こんにちは。

 

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[業務連絡]

本日の朝に新中学2年生のみなさんに向けてのメッセージを記させて頂いたのですが、今これを書く前に、誤って草稿段階での文章(自分的に全然納得いかないメモ書きレベルの文章)を上書きしてしまい、“完成文”に戻せないので削除させて頂きました。。。

 

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#全ては昨夜の花粉のせい

#現在は体調バッチリどす

 

 

 

国語BC問題を解いてみた感想。

 

 

個人的にはこれまでの過去問の中でもスンゴイ良問だったと思います。

 

 

引き続き個人的な考えなのですが、元来、国語って、作問者側があまりに「ひっかけてやろう」「難しくしてやろう」という意図を持って問題を作ろうとすればするほどロクな仕上がりにならないと思ってます。

 

国語は他の科目と違って「満点ベースのテスト」、つまり、最低限の読解力はあるのかい?おい、俺の筋肉?を試すレベルでよいと思います。

 

言い換えれば、人並み以上に文章の読み取りが粗い人だけが見抜かれてしまうテストで十分じゃね?と。

 

もっと言えば漢字テストと、他人が読んで分かる文章力があるかを確認する作文だけでいんじゃね?くらいに思ってます。

 

すいません、個人的思想でした。。

 

 

 

さて、本題です。

 

 

前述しましたように個人的にはそう考えているので、今回の問題は、中3としての語彙&それなりに丁寧に読む習性があれば作文以外は満点を結構な人が十分狙えるテストだと思うので好きだな〜・・と思いました。

 

 

 

B問題。

 

総論だけ。

 

ていうか一言で言えばカンタン。

 

しいて言えば、大問の4で間違う人は出そうなので、ここを取れていれば国語で出遅れることは無さそう。

 

今回は箕面・桜塚なんかは作文以外は満点の子も例年より出るんじゃないかと予想します。

 

 

これはC問題にも言えるのですが、今回、選択問題と記述問題ともに、「ひっかけてやろう」「難しくしてやろう」という意図がほぼ感じられず、本当に「読み方が人並外れて粗い子」だけがアブり出される良い問題だったと思います。

 

 

 

 

 

引き続きC問題。(ほぼ今年はB問題)

 

これは前に書いた理科にも言えるのですが、今回、受験生がサバかないといけない文章ボリュームが本文・問題ともにかなり減ったので、受験生は緊張しながらもだいぶその力を発揮できたのではないかと思います。

 

 

大問1 ややこれまでと比べて珍しい素材のような気がしますが。本文の序盤を注釈にすがりながら読みほどいていくと、内容としては至極わかりやすい内容なのかなと。

 

問1 aは「そのこと」の指す内容を書けばよいということが分かればよい問題。文理学科生は必ず正解に近いものを書きたい。

 

b は奇跡的に9文字で[ b ] にアテ込んでもそこまで違和感がないような表現が本文に複数ある(・・と個人的には思う)ので、そちらをつかまされた受験生もいるかもしれない。ただ難しいとは言えない。

 

問2 これは典型的な「読み方粗い子」が間違う問題。文理学科生は落としたくない。

 

問3 あり得ないくらいスーパーイージー。もはやスーパー玉出なのではないかと。。。

 

 

 

 

 

#は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大問2 古文対策を必死に行なった中学生を嘲笑うかのようなフッツーーーーーの古文。たぶん国語が苦手な子でないなら1年前でも満点取れるレベル。

 

問1 余裕。

 

問2 高校古文でいうところの「原因推量の“らむ”」が分かっていればどうってことない問題だが、普通は中学生の段階ではそんなこと知らないのでややフィーリングに頼らざるを得ないが、まあ、、、たぶん正解できる子が圧倒的に多いと思われる。

 

問3 a 語彙力のない子が“明後日の答え”を書いてしまうのが目に浮かぶ。。。国語ができる子はハイパーイージー。

 

b 余裕。逆に落とすとハチに刺されるより痛い。

 

 

 

 

大問3 「含蓄」と「珠玉」は語彙弱の子は読めないかも・・・。「タントウ直入」も“「短刀」の子”はいそう。。。。

 

こういう読み書きを聞くだけでも国語のテストは十分だと個人的には思います。

 

 

 

 

大問4 とにかく今年は「何かありました?」と教育委員会にたずねたいくらい文章が短いし設問もカンタン。

 

問1 ある種、間違うとしたらこの問題かも。笑

 

問2 語彙弱の子にはムズく、そうでない子にはイージー。やはり国語のテストはこうあるべき。

 

問3 線③以降の、「言葉というおそるべき抽象は」、その後の逆接表現を挟んでからの「言葉という抽象は」という主語に注目できれば、書けばよい内容は明らかなので字数は多いが取りやすい問題。

 

これは8点問題で、数学の大問1ラストの関数と並んで、当落線上の子たちのクロスロードになるような、結構合否のカギになるのかなと個人的には思う問題。

 

問4 ちょっとややこしいが、今回は過去問と比べてだいぶと時間があったと思うので、丁寧に選択肢の問題と本文とを照らし合わせて確実に正解したい。

 

 

 

 

 

いや〜〜〜〜〜〜・・・ホントに理科同様に文章量がグッと減ってだいぶ余裕でしたね。

 

 

国語が得意な子は確実に稼げる問題で、これからもこういった作問を希望すると同時に、やはりいまだに冬期あたりから各種塾なんかで「国語が弱いので個別指導もつけてみませんか?」などの提案に乗ってしまう中学生・保護者様は世に絶えないのだろうな〜・・と思うとなんとも言えない気持ちになりマンモス。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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