おはようございます。

 

昨日旅行のお土産を持って来てくれた卒業生のJDが「今度○○でバイトすることなったんですけど、、、なんか陽キャ多いっぽいところみたいで、そんなとこで今度私自己紹介しないとダメみたいでなんか緊張してます。。。」というので、「そんなん満面の笑みで『わて、ミナミで金貸しやっとる、萬田いうもんですわ。』でええやろ。」と言ったら、真顔で「私“萬田”じゃないです。」と却下された重本孝です。

 

 

 

世の中の悩みの大半は基準の設定ミス 〜岡崎慎司選手のツイートに「ホンマそれ!」〜

 

昨日の起き掛けに元サッカー日本代表・岡崎慎司選手の以下のツイートが流れて来ました。

 

もう読者様であれば私の言いたいことはお分かりかと思うのですが、やはりこれって大学受験においても「ホンマそれ〜」で、やっぱり“勝つ”ためにはワールドカップでも大学受験でも何でも、まずそもそもの「基準」を知っておくことってめちゃめちゃ大事だと思います。

 

私はよく教室で生徒さんに「先生がジャニーズ事務所に履歴書出して、落とされて凹んでたらおかしいやろ。」っていう話をします。

 

実際、私はジャニーズに履歴書を送ることも無ければ、プロ野球のトライアウトを受けることもありません。

 

仮に挑戦して落ちても1ミリも凹みません。

 

なぜならボンヤリと感じる“基準”なるものがあって、自分がその基準とかけ離れていることが分かっているからです。

 

「うん、“基準”通り。」なら凹みようがありません。

 

 

これに関しては、今でも教室でよく話す「忘れられない思い出」があります。

 

もうだいぶ昔の話です。

 

 

 

それはある年のこと。

 

同じ進学校を6人の子が受験したのですが、その年度はいまだ振り返っても問題の難易度がヤバく難しい年度で、受けた子はみんなショボくれて帰ってきたのです。

 

で、そのみんなに「『確かに難しかったけど、言うて受かってんちゃうか?』って思う人いる?」と聞いたら1人だけ手を上げた子がいて、、、、

 

で、結局、、、、その年のその学校はその子だけが落ちました。

 

「できたかも。」の“基準”が他の子よりちょっと甘くて、それは確かに日頃からその子から出てないこともなかったなと。。。

 

 

そしてその子は大学受験でも現役で第一志望に落ち、浪人しても第一志望に落ちて、最終的には現役のときに受かっていた私大に進みました。

 

昔の生徒さんなので、高校生以降の取り組みが分からないのですが、結果はそうだったみたいです。。。

 

 

こんなことを言っても仕方ないのですが、今ならまだ中学生の頃から当時とは異なるステレスアプローチを掛けておいて、運命を変えることに貢献できたかもしれないと思わないこともありません。。。私のお尻も今以上に青過ぎでしたです、はい。

 

 

とにもかくにも、この例のように、同じ事象と対峙していてもその捉え方、“基準”といったものは人それぞれで、個人的には世の中の半分くらいの悩みというのは実はその人が持つ基準がそもそも甘めの設定だったことがその本質なのではないかと思ったりもします。

 

 それ全然「なんでや⁉︎」とかじゃなくて、「普通」やで「普通」、、、みたいな。

 

 

 

最近はこの界隈の定期テストの問題も簡単になってきて、近くのの豊中3中の3年の2学期期末の分布表など、

 

このような状態で、なんと数学の90〜100点台が101人です。。。

 

これって、将来的に(3中なので)東大京大に現役で受かる人から、関関同立が箸にも棒にもの人くらいまでが似たような点を取ってることになります。

 

まあ、3中なのでそんな中学生もいないかもしれませんが、もしこういったテストで「数学は苦手ではない」みたいな認識で高校に進めばどうでしょうか。。。

 

 

下手すると、呑気な塾とかに通ってたら「おお、、〇〇くんは数学イイね〜。」みたいなことをワンチャン言われちゃうかもしれません。

 

 

しかし、そんな中3生が高校生を1年くらいやった果てにたどり着く世界線は・・・

 

※今シーズン北野高校2年生の最初の中間テスト分布表

 

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2023年5月15日

分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除

 

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みたいな感じなワケなんですが、別に北野高校にとってこの学年が特別悪いわけではないでしょうし、過去にはもっとエグい「数学できないヤツ、、、○ねーーーー!!!」(ベジータ風)とでも言わんばかりのエゲツないのもありました。

 

#重本みたいなのは生きてていいんですか?みたいなw

 

 

つまりこれが“北野の普通”であると。

こういう世界線なんだと現場で見てて思います。

 

#怖い

 

 

 

これは別にそれが北野であろうと、他の学校であろうと、高校生以降も結果出てる人の中で、私から見て「なんでこの子が成績いいんか分からんっ???」というような子はいません。

 

豊中高校は昨日でテストが終わりましたが、やはりクラストップや英語で学年1位取るような子はテスト終わった日も自習して帰ってました。。。

 

 

 

私がとかく中学生の子たちに言いたいのは、「別に『やりなさい』とは言わない。」と。(「だって先生やったことないから。。。」)

 

 

ただ、、、、「“基準”は知っといた方が絶対イイで!」ってことです。

 

#あまり言い過ぎると特に真面目な女の子には「セルフ“圧”」につながるのでこの辺りのサジ加減がムズイんどす

 

 

 

 

 

漫画『ミナミの帝王』の中で萬田銀次郎のこんなセリフがあります。

 

「ゼニを稼ぐいうことは…最終的には自分の身を切り売りすることだす…」

 

 

これを強引に受験に当てはめるなれば、

 

「今までと違う結果を出す、および未来を変えるいうことは・・・最終的に自分の中身を変えるいうことだす・・・」

 

ということになろうかと思います。

 

 

 

 

何でも“基準”はできるだけ早く知った方が良いでしょう。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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