おはようございます。

 

仕事後、星稜 vs 小松大谷の最終回を見て泣いた重本孝ことただの1リットルの涙です。

 

#全力っていうだけで感動できる

 

 

 

北野高校・豊中高校・池田高校のテスト分布表 〜2年生編〜

 

 

さて、前回2回は高校1年生の記事でしたが、今回は高校2年生の分布表です。

 

北野は印刷が薄く、豊中は提出してくれた子が印刷が薄かった右端の部分をペンで上から塗ってくれていますw

 

#いぜれもスマホの方は画面を指で「にゅいいーん!」ってやってご確認下さいませ。

 

 

なお、2年生からは文系理系に分かれていたり、科目の選択によって人によって受ける科目が結構バラけるので、分布表をご覧頂いてもお分かりの通り、やたら科目数が多いのはそのためです。

 

 

 

[北野] (毎回一部のテスト科目だけの分布表)

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2023年5月15日

分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除

 

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[豊中]

 

[池田]

 

 

まずいずれの学校もこの1年間で、最上位と最下位に引っ張られるようにして真ん中がだいぶ上下に散っています。

 

しかし、ま〜〜〜・・・・・何と言いましょうかさすがは北野高校・・・

 

※物理・化学は理系の子のみの選択性

※数学はまだ文理共通

 

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2023年5月15日

分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除

 

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46点から50点が19人

41点から45点が34人

0点から40点が177人

つまり50点以下が230人

 

元々の合格者320人から考えると、230 / 320で、学年の約71.9%が数学Bで50点以下という結果になってます。

 

まずこれ、進学校の特徴なのですが、とにかくやたら理系が多いです。

 

ただ受験という観点から言えば、いつも言いますように、ゲームで例えるところの、文系はノーマルモード、理系はハードモード設定です。

 

「オラ、受験大好き!ワクワクすっぞ!」って人はなかなかいないと思います。

 

ですからただでさえめちゃシンドイ受験をわざわざハードモードにするにはそれなりの理由が要ると思います。

 

勉強しないけど理系に行くというのは初めてのスキー場にていきなり上級者コースを滑ろうとするに近いです。

 

大瀧詠一「不幸せな結末」の伴奏がすでに聴こえてきます。

 

# 理系、ちょ待てよ

 

 

ですからとかく1年時の文系理系選択においては大手塾のクラスでいう理系の方が「上のクラス!」的な感覚で選ぶことはオススメしません。

 

本当に自分の将来を考えた末でのことなら自分の人生なので誰も何も言えませんが、実際は1年生のときに、「重本先生の話」的な話を聞かされていたら、「数学そんな苦手じゃないけど、それなら自分は文系だな。」ってなって、受験によってかなりプラスアルファな時間・コストを費やさずに済んで、ネームバリュー的にももっと上の大学に入れてたのに・・・って人はそれなりにいると私は推量しています。

 

とにかくこれは文系の人も含めて、特に数学(理系の人は物理も)は才能による側面も大きく、限られた時間資源の分配をどこまで数学に費やすかは慎重に検討すべきです。

 

つまり「自分の勝ち方、自分の幸せを考える」のです。

 

 

例えば仮に北野高校と大阪桐蔭とが多種目定期戦を行う際、北野の子が対戦相手を勉強で対Ⅰ類(進学コース)か、部活で対Ⅲ類(言わずもがな)かの選択ができるとなったとき、血迷って「Ⅲ類の人たちに部活で勝てるように頑張ります!」とは言わないと思うんです。

 

それと同じで、変に理系であることや、文系の子が数学に固執するなどすると幸せになれるものもなれない場合って割とあるのかな・・と思います。

 

まだ難しいかもしれませんが、やはり高1での文理選択、そして高2では理系の子は理科、文系の子は特に数学との付き合い方をそれぞれ超真剣に検討した方がいいと私は思ってます。

 

ほら、リンカーンの名言であるじゃないですか、

 

「木を切り倒すのに6時間もらえるなら、私は最初の4時間を斧を研ぐことに費やしたい。」

 

的なやつ。

 

それとたぶん同じで、文理選択や理系科目との付き合い方(受験での活用方法や科目の傾斜配点を考えた自分にとっての受験戦略)というのは絶対ド真剣に検討すべきです。

 

自分で言うのも何なのですが、そこで私のように、いろんな高校生の、理系で上手くいった人、選択ミスった側の人、また、文系でいろいろな人の数学との付き合い方と受験の行く末を眺めてきた人が側にいて、自分のことを見てくれる環境があれば、その辺はちょっと便利なこともあるかもな・・と思います。

 

#ポジショントーク

# 成績は必ず点ではなく線で捉えよう

 

 

大学受験は、戦略の引き出しと情報が少ないのも危険だし、自分を客観的に把握できていないのも危険です。

 

ある分野において才能がないことは決して恥ではない思います。

 

しかし才能がないことをやり続けることはたぶん不幸です。

 

島田紳助さんがM1を創始したのは若手芸人に夢を与えるためではなく、諦めさせて人生の次の道に向かわせるためだというのは聞いたことがある人もいるかもしれません。

 

私ごときがおこがましいのですが、これなんかもダウンタウンを筆頭とした数々のスターから、全く売れる気配がないまま何十年とやってる人までを多く見てきたであろう紳助さんだからこその視点と企画なんじゃないかって思ってます。

 

 

どうせ大学受験に向けて努力するなら、その努力が一番最大化する戦い方を1、2年の間に模索しておくことが大事です。

 

 

本日は以上です。

 

 

 

夏期2日目を終えて元気だったら、、、また明日に続きます。

 

次回は「2年生のたしなみ」的な感じで、「そろそろこの1年で結果出して“大学受験生”になりたいよね〜」ということと、ではどうすればそうなれるんだろう???的なことを書く予定でおります。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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