おはようございます。

 

 

今日は日頃思っている、「メンタリティ」に関することを書いていこうと思います。



自己肯定感の醸成。

 

自己肯定感なる言葉が世間でよく言われるようになって久しいです。

 

たぶん、SNSなどの普及で無駄にいろいろな情報が多くなったせいで、他者と自分を比べてしまう機会が多くなり、それでなんとも言えないモヤモヤを抱える人が多くなっているというようなことが、自己肯定感という言葉や、それが大切だ!みたいなのの普及の背景としてあるんじゃないかと素人考えですが思っています。

 

個人的には、自己肯定感というのは、結局のところ、自分しか知らない自分の集積なんじゃないかと思っていて、たまに生徒さんにも「先生はそう思ってるねんけど・・」的な感じで話すことがあります。

 

要はどれだけ人前でいい顔しようが、ネット上でアピールしようが自分がどういう人間かというのは自分には誤魔化せなくて、結局そういう

 

自分しか知らない自分のレベル

=自己肯定感のレベル

 

ということなんじゃないかって思います。

 

 

これはなにも影でスゴイ努力するとかいう話ではなく(それももちろん素晴らしいのですが)、例えば、誰だって知らない人に親切にするだとか、家の近所に落ちてるゴミを自分が捨てるだとかしたら、「自分エエことしたな。」って思うじゃないですか。

 

その感情の長年の集積が自己肯定感だと私は思ってます。

 

 

自分ごとで恐縮ですが、例えば去年の夏頃。

 

たぶん早朝の究永舎前を散歩する飼い犬だか、ノラ犬だかがいて(この辺ノラ犬はいないのでたぶん飼い犬)、マーキングというやつなのか頻繁に究永舎の駐輪場の近くにUNKOをしていくわけなんですね。

 

で、最初は「うわ・・」とか思いつつも、街の人はもちろん生徒さんも自転車を停めたあとの通り道となるところにそれがあるので、孔子の生まれ変わりと噂の重本がそのUNKOを掃除するわけですよ。

 

当然街の通行人の方達にはみなさん見られるわで、そりゃあめちゃくちゃ恥ずかしいですし、飼い犬だとしたら飼い主見つけ次第、何の刑に処したろかなとか考えながら黙々と掃除します。

 

で、結局2回目、3回目と積み重なって、やっと、それはたまたまじゃなくて犬がそこにそうする習性がついちゃってるんだ、ってことを理解して、ネットで調べて、謎の撃退グッズを辺りに散布しまくることで問題解決は為されたわけですが、その期間中、当然イラつきまくりましたし、現行犯逮捕できひんかな・・と毎っっっっっっっっっ日思って、イイ気はしてませんでしたが、それと同時に「オレ、めっちゃエエやつやん!」が心の中に溜まりまくって、自己肯定感が

 

 

状態となり、あの頃は毎授業、心の中では生徒さんに対して、「これだけ塾生や市民のみなさんのためにUNKO掃除する先生いないで!君らそんな先生に教われてホンマ幸せやな〜」とマジで思ってました。笑

 

#UNKOとJUKENは関係ないけど

 

 

せっかくの善行も今日ここで「僕ってイイやつでしょ?」アピール(しかも1年前の)した時点で台無しですし、ちょっと余計な話が過ぎましたが、これって受験勉強全般にも言えると思ってます。

 

 

結局、周りと比べて成績がどうこう以前に、「ああ・・俺(私)、やることやってないな・・・」の自覚の集積が受験生としての自己肯定感を下げると思います。

 

だから私は教室でも、寝る前30秒で単語1個覚えたとかでもいいから毎日やった方がいいという話をします。


学力向上以前に、まずは自己肯定感が十分であることが望ましく、それなくして難関大を本気で目指すような気力は湧いてこないような気がします。

 

自己肯定感が弱いと、自分より上のレベルの他人を見たときに素直に認められなくて、必ず他人を否定しにかかります。

 

それによって「そこは肯定じゃなくて自己否定しないと・・」なところまで肯定して一生レベルアップしません。

 

 

教室でもたまに言うのは、親切でも、気を利かすでも、時間きっちり守るでも、笑顔で人の話にリアクションしっかり取ってあげるでも、学校の掃除真面目にやるでも、なんでもいいから、要は「自分イイやつ〜」って思える行動のチリツモって、マジでバカにならないということです。

 

そしてその逆もまた然りで、あまりに「自分、情けないな〜・・」とか「ちょっとズルしたな〜」をチリツモさせるとそれは自己肯定感というやつを大きくシボませるんじゃないかって思ってます。

 

 

なので、他人はともかく、自分のそうしたことには敏感になった方がいいと私は思ってます。

 

 

ていうか、単純に自分のことキライになりたくないじゃないですか。笑

 

 

 


 

まあですね、、、自分のことキライなヤツがこんなブログ書きませんよね。爆

 

 


 

本日は以上でーす。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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