おはようございます。

 

いよいよ新高1クラスが本日からスタートなのですが、校内生のほとんどの子が会うのは試験前日の9日以来で「合格おめでとう!」を今さら言うべきか、もうさすがにいいのか迷っている重本孝です。

 

#3年後は何大生?

 

 

 

宿題を出す一番の意味。

 

私は中学生の子に対しては夏期講習前までの授業においては宿題を出しています。

 

だいたい授業中にやった問題の大問2〜3個とか、授業中に大問を5、6個やった日などはその中でも特に重要なものを絞って2、3個分を宿題にします。あとはこれに英語などは時期によっては単純暗記物が10〜20個ある感じなのですが、これも同じものを何周もするので、まともにやっていれば3周目以降はほぼ労力はゼロに近いレベルでこなせると思います。

 

要は宿題は少ないです。

 

私も昔は宿題がめちゃくちゃ多かったですし、お恥ずかしい話、生徒さんがまともに宿題をやってこなかったときは怒ったりなんかもしてました。

 

しかしそれはだいたい10年ちょっと前くらいから徐々にヤメにしていって、現在のスタイルに落ち着いています。

 

私がそうなった一番の理由というのは結局学力の伸びを決めるのは宿題の量ではないということに気づいたからでした。

 

 

まあ、そんなこんなで宿題が少なくなっていったのですが、その過程においてそもそもの「宿題」というものに対する位置づけというか、「宿題を出して何をしたいのか?」的な意味合いが、自分の中では大量宿題を生徒さんに出していた頃と全然違っています。

 

 

宿題を大量に出していた頃って、発想としては、「いかに“やらせて”1つでも多く覚えさせるか?」っていう感じだったんです。

 

でも今はその感覚は1ミリもありません。

 

 

学力をつける、知識・解法を1つでも多く身につけるなんてことは自習で勝手にできることです。

 

 

ただ分かってるんです。この青文字の感覚が一部の方に理解されないことは。。。。無表情


なのでこの話題は今日はしません。



 

話を戻します。

 

 

じゃあ、宿題で「1つでも多く覚えさせる」とかでないなら何のために宿題を出すの?ということなのですが、、、

 

それは一言で正直に言えば「エフィカシーを見るため」なんですけれども、もちろんこれじゃ分かりにくいので、より受験に即した説明をしますと、

 

 

どの学校のレベルの人の水準で生きてる人か?を把握するため

 

 

、、、ということになります。


#「ちゃんとやらんと気が済まん!」の度合いの違いが成績に一番影響する


 

例えば私のザックリとした感覚で言えば、

 

①北野高校余裕合格

 

②北野たぶん合格できるかな?〜茨木・豊中にはまず受かる

 

③豊中受かるかも〜池田120%合格

 

④豊中厳しいけど池田・箕面はまず受かる

 

⑤池田・箕面厳しい・・

 

 

・・ぐらいでいつもそれぞれの生徒さんの現在地をとらえていて、校内生の方や一度面談に来られた方はご存知かと思うのですが、「最低でも○○まではまず受かります」的なセリフはだいたいどなたにも毎回お伝えしています。


#だいたい「マジすか?」みたいな反応されることが多いです



 

そのセリフを言うことで頻繁に信用を失っているようならとっくの昔にこんな生徒数の少ない教室は潰れているでしょう。苦笑

 

 

もちろん中高生の子たちの中には「この子どっちや〜⁇」みたいな微妙な感じもあるのですが、それでも私の中では①〜⑤のどこに分類されるか?というのはほとんどの子がかなり明白ではあります。

 

これは私の特殊能力ではもちろんなくて、それくらい①〜⑤類型それぞれの特徴に違いがあるということです。

 

発想としては全然難しいことではなくて、我々塾講師というのは普段から、生徒さんや保護者様から、

 

学校テストファイルの綴り方

定期テストの失点の仕方

人の話を聞くときの雰囲気

みんなに混じって授業を聞く雰囲気

宿題小テストに取り組んでいる雰囲気とテスト完成度

各科目の授業中のレスポンス(頭の回転の速さ)

過去の記憶の残り具合

勉強に直接的には関係ないことの知識

親子の距離感

 

・・・などなど塾講師以外の方からは“盛ってる”やろと言われそうですが、マジで全部書き出したら50個以上はその生徒さんが①〜⑤のどこに当てはまってるかヒントになる情報というのがあって、言わば、それを教室で「浴びる」生活を何年も毎日しているので、必然的に、例えば「豊中厳しいけど池田箕面は受かる」水準だった過去の教え子の子たちと同じ共通点を保有している生徒さんであれば、「今のところ“そんな感じ”。」って言ってあげられるという感覚です。(で、どうする?みたいな感じです)

 

#一番分かりやすいのはやっぱり①

 

 

もうホントに保護者様に「絶対受かる!」と言い切れるくらいテッパン的特徴って、多分塾講師されてない方が知ったら「そんなとこまで共通点あるの??」って笑ってしまう、あるいは「おいおいそんなところに共通点あるとかウソやろ・・」みたいなのまでめっちゃあります。

 

 

高校生なんか入塾したての子が1回目自習室使ってるの見たら予想が立って、2回目でほぼ確信に至るんですけどね。。。(ぼそっ

 


 

 

とりあえずそんな感じですから究永舎に来たら毎日が志望校判定みたいなものなので、それゆえ保護者様にも「今のところ(受験的に)ここにおられます」というのは自信を持ってお伝えできます。

 

 

最後になりましたが、これまでいろんな生徒さんを担当してきて、確かに受験にも才能の差は結構あるのですが、それ以上に、どう考えても生きる水準(エフィカシー)を変えることなくして待ち受ける運命(進路先)を変えることはできないので、このままでは届かない志望校を掲げるのであれば「勉強法」ではなく「生き方(時間意識)」を追求しないといけないというのは、特に高校生くらいだったら分かる話だと思うので、意識としてはそういうのを持っておいて欲しいなと思って教室でもよく話してます。

 

 

 

気づけば真面目に書いてしまいました。笑

 

 

 

 

本日は以上です。


#新高1の子たち今日からまた頑張ろな〜!

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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