の定期テストや公立高校受験にそんな通塾回数・授業時間・大量の宿題なんて要らないし、ましてや特訓授業なんて絶対要りません。

 

中1の頃から週何回も受験産業利用して、進学校に受かったは良かったものの、高1になって塾無しになったら中1の頃より勉強してないなんて、先に鍋に火入れて、野菜とカレーを煮込む段になって火切ってるのに近いです。。。

 

 

特に英語なんですけど、先に述べたような私のような立場からすれば大学進学を志す高校生の子たち全員に一番頑張って欲しいのは高1です。

 

ここで大学受験の基本的な単語・文法をだいたい身につけてもらえれば高2の1年間で英語は目鼻立ちが整うので、上を目指し易くなります。

 

理系の子や神戸大以上を狙う文系の子は数学も同じくらい必死にやらないとキツイです。

 

 

大学受験においては、一般に、「部活引退以降から勉強ガチる!(偏差値上げていく!)」みたいに高校生の子がイメージしているのって、現実と比べたら、進研ゼミのマンガくらい「上手くいき過ぎてる展開」、、、というか妄想、および、「ただのドリームで草」っていう感じであって、実際はまず「大学受験生としての生活」すらままならず、受験産業の養分になるのが関の山です。


もうマジで受験直前期の冬期に今まで以上に講座取らされて落ちまくってる大学受験生とか目も当てられません。君たちは前前前世で受験産業に命でも救われたのかい、おい、オレの筋肉と。。。


とにかく高校受験が大袈裟に捉えられ過ぎてるのに対し、大学受験は甘く見られ、ナメられ倒してる印象です。

 

ちょっと喋り足りないので続きはまた明日書きます。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室