おはようございます。

 

昼食に安い豚肉を買って来てしゃぶしゃぶを食すことにハマっている重本孝ことNO ポン酢 NO LIFE です。

 

#ビタミンB1は疲労軽減にも◎

 

 

大学受験が高校受験より難しいホントのところ。

 

 

夏は受験の天王山!!!・・・と、あたかも夏がHOT LIMITと言わんばかりの喧伝は受験産業という木に塗りたくられた昔ながらの“樹液”であります。

 

#出すモノ(金)出して

#浪人決まったら

#来年も受講できそうかい?

 

 

去年もなんかマッチポンプどうたらな記事を書いた記憶があるのですが、改めて俯瞰して見るとこの我が受験産業というのはホントにそこらの新興宗教よりも家族の資産を目減りさせる構造になっていて、

 

①中学受験・高校受験で塾漬けにする

②成績を上げるためには「塾で講座を取らなければならない」と洗脳する(特に親を)

③受験産業への依存心を高めて大学受験で無ければ終わりな“自力”が養育されないようにする

④大学受験でも“カリスマ”の授業や自習計画策定により「万能の効率の良い勉強法」があると思わせる

⑤「成績が上がる万能の勉強法」があると思い込ませてサイドメニューの参考書でも稼ぐ

⑥①〜⑤で吸い上げた“献金”を東大京大クラス担当の講師に回して実績になる人たちを無料受講などで集めて来年のマーケティング準備にも余念無し

⑦①〜⑤の育成により依存度の高い生徒は余裕で大学受験では通用せず射幸心(高学歴こそ正義!)を煽って上目狙いにし、それなりに落ちてきた生徒たちを、お互いの予備校で交換しながら、次年度の浪人コースにて、不要な授業てんこ盛りの講座セット販売のみの高額で売りつける。

⑧詳細な合格率はトップシークレット

⑨①〜⑧を毎年何年も回すだけ

 

特に一番悲惨なのは、受験勉強というのは、仕事をする上で特に必要な「対人能力」の大半が実際問題ほぼ培われないので、大学に受かっただけでは社会人としての戦力具合としては、よほど親に勉強面以外を厳しく仕上げられていない場合は、多くの場合ゼロに等しいのですが、受験産業によって無意識的に【学歴は信用なり】を刷り込まれているので、自分が社会に出てつまづいた場合(9割方は対人スキルの無さに依るもの)に、それを受け入れられず、より社会を敵視する方向へ向かってしまうという状況です。

 

このように見方次第ではなんとも救いのない産業構造ではあるのですが、大学受験に関しては中学時代までそこそこ「できる側」だった子で、かつ、そこまで受験産業に洗脳されていない子にとっても、特にシンドイポイントというのがあると私は思っていて、その「シンドさ」が強く発動し始めるのがこの夏から秋にかけてなのであります。

 

とにかく夏明けから秋にかけて、伸びる伸びないどうこう以前に病まないかどうかが私は毎年一番心配なんです。


では一体その「シンドさ」とは何なのでしょうか?

 

それは・・・・

 

 

世の中何でも無理はしたらダメ。ホントに無理はしちゃダメなんだけれども、、、、、現実問題として、この資本主義社会においては自らの目的を達成する、自分の座りたい座席を確保するためなら、12〜14時間くらい毎日ペロ〜ンと体調もほぼ崩すことなく、なりふり構わず努力できてしまうタイプの人間が一定数いるということ・・・です。

 

受験勉強でも仕事でも、そもそもがアホみたいに体も気持ちも強くて、自分が休んでる間も、ペース崩さずにガンガンにやっちゃってる・・・的な人っています。。。

 

高校受験ならそれはやっても秋以降、まあ、せいぜい冬以降にそんな生活ができれば十分ですが、大学受験はもうそんな公立高校受験など全く比べものになりません。

 

私は毎年現場で見てまして、結局大学受験のキツさみたいなものって実はそういうところなんじゃないかって思ってます。

 

要は、大半のこの夏から巻き返してやる!という子は「さすがに1、2年の頃から、もうちょい勉強してても良かったか・・・。よしっ、この夏で一気に詰めたるでーーーーーーー!!!!!!!!!うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!しゃらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」と心の亀田大毅が発動したとて、実際やってみたら1日当たりそんなにできない子も多いですし、ましてや夏前から何ヶ月間もそんな毎日同じ生活リズムなんかで過ごせないと。。

 

 

確かに各種合格体験記などを見たらみんながみんなそんな1日12時間前後とかをやったとは書いてない・・・

 

とにかく「質」重視!とかなったところで春に出る結果というは・・・・

 


 

私がブログでよく書いてる、「やりなさい!」って生徒さんによう言えない・・・・っていうのはそういうところなんですね。

 

 

個人的には受験勉強なんかで病むなんていうのは絶対間違ってると思います。

 

だから無理はしちゃダメだし、無理なことを考えちゃダメです。

 

 

ただこの世の中には「君は勉強法が分かっていないだけなんだ系」の一部の塾・予備校を嘲笑うかの如く、とんでもない馬力で「休みません勝つまでは」タイプの人がいるというのも事実なんですよね・・・


そういう人のことを私は資本主義の権化と呼ばせて頂いてます。




 

 

 

 

 

 

いや〜・・・ヤル気もそれなりにあって、それなりの努力もした自分の目の前に資本主義の権化こと、努力オバケが現れた際の絶望感に襲われる人というのが、重本しゃぶしゃぶシンクタンク調べに依りますと、年間国内でおおよそ7000万人くらいはいるとのデータも上がっています。

 

 

でもこれって残念ながら受験だけではないんですよね。

 

また知らないよりは知ってた方がやっぱり良くて、どんなジャンルにもそういう人ってホントに残念ですがいるんで。。。

 

 

コンフォートゾーンの変え方①〜血まみれのバット事件〜

 

私自身この記事内容がきっかけで「とにかく量をこなさなければ・・」と思いはすると同時に、自分の限界を受け入れ、自分の努力で届く幸せに満足する大切さも学んだ気が今となってはしており、結果このようなしゃぶしゃぶな人生になっております。。。爆

 

 

いや〜・・大学受験ってぶっちゃけもう今の段階で、現在掲げている志望校に対してどうか?というのは確率的なことはだいたい分かるので、「それじゃ君が挑む土俵にいるライバルには勝てないのよ・・・涙」などと思いもするのですが、、、、本人今精一杯やってる・・・というのも思ったりするので、まあ、その辺がムズイんです。。。

 

#追い詰めない最優先

 

どこまでをどんな表現で伝えるのか?

そもそもまだ様子を見てみるのか?

毎日悩んでいます。。。

 

どう考えても大学受験は夏までが天王山なので、受験産業のプロパガンダには踊らされないようにしたいです。

 

 

ちなみに高校受験の子はまだまだ部活最後まで全力投球で全然大丈夫でーす。

 

# 早くても夏明けからが天王山

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室