おはようございます。
低温調理器の普及に余念のない重本孝ことこの講習中、鳥か魚しか食べてないヤツです。
#鶏むね肉食べる人は必須
大学受験で怖いのは英単語を覚えない理系と国公立を甘く見る文系。
昨日の続きです。
現在中学生の方や高1の方も後々のために知っておいて頂きたいです。
受験に限らず、一般に、その人が個人的に感じる「不幸」と「見込みの甘さ」はある程度相関関係があるように思います。
少なくとも受験においては・・・あると思います。
#天津木村
その甘い見込みでありがちなのがこれも現場での個人的な経験では理系の子の英語と、文系の子の国公立志望です。
理系の子というのは自分の怠惰をあっさり認めるところはあるのですが、その実、人より少ない努力で人と同等、あるいは人より成果を上げてきた自負が潜在意識に張り付いていることも多く、かなり根気のいる英語という科目ですらも心のどこかで甘く見る傾向があります。
ある程度その資質が理系で確かに間違いのない子というのは英語や、あと国語なんかでも人より少ない努力でちょいちょいツーベースやスリーベースくらいなら軽く放つので、それが余計に理系の子の「今そこにある危機」に対する警戒心を緩ませます。
そしてどうしようもないと受け入れざるを得ないところまで来て受験産業に喰われるというのが一番最悪な筋書きです。
# 高校野球 = 筋書きのないドラマ
# 大学受験 = 筋書きがあるドラマ
逆に言えばシンプルに英語ができる理系の子というのは、これがなんとも皮肉な話で「実は資質的にはそこまで“理系”ではない(ライバルと比べて数学で苦労する)」というオチか、あるいは「受験の申し子」かのどちらかなのかもな・・・とたまに1人で思ってます。
とにかく、【英語ができない=数物化で荒稼ぎするしか道はない】という状況ですから受験は最後の最後までノルかソルかという映画『スティング』のポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード顔負けの天下分け目の大勝負となります。
#ツワモノどもが夢の跡
読者様の中には究永舎に通いたくても遠くて通えないという方もおられると思います。
とかく知っておいて頂きたいのは、英語(大学受験生としてふさわしい努力&暗記力)ができない子が理系を選ぶと明日太陽が東と西だったら、東から昇る確率と同じくらいの確率で、大学受験は博打となります。
次に文系の子なのですが、文系の子は自分は「完全にカメさんタイプ」だという自覚がある子も多いのですが、これもホントにひどい話で、上位国公立文系受験者には休まないウサギさんも結構いて、普通の子が普通に頑張ってもなかなか厳しいことはザラにあります。
受験でも部活でも仕事でもホントに努力お化け・スタミナお化け・メンタルお化けみたいな人っていて、なにもかも普通でそこそこの頑張りでは豊中から通える国公立大(共通テスト75%前後帯以上)は無理です。
高校生が塾の先生にたずねる「頑張ったらいけますか?」の「頑張ったら」は文系を選ばざるを得なかったタイプの子にとっては「思ってる“頑張ったら”と違う」場合が多いです。
そして実はここからが先日高2の子たちに訴えた内容なのですが、理系の子と違って文系の子が国公立大を目指すとなると学力レベル次第では文系特有のジレンマが発生するのですね。
言わば私は、ここのレールのスイッチを入れ間違ったばかりに進むも地獄、戻るも地獄の受験ジャーニーに行かざるを得ない子が世間には結構多いのではないかと思っています。
と、ここで昨日の記事から引き伸ばしになって申し訳ないのですが、なにせこれを書いてるのは夏期講習中の金曜(14:15〜22:05までノンストップ・トーキング)の晩なのでまた続きは明日ということで、、、、(明日で必ず終わります)
いつも以上に内容分かりにくければごめんなさい。。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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