おはようございます。
新中2講座受講ご希望の方で再び大阪市内の瑞光中学の生徒さんにお越し頂いたのですが、もはやどのエリアからの通塾が遠方に当たるのかその判断がよく分からなくなってきている重本孝です。
#永遠プレッシャー
北野高校の後期中間考査(2学期期末)の度数分布表から見る進学校入学への要諦。
昨日持ってきてくれました。
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2023年5月15日
分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除
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いやいや・・・マジすかと。
まだ入学して半年ちょいやでと。
北野高校怖過ぎやないかいと。。。
これは現場での感覚的な話なのですが、やはり他の文理学科と比べると北野高校というのは生徒さん同士の才能の差が一番あるような気がしています。
つまり公立中学のテストっていうのは塾などの各種模試なども含め、当たり前ですが検定教科書の範囲におけるテストなわけです。
ただそれだとアクセル100で偏差値70オーバーや5科目合計475オーバーなのか、それともアクセル50で70オーバーや475オーバーなのかっていう領域までは計れません。
フットサルでメッシやクリスティアーノ・ロナウドの実力を測り切れないのと同じだと思います。
そこで本来なら駿台模試などで灘や開成、筑駒、早慶、ラサールなどを目指す中学生たちの水準まで知っておくべきなのですが、下手したらそもそもそういう模試があることすら知らない中学生もいるかもしれません。(別に受けに行かなくても過去問でいくらでも自分で偏差値出せます。今の北野の高2の子なんかは中3のときに9月〜12月分を5〜10年分?くらいやってました。)
なんにせよ、そういうわけですから、北野に入ってからのイメージが無さ過ぎる状態で入った生徒さんの一部には、入ってからの個々の持つ“アクセル”の違いに必要以上に打ちのめされる、、、なんてこともあるやもしれません。
#だから怖いて
例えば究永舎近くの豊中高校とかの場合、学年で真ん中以下と言えば、夜寝るのが遅めな露骨に勉強してない“典型的な高校生”なのですが、北野の場合はそれなりに日頃から勉強しててなんとか100番前後〜真ん中前後にやっと喰い下がれるか・・・という感じで、やはり“抜けた才能”か“自習狂”でないと最上位層に食い込むのは大変です。
少なくとも私が知る北野の最上位層はみんな、、、、ど、、、ど、、どっちの資質もあったかなと。。。(ボソっ
これはホントに個人的な感想なのですが、基本、入学前くらいから「次の受験、、、東大と京大やったらどっちがええかな〜・・・」くらいがデフォルトの子でないと、たいていキツいのかなと。。
例えば、、、
「いやいや、、京大なんて考えてないです。入れるところ入れたら。。。(まあ阪大くらいに入れればいいや。)」
くらいのテンションの子は、人によっては受験だけを考えたら豊中で3年間余裕を持って伸び伸びと自習して過ごした方が精神的にいいような気もしています。
#結局「人による」なんでしょうけれど
またそういう意味ではそもそも東大京大に行く人っていうのがどんな感じで3年間勉強しているのかっていうちょっとした肌感みたいなものが早い段階からあるかないかっていうのも非常に大きいのではないかと思います。
2015年に灘から東大に入ったN氏、2016年に北野から大阪市大医医に入ったS氏、そしてそんな先輩たちを見ていたY氏が2017年に北野から東大に入り、その姿を中3のときに見ていたY氏(同じ苗字)が2020年に茨木から京大に入って、さらにその後ろ姿を高1で見ていたM氏が2022年に北野から京大に入り、昨シーズンほぼほぼ1年間そのM氏の真後ろの席で毎日のように自習していたのが、今年京大を目指して頑張っている生徒さんです。
# あくまで自習狂の極一部の子たち
こういった系譜をたどって難関大に受かった生徒さんたちはみな一様に「○○さんの姿を見てあれくらいやる人がライバルなんやなと影響を受けた。」的なことを言うのを知っているので、もはや私は一生“ブース”を自習室に採用することはありません。
もちろん言わずもがな誰もが最難関大を目指す必要なんてないし、同じように努力をしないといけないとも思いません。
いつも書きますが、私はやったことないので「やりましょう」とはよう言いません。苦笑
ただ、、、、、
知ってた方が絶対にイイです。
今後生きて行く上で、できるできない、するしない関係なく、「努力って何かね?」っていうイメージがズレてるよりは全国水準のものをイメージとして持っておいた方が絶対にいいと私は思ってます。
できることなら中学時代からそういう先輩の姿勢というのを知った上で進学校に入るのがいいんじゃないかと思って、日々教室を運営しています。
今年もついに今日から本格的に熱い冬が始まります。
つまり、、、、
ゲレンデが溶けるほど自習したいなと。
後輩たちは先輩たちの姿を目に焼き付けておいて欲しいです。
本日は以上でーす。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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