おはようございます。
「あ〜・・・・今年もいよいよ後期シーズンが始まるな・・・ていうかこないだ入試終わったばっかやん・・・」などと迫るプレッシャーにやや重い気持ちを抱えておりました日曜日。。。
そ、、そ、、そんな日曜日に、、、、、卒業生の女の子から、受験の圧から一瞬気持ちを解放してくれるおめでたい連絡がありました。
この学年は男の子が春先に1人入籍しており、1人、また1人・・・のモードになってる感があります。
ちなみにたまにこういう生徒さんとのやりとりの画像ネタをブログでするせいか、実態以上に、あたかも重本が“慕われてる”かのように思って下さる方がいます。
狙い通りです。
ただあまり重本の「先生像」のハードルが上がるのも好ましくないのでこの機会に正直に申し上げておきますと、、、、ウチは個人塾ですよ・・・同じ先生がず〜〜っとしかも休みなく見てる個人塾なのにいまだにどの学年からも寄せ書きの色紙1枚ももらったことがありません。
#書け
後輩の予備校講師や、知り合いの個人塾の先生など、毎年生徒さんからもらっていて、一体どんな徳を積めば生徒さんからそんなことをしてもらえるんだと不思議に思うこと早10数年です。
そんな感じなのですが、これまただいたい2学年に1人くらいの割合でたまに連絡をくれる子がおり、究永舎卒業生の情報はおおよそそういった子から収集している感じです。
まあ、そういった2〜3学年に1人の人材、否、人財を巧みに活かすことで“演出”を行っております。控えめに申して天才と呼んで頂いて結構です。
さてさて長くなりましたが本題です。
#主に泣いてます
学力が自習時間に比例する人としない人との違い。
まず大前提として、経験上、成績が伸びない人の98%は、究永舎生に限らず単に量不足なだけなのである意味ご安心頂きたいと思います。
それを前提とした上で以下のお話です。
これも経験上なのですが、確かに自習室滞在時間に比例しているとは言い難い、望ましく無い側の結果を出す生徒さんというのはおられます。
ではその要因は一体何なのかという点について書いていきます。
まず要因1つ目が
「目的意識の欠如」
です。
いわゆる自習が目的になっているというやつです。
例えば営業マンの方であれば、「よし、今日は飛び込み100件やったったぞ。いや〜・・よく働いた〜・・。」と言いながら契約はゼロみたいな感じで、いわゆるスワヒリ語で「手段が目的になっている」とか言われるヤツです。
そして要因2つ目が
「集中して取り組めたか否かにそこまでこだわっていない」
です。
もうこれは言葉の意味そのまんまです。30分でできることを29分や28分でやろうとしたか?そもそも時を忘れて没頭していたか?というのをそんなに気にしていない感じです。暗記はそれなりにできるけど数学と国語のどちらもが苦手な子に多い傾向です。
以上の2つをさらに1段抽象化して見てみると、要は、成果が上がるような自習(集中)ができていないということを自分自身が客観的に把握できていないということになります。
そしてさらにそうなる理由として大きいのは、おそらく目標からの逆算して今日やる自習内容を決めているのではないということになろうかと思います。
これ、自分自身の経験からも言えるのですが、到着地点がはっきりしてればしてるほど実りのある行動が取れるものだと思います。
要は○時に東京入りしとかないといけないとなったら、△時の新幹線には乗らないといけないから、じゃあ⬜︎時には新大阪にいないといけなくて、となると最寄り駅には◎時にはいないといけない・・・みたいな段階的イメージがあれば今現在ペース的に良いのか悪いのか・早いのか遅いのかという評価ができると思います。
これと同じことが勉強にも言えて、特に人より短期で成果を上げる子というのは頭の中でサクセスまでの絵が描ける子だと思います。
ちなみに転職や企業でわらしべ長者ぶりを発揮する人なんかも私の知る範囲では全員この類の資質のある人だと思います。
そんなわけで、今日述べてきたようなポイントをクリアできていない状態だと、結果的に、客観的に見たら30分でできることを1時間以上かけてやっていたというようなことや、ホンマにそれってしないとダメか?????みたいな“写経”や“デッサン”や“ペインティング”、あるいは“グッズ制作”に大量の時間を投下し、時間の割には身にはついてない・・ということになります。
ハタからみたら「よう、そんな面倒臭いことするな・・」みたいなことを黙々とやる感じです。
これも大人で言えば、それ意味無いって分かんない?YOU、頭沸いちゃってるのくぅわぁぁ〜〜〜い??みたいな仕事をダイヤモンドダストする人みたいな感じです。
例えば、ほらっ、学生時代ってギャルってる女子のノートの表紙って科目名や自分の名前ってデコりまくりすてぃの、デコデコデコリ〜ンだったのに対し、顔つきやその子のお母さんの雰囲気からして“いかにも”な、聡明なデキるタイプの子のノートってふつうにマジックで科目名と名前さらっと書いてるだけだったんじゃないかと思います。
#北野女子の現代文のノートに
#「じゃぱに→ず☆ノ→ト」
#とかって、三平とか
#つのだホシひろみたいに
#なってたら素敵やん
#なってるの見たことない
それらのノリ(無駄の有無/スマートさ)が自習にそのまま拡大を見せた雰囲気だとお考えください。
最近のブログの1つのテーマでもありますが、やはりそういった観点からも「意志(こうするぞ!)」が無い、およびボヤけているというのが改善ポイントの1丁目1番地だと思います。
とりあえず2000億回くらい言ってますが、学力向上は「勉強法」とかそんなレベルの話ではないです。あれはただただ受験界のB層を献金軍団(合格実績面からしたら鮭の卵)として寄せ集めたい受験産業のマーケティングワードに過ぎないので、この毒々しいブログの読者様方は相手にしないようにして下さい。
以上で〜す。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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