おはようございます。
天一と同時に、これに関しては値段が高くても構わないので、深夜に空いてる焼肉屋さんが欲しい重本孝こと目指せグルメブロガーです。
高2の選択科目。
昨日の昼間、池田高校の2年生の子から次年度以降の科目選択の件で相談を受けました。
その子は文系でいわゆる国公立志望なのですが、学校から金曜までに理科基礎の選択と社会の選択を迫られていると。
・・で、理科は私と話しながらその子はあっさりと決めたのですが、社会が日本史確定で、あとはそれと、、、
①倫理・政治経済 (いわゆる倫政)
②政治経済
③倫理
の3択のどれかを学校に言わなければならず悩んでいる様子でした。
そしてそれについてのやりとりで、、、、、まあ、自分には関係ないっちゃ関係ないのですが「はひ?」と気になったことがありました。
それは、その子いわく、
「私の周りはみんな『倫政取る』って言ってます。」
とのことなのですね。
旧1学区お住まいで、お子様が高校受験をされた、および高校受験をこれからされる方で、ここまでの話をお聞きになられて、そのときの私と同様
テミワイ?
とバックストリートボーイズのあの名曲が脳内に流れて来た方は素晴らしいです。
もちろんその生徒さんも池高生全員をチェケラしたわけではないはずなので、「私の周りのみんな」というのも、さすがに数えられる程度だとは思うのですが、、、、にしても「みんな倫政」というのはムムム・・・です。
大学受験において倫政というのは、基本的には神戸大水準以上の学校を受ける子がとる選択肢です。
地元で言うなれば大阪公立大水準以下の国公立を受ける子はその2つであるならば政治経済か倫理のどちらか1つで公民はオッケー牧場です。
そしてここからちょっと話がややこしいのですが、文系の子で一番気にしないといけないのはこのブログでも何度も書いておりますように数学との付き合い方(受験での利用の仕方)です。
これは私の経験上の肌感ですが、豊高から下の公立の文系の子は基本的に数学が遅くとも2年の2学期中には「まあ、やればイケそうやな。」という目処、具体的には文系数学で、それらの学校であるなれば数学はどれだけマズくても上位半分以上にランクインしてないと基本神戸大など夢のまた夢、ていうか無理です。
で、そうした立ち位置の子の場合、可能性として、例えば大阪公立大の一部の学部に見られるような国公立大学だけど2次試験で数学無しの学部を志望する可能性がそれなりにあります。
そしてそうなると今度は滑り止めの関関同立を英国社で受けることに一般的にはなりますから、そうするとどうしても日本史・世界史の負担が多めになります。
もちろん関学は受けないということであれば私大の社会を政治経済にしてもいいと思います。
話がややこしくなってきました。(校内生の方はこの辺の話はさすがに私に任せておいて下さい)
要は私が言いたいのは、、、非常に言いにくいのですが、池田高校って高2の今の段階でそんなに神大以上目指せる高校生・・・・い・・・い・・いらっしゃる???ってことです。
これ、、、3年になって授業で倫政取りましたと、受験頑張るでと、高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいイイもんな、まだ限界だなんて認めちゃいないさ、なんくるないさー、、と。
で、5月の全統で神大の偉大さ秒で分かりましたと、マジでホンマすんませんでしたと。
するとそうなった場合って、残りの学校の倫政の授業1年弱って単純に半分は受験的には不要になるということになります。。。
もしここまでを読者様で池高関係者の方がご覧になられていたら「おい、重本フザけんな!」かもしれないのですが、ただ神大って言ったら高2の段階で豊中でも100番以内には入ってないと普通は厳しいなと思います。
否、正直豊中でも100番付近では、中3時で周りから「茨高行けるんやん!」って言われてたようなポテンシャルの子でないと落ちる可能性の方が圧倒的に高いです。
私が先述の生徒さんの話を聞いて、「みんな」ってそれその中にまさか池高で100番以内にすら入ってない子も「倫政!」言うてないよな・・・と、ちょっと「本来誰かちゃんと話してあげないと・・」と思った次第です。
まあ、もちろん高校受験同様、ウチの子たち以外はダレドク?(テミワイのリズムで)なことに1人でも多く舵を切ってもらった方がいいっちゃいいのですが。。。
#悪魔
大学受験は併願や、「あかん。。。」となっときにスムーズに志望校を下げられる状態にいられることも踏まえ、高1と高2である程度“いろいろなこと”を見極めて、受験科目の選択を行わなければなりません。
その上で「とりあえず上目指す!」はありですが、そういうのが無い状態で、それこそ例えば神大の可能性がすでに極めて低い状態なのに倫政を選択するというのは、まあ、、、、ホントに学校も生徒さんも誰も得しません。
結局、見る人が見れば「そこ地雷だよ」って分かるところにモロにステップして吹っ飛んでる(場合によっては地雷を踏んだことにすら気づかない)高校生はそれなりにやっぱりいるな〜・・と思いました。
(ここで久しぶりに使います、、)知らんけど。
ホントにこの地域は神大に届きそうな水準以上か、早い段階で関関同立第一志望にするかしないと、その間にいる子というのは、高2から高3の夏の全統までは舵取りがオニ難しいです。毎年やってますがこれからもそればかりはカンタンにはならないだろうなと思います。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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