おはようございます。
これを書いてるのは現在3日深夜。
土曜は喋り過ぎてヘロヘロッピゆえ、三十一文字で書きます。
#むり
同じやつ3周と似たようなの3冊ならどっちがいいか?
個人的には絶対に前者、つまり同じ教材3周(・・か、それ以上)を激推したいと思います。
例えば、教材A・B・Cの3種類があって、Aを完璧にした。すなわちAに載ってる問題なら瞬殺できるし、もちろん説明もできるというレベルになれているのなら、これはB・Cの問題も大半はできるようになっているに等しいです。
なぜならよほどレベルのかけ離れた教材同士でない場合、ほぼ内容はかぶるからです。
受験というのは相対的な力を問われる競技なので、結局ライバルができる問題は自分もできないといけないし、ライバルができない問題は自分もできなくても取り立てて痛手ではありません。
ですからとにもかくにも「この学校を受けるライバルならできるよね。」な問題を反射神経のレベルで身につけておくことが肝要です。
入試という、その日、そのタイミングでできなければ(ミスれば)終わりという極限状態の中ではどれだけ反射神経のレベルで身につけているかが重要になってきます。
ですから(申し訳ございませんが)高校野球に例えるなら、バッターが、150kmや160km、またはかなり落差のある変化球を打つ練習をしても、それって練習してるorさせてる側は“スゴイ練習してる感”はあるのですが、残念ながらあまりその練習は勝利には貢献しないです。
そもそもそんなボールを投げる投手は高校生レベルではほとんどいないし、いたとしても試合中全てその精度で投げられるワケがないからです。
打てる球が来た時に打つ!
これができたチームが勝つのが野球であり、コンタクトスポーツにはないジャイキリが起こり易いのもこの「1球で仕留める」が実力者であってもできるときとできないときが割とあるスポーツだからです。
受験もこれと同じで、仮に偏差値の高い生徒さんであっても、当日だけ判断をミスることもあれば、当日に生まれて初めてレベルのあり得ない勘違いを起こしたりも全然あります。
というか、塾の先生の感覚からすれば、意外と大半の生徒さんは想像以上に“典型的な処理”が確実でなかったり、それをすべきだと気づかなかったりするものです。
「おいおい・・、この時期にまだそれするか??(ズッコケ・・)」みたいなのは塾の先生なら誰しも経験のあることでしょう。
ですからとりあえず意識としては、「1度理解してできるようになった問題は今後常に完璧に即答できるようにする」という意識が大切だと私は考えています。
そしてそれを実現するためには「似たようなの3冊」よりも、「同じやつ3周」の方が、私は効果を感じますし、生徒さん自身も後者の方が明らかな手応えを感じてくれ易いなと現場での実感として思っています。
身についてなかった知識や解き方が・・・
一回目:なんとか理解できた。
二回目:前回よりはスムーズに頭に入った
三回目:なんか脳が勝手に反応した
という感じで、何かの入試問題1冊がその状態になって、なんらかの過去問をするとあら不思議、3周やった問題集とは問題は違うものの、「なんか知らんけど脳の反応がよくなってる〜〜〜」を実感し、勉強により勢いがつき、理想的な「直前期にさらに伸びる受験生」が仕上がります。
#量こなせる子が
#やっと日の目を見る瞬間
ちなみにこれを高校受験に受かるためだけに指南するわけでないのでは言うまでもありません。
#3年後も背負う男
#できれば中学から来てね
少なくとも、シンドイ、シンドイ言いながら、授業や宿題で次々と難度だけはバカ高い「いつ使うねんこのスキル」を演習するよりも入試本番での得点能力は着実につきます。
まとめです。
書いておいて言うのも何なのですが、今日の話は実は、、、、、、、、全部大嘘なので、他塾の方は絶対にやらない方がいいです。最悪の勉強法です。明日以降もガンガンに難しい問題を演習しましょう。難は易を兼ねます!
以上です。
#最低
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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