おはようございます。
子供の頃、祖父の飼っている犬の名がジロウではなくジロであったため「おじいちゃん、なんで『ジロ』なん?」とたずねたところ、祖父から「ジロジロ見てくるからや。」と言われた重本孝こと夏の日の1993です。
この時期にそこまで勉強してなくてもできる中3の子
夏期講習真っ只中です。
中でも中3は毎日のように授業で顔を突き合わせており、学習内容も平易であることから目に見えて学力がついてきており、やっていて面白いです。
ちなみに文理学科〜池田を目指される方で、あとお2人ほどお座席ご用意できますので興味のある方は一度面談してみませんか?もしよろしければ体験授業にもお越し下さい。
さて、今日の本題である
「この時期にそこまで勉強してなくてもできる中3の子」
ですが、高校受験の内容であれば、ぶっちゃけ夏期講習に参加しているだけで学力がついていったり、夏期で中1中2の重要事項を再確認しただけで、その後、割と結構なレベルの問題も初見でも解けてしまうような子っています。
ただ、努力量がそこまでな割に結構できてしまうタイプの子(そこまで毎日だとか、朝から晩までやらなくても文理学科にサクッと受かっちゃう子)というのが高校に入ってからは一番危ないです。
#何回も言うてますが
#中3の段階で普通にいったら
#高校以降どうなるかは
#かなり予想できます
世の中の勉強の中でもいわゆる進学のための「受験勉強」というのはかなり暗記に偏った試験です。
ところが公立高校受験の場合、その暗記の割合が、対年齢から考えると、中学受験や大学受験と比べるとかなり少ないんです。
こんなこと言ったらマジで怒られそうなんですが、例えば高校受験の塾で宿題が多いところって、理科とか社会とか、下手したら国語とかまで暗記の宿題が結構あると思うのですが、正直、それ公立高校受験では全然出ないんです。
ですから、宿題が多めの上のクラスで真面目にやってた子が茨木とか豊中落ちて、逆に下のクラスでそれなりにテキトーにやってた怠惰だけどキレだけはある子が文理学科受かったりとかは公立高校受験ではちょいちょいあります。
ところがどっこいそういう子が高校に入るとま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜これがさっぱり成績が取れません。
理由は簡単で、高校レベルになると「サクッと覚える」が通じないからです。
ある種、これは言葉でなかなか伝えづらいのですが、文理学科などで入学後も上位にいる子(1年生は夏明けのこれからの半年でそれなりに学内順位が入れ替わります)って、現場で見てる限り、ホントに粘り強いと言いますかなんと言いますか・・・
先日、大阪桐蔭の西谷先生が上宮戦で投げた3年生のピッチャーの子を評して「『まだやってるのか!?』というくらい練習する子です。」と仰っている記事を見かけたのですが、高校入試以降、特に文理学科水準の学校で上位で居続ける人というのはそういうタイプが多いです。
#折れず腐らず他責にせずタイプ
本来なら、大学受験に向けて究永舎で頑張ろう!という子は中学時代から重本の受験漫談を浴び浴びに浴び倒し、実際に高校生の先輩たちを垣間見て、「今日はお隣さんカレーね」級に大学受験の香りをクンクン嗅いで、ナチュラルに「高校ってこんな感じなのね・・」を理解していくことが望ましいのですが、お家が遠くて北野に受かるまでor豊中に通るまではそれも叶わないという方が今年もおられるかもしれません。
そういう方はどうかこのブログの分布表などもお子様にご覧頂いて「無事受かってもこの辺(下の方)でさまよってたら大学行かれへんで。。」と確認して頂けたらと思います。
#通えそうな方は中学時代から来て下さいね(アルカイックスマイル
↓こちらの記事の内容も知っておいて損はないかと・・
昨日も書いたように気持ちがシンドクならない範囲でやらないといけませんが、ただとにかく、この受験という勝負の世界においても、ホントに「まだやってるのか!?」という子はガンガンいるので私は高校生に生まれなくてホントに良かったな・・・と思っています。
さて今日は授業が中3のみなので全パワーを14:15〜18:15にブッ込みます!
#第2回の実テで私立決める!
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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