おはようございます。
朝はいつも冷水洗顔・歯磨き→シャツとズボンのアイロンがけでスタートするのですが、昨日の朝、寝起きの膝の上にモロにアイロンを落として秒で目が覚めた重本孝こと眠眠打破です。
#余裕で朝からブルース・リー
もしも職場の面接に我が子が現れたら?
これまで仕事柄、嫌われること、および「お前(重本)、そもそも結婚もできてない独身で子育ての大変さなんて知らんやないかい・・」と思われること覚悟で、
お・・・お・・お母様・・・・・、い・・、言いにくいんですけど、、、、も・・・、もう〜〜〜〜〜ちょっとだけ○○くん/○○ちゃんから・・、そ・・、その・・・なんと言いますか・・・、きょ・・、距離を取って頂くと申しましょうか、、、、その・・・ごにょごにょ・・・
的なことを言ってしまったことが・・・、たぶん、、、まあまああります。
もちろん全ては合格する確率を1ミリでも上げるためですし、無理を承知でお願い申し上げております。
で、その先ほどの「距離」という言葉も自分的には実はそこまでしっくりきてなかったところがあるんですけれども、昨日書いた、「主観から客観」というどこかの塾の先生のツイッターを読んで「それそれ!」と思った次第です。
#ありがとうございます
塾の先生をやっていると言うまでもなく多くの保護者様とお子さんのコンビ具合を目の当たりにします。
保護者様にとられては、お子さんがホントにまだ何もできない幼児の頃の接し方から、お子さんが例えばオッサン・オバさんになる頃の接し方に至るまでいろいろな接し方(距離感)のグラデーションがあると思います。
ただ、もし仮に中高生のお子さんをハタからは見えなくして、保護者様の接し方だけを観察するみたいなことをすれば、子どもはまだ小学校低学年くらいなのかな?と思えるような接し方の方というのは全然珍しくなく(いわゆる年齢の割に構い過ぎ)、そしてそういうお家の子は例外なく幼いです。
受験というのは学年順に挑んでいくわけですが、そこに精神年齢的なのは考慮に入っていないので、基本、幼い仕上がりの子は損です。
なので私は生徒さんに受かって欲しいので、経験上どうしてもそこがネックに感じる場合はそれを共有して、今後の目指したい展開を保護者様にお伝えします。
もちろん言うまでもなく、その子の成長過程として仕方ない感じなのか、保護者様にちょっとずつ接し方を変えて頂いた方がいいのかは自分の中で検討します。
#スグ結論は出ます
理想としては、もう小学校5、6年生から、中学生以上になったら、保護者様がご自身の職場の若い子を見る(評価する)のに近い感覚で、ご自身のお子様を評価する(というのも変な言い方ですが)というのが、どんな子どもにとってもベストなんじゃないかと思います。
実際、お子様もいずれ誰かの部下や、どこかのいわゆる下っ端からそのキャリアをスタートするのですから。
ただ・・・・、さすがにそれは子育てをしたことがない私でも「ほぼ無理。ていうかできない。」というのは想像がつきます。
でもこれってやっぱり「ゼロ・ヒャク」の話ではなくて、度合いがそれぞれ十人十色あるものです。
どこまで信じて頂けるか分からないのですが、私は今まで生きてきて、親ほど自分のことを低く評価してくる人間に出会ったことがないという風に思っていて、実家を出て、社会に出てからの方がすごい生き易さを感じています。
これまで、家を借りる、テナントを借りる、お金を借りる、いろんな場面で保証人を求められる場面が複数ありましたが、親には余裕で全て断られ、私の場合は全て赤の他人、つまり社会人になってから知り合った先輩方です。
#多くの先輩方がおられなければ
#究永舎は作れませんでした
こうした客観的事実も多少あって、私としては、親よりも他人からのほうが信用してもらえるな〜・・という感覚で、プレッシャーもありますが、「ホントありがたいよな〜」と思ってこれまでやってきています。
こうした主観的な経験(捉え方はもちろん読者様次第でいろいろあると思います)もあるせいで、余計に個人的には、逆に「親からもらってきた評価よりも社会からもらう評価の方が低い」っていうのは子ども本人は後々キツイだろうな〜・・と思うときがあります。
入試なんかも、他者から評価をくらう最たるものの1つですから、やはり「親子の距離が“離れている”」方が同じ能力なのであればその勝負としては圧倒的に有利です
#生きていく上でも有利なんじゃないかなと..
結局、子育てをしたことのない人間がハタから見ていて一番子育ての難しいと思うところとしては、「めちゃくちゃ主観的にしか見られないものをめちゃくちゃ客観的に見た方がいいところ」にあると思っています。
何事も人は「あらら・・」と思ってもそれを指摘するなんてふつうはあまりありません。
#私の髪型と同じで
関係を悪くしたくない(自分が損をしたくない)というのもありますし、その「あらら、、」は、本当に小さく些細なところに出るからです。
ただ何事も微差が大差になるのが間違いないというのは、受験において、これまでいろんな受験生を見ていても明らかで、私としては生徒さんが落ちまくっちゃったら教室が潰れて明日から生活に困るので、これからも各生徒さんに「言おうか・・・言うまいか・・・」の悶々とした葛藤は続けていくことになります。
もちろん生徒さんや保護者様、そして読者様も、まさに今日の記事はじめ、私に仰りたいことは、日々、大小お有りかと思います。
そういった背景も心に留めつつこれからも仕事をします。
ちなみにこういう心理があるからこそ、社会人になった生徒さんから「先生元気ですか?こっちは元気ですよ。」的な連絡があったときはホントに嬉しいです。
今日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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