おはようございます。

 

事務処理仕事が3つ溜まっているのですが、もう1日先延ばしにするかを真剣に検討する重本孝ことただの仕事遅いヤツです。

 

#誰かやって・・

 

 

埋めるべきは「点差」ではなく

 

今日はちょっと昨日と被る内容ではありますがよろしければお付き合い下さい。

 

 

個人的にこれまでの人生で「成績で悩む」という心情になったことがありません。

 

これは常に学年でトップレベルだったからでもなければ、単純に成績を全く気にしない中高生時代を過ごしたからでもありません。

 

否、高校生のときは1年の3学期で勉強は辞めて野球に専念したので気にしてないと言えば気にしてないのですが、ただそれでも最終的には高3の秋に大学に行くと決めて、近大には受かったので、一応成績を気にすべき環境に短期的にではありますがいたとは言えると思います。

 

それでも例えば大学で受かるところは無いんじゃないかとか、近大も受からないんじゃないかとか、また、近大しか受からないんじゃないかなどと不安になったこともありません。


自分の現状と過去問を秋に研究した結論として、近大なら受かるであろう・・・そんな感じです。


自分の状態が「そんなもの・・・」と分かっている状態であればたいてい人間は悩まないものです。

 

昨日も書いたように学業成績というのは世の中の他の様々なジャンルと比べても圧倒的に客観的把握がし易いと思います。

 

実際、学生講師時代、公立高校の入試問題がギリギリ解けるか解けないかという詐欺乃講師屁墓麻呂でありながらも、なぜか塾業界でやっていこうと決め(詳しくは「究永舎開校までの話」)、その段階から自分で教室を持ち、将来は東大京大の合格者が出る塾講師になることはうすうす予感はしていました。

 

なぜなら勉強ってなんやかんやで基本は暗記で、自分が今いかほどのレベルなのかとか目の前の問題ができるのかできないのかというのは自分で確認し易いからです。

 

ですからその視点でいけば、ときに「成績(偏差値)で悩む人」というのは、“爪楊枝”を持ってバッターボックスに入って打てずに悔しがってるに近いような気さえします。

 

当然私は生徒さんを他人として客観的にしか見れないのですが、95%くらいの生徒さんは

 

成績=行動通り

 

なので、冷たく聞こえるかもしれませんが成績で悩まないでほしいと思っています。またそれはよく教室でも言います。


【自己評価>>>>>>世間からの評価】では人生たぶん精神的に苦しいと思うよ、と。

 


少なくとも公立中学の定期テストレベルで成績が悪いというのは単にやることをやっていないだけなので、悩む次元ではないですし、そんなやることをやっていないだけの子どもに対して深刻に「徹底サポート」を求める大人も、提案する講師も、正直1ミリも会話は噛み合わない自信があるので塾業界においては慎ましい行動を徹底しております。


要は、「働かないので収入がありませんレベルの話」に深刻になるのではなくて、真剣になることが大事で、そういうのは、まだ幼い子には、噛み砕きながら手を変え品を変え優しく伝え続けるしかないです。

 

強制しないとやらない段階でその子の本質は何も変わってなくて、むしろ変わらない状態、つまり今のままを助長する行為に大人から染め上げられてる子は、どんどん優秀な子との差は開く一方のような気がして、やや同情しますし、残酷な話、そういうプロセスで来た子(勉強=他者依存の子)が大学受験で一念発起した状態が、受験産業にとっての“A5ランクのミディアムレア”によくなるので目も当てられません。


# 受験はドラマじゃないっす



やはりと言うか何というか、そもそもどういった学校に行きたいのか?というのが1つと、それを叶えるためには今の成績ではダメだと自覚(客観的に把握)する、と、、、、まずはそこまでが第一段階だと思います。

 

# 欲無き者に合格無し



あまり心配しなくとも成績というのは単に取った行動がそのまま現れただけなので、大事なのは点数という数字ではなく、客観的に自分の行動を評価できるようになることです。

 

と言いますか、経験上、逆に言えば「このままじゃダメだ・・」となればある程度勝手に成績は上がっていきますし、特に定期テストレベルの理社なんかは見違えるような点になります。

 

 

結局言いたいのは、最終的に難関大合格が叶わないその理由は、

 

①そもそも本人にそこまで難関大学への意欲がない

②そもそも大学受験の必要努力水準設定が大幅にズレており、自爆的に病んでしまいどうしようもない(進学校に多い)

③中学時代に完全に“自力の芽”を、親と親の圧に屈した塾講師のモーストデンジャラスコンビに摘み取られている

④物事の言語化能力(という才能)が志望する大学受験の水準にない

 

のだいたいどれかだと私は思うのであり、この中で一番もったいないのは②と③じゃないでしょうか的な感じです。

 

とにもかくにも大学受験は公立高校受験とは比べものになりません。

 

私は毎年そのことをあの手この手で中学生や高1の子たちに表現する日々です。


#大学受験で

#負けるわけには

#いかんのじゃい

#王将店長会議

 


ですので、個人的に思うに、中学時代に埋めるべきは「点差」ではなくざっくりとした「生きる姿勢」みたいなもの、特にこれから社会に出て食べていくことを考えたら学歴以上に自己分析能力がそれなりに無いと、自分に合わない会社や仕事を選ぶ確率が高まるので、成績向上についても、自己分析能力の無さが解消されることによって為されるものでないと価値はないのかもしれません。

 


事務仕事を放置し続ける天才が言っても説得力はないかもしれませんが。。。



 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室