おはようございます。

 

なんで先日の英検の記事だけがこんなに毎日読まれているのかを知りたい重本孝です。

 

#最終的に広報につながれば何でもOK牧場

 

 

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大阪ご出身の保護者様に知っておいて頂きたい公立高校入試の昔と今。

 

先日、中高一貫校に通いつつ高校入試をお考えの中学生の生徒さんとその保護者様と面談させて頂いたときのこと。

 

私が「中学受験をなさるキッカケとかっていうのは何かあったんですか?」とお聞きしますと、保護者様は

 

「最初のきっかけは、(公立中学は受験のための)内申を取るのが大変って聞いたりしたことですかね〜・・」

 

と仰っていて、コレって特にこの地域ではこれまでもよくお聞きするお話だったりします。

 

 

今日はそこのところを貴乃花&宮沢りえを追いかける梨元勝さん程度に追っていくテイストの記事となります。

 

#30年前のネタで恐縮です

 

 

まず大阪の公立高校入試で決定的なのはなんと言っても2016年(現大学4年生が中3のとき)に入試制度がガラッと変わったことです。

 

簡単に言えば内申点が相対評価(学年の順位で決まる)から絶対評価(担当の先生が定めた基準をクリアすればOK牧場)に変わったことです。

 




「・・・で??」

 




だと思うのですが、結論だけ申しますと、それ以前と比べると超絶怒涛に「内申のせいで上位校が受けられない」という現象がだいぶとなくなりました。

 

具体的には、内申が満点近くで箕面・桜塚(偏差値55〜50弱)ラインを受ける子も毎年いますし、内申は桜塚合格者の平均か下手したらそれ以下でも、当日、全盛期の小沢一郎先生なのかな?というほどの“剛腕”で文理学科(さすがに北野はちょい厳しいですが)に受かるような子もふつうに毎年いたりします。(あと、3中など典型なのですが、多くの学校で定期テストがめちゃくちゃ簡単になってます)

 


またそれと合わせて、基本的に卒業生のほぼ全員〜8割方が大学に行くような進学校の受験は

 

内申:当日の筆記 = 3:7

 

となっており、かつ、その3:7の配点が270:630なので、筆記での逆転幅も非常に大きいのは明らかなのであり、実際これは現場で見ていてもそう思います。

 

ただ、ここまでを見ると、今のお父様お母様世代の方で厳しい内申戦争を勝ち抜き、進学校合格を勝ち取られた思い出のある方などは、「なんや・・今の子って内申そんな感じなん??それやったら絶対今の高校受験生の方がエエやん!!!」になられるかと思うのですが、実は単純にそうはなりません。。。

 

 



ズバリ、問題がめちゃくちゃ難しくなってます。

 

 




今私の手元には一番古いもので平成5年の公立高校入試の問題があるのですが、マジで簡単過ぎてやばいです。

 

英語なんかたぶん今の文理学科受験の子がやったら10分くらいで満点です。笑

 

「んなアホな・・w」と思われるでしょうが、事実です。

 

#僕は

#絶対に絶対に

#嘘なんか言ってない

 

 

そんなわけですから、いいのか悪いのか昔どこの学校にもいたような内申ボーイや内申クイーンが、その性質だけでは絶対的な優位にはならず、時代は、多少先生ウケが微妙だとて、“腕力”はありまっせタイプの子が優位で、そうした点では学力アップ自己解決型の、要は大学受験に強いタイプの子の方が上位公立に入りやすい入試になったと思います。

 

実際、文理学科の国立合格者増や、この地域で言えば池田や箕面の関関同立合格者増の背景にはこうした制度変更が大きな役割を果たしているとも言えると思います。

 

#大学受験の問題難しくなってるんですけどね。。

 

 

とりあえずそんなわけですから、個人的な肌感では昔よく言われた「内申取るの大変だから私立中で勝負かけるのもジョージ・有りアスかな?カキーン(課金)!」は、いまや中学受験の理由にはなりにくくなってきてるのかな・・・とも思っています。

 

 

 

大学受験生もお預かりする身としては、常々時代に遅れをとらない受験感覚で教室運営を頑張りたいなと思ってます。

 

 

 

 

本日は以上でございます。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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