おはようございます。

 

生徒さんの定期テストの点数が思っていたよりもはるかに高いとき、真っ先に「平均高かった?」を言いかけて口をモゴモゴする重本孝こと、、、、、、、、、、、アカン、何も浮かばん。。。

 

#実際高い 苦笑

 

 

 

個人的進路指導観。

 

本日は読者様から頂いたメッセージから思うところを書いていきます。

 

メッセージとしてはまず、地元のトップ校にお子様が進学された後、勉強面で大変ご苦労なさったという文脈があって、最後の方で

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〜略〜

 

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といったご質問を頂いたというものです。

 

#もちろん返信もさせて頂きました

# 身に余るお言葉、誠にありがとうございます!

 

まずこれはあくまで私の感覚ですが、高校に関しては上の方で入るか、下の方で入るかは、打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?くらい、あまり気にしなくていいと思ってます。

 

ですから入ってからシンドイから下げるのもありやで!みたいなことは一切言いません。

 

 

 

あと、これは余談なのですが、究永舎の場合、中3の子が希望する学校の高校生のお兄さんお姉さんが常に側にいるので、これまでも私が間に入って、中3生の子の現在進行形の部活の悩みから、高校に入ってからの生活に至るまで、直接話してもらったりもしています。

 

だいたい中学生が聞きたいことを和訳して私が高校生にたずね、高校生の子から目の前の中学生の子に直接話してもらい、中学生の子はこんなことも聞きたいんちゃうかな?ということは私が高校生に目の前でたずねて会話します。

 

要は知れる現実はできるだけ知って入学してもらいたいということですね。

 

余談終わりです。

 

 

 

 

 

ただ・・・その代わりと言いますか、生徒さんからすれば「もうええわ!」くらい私が言いまくることっていうのがあります。

 

それが「高校入ったら“勉強死ぬ”で!」「特に数学はふつうの人間やったら初めて学ぶところはまず頭には“浸透”しないよ。」ってことです。

 

 

高校受験がせいぜい六甲山の山登りなら、

 


大学受験はロッククライミングです。。。

 

 

であり

 

 

です。




もうこれは何回言っても中学生に伝わるものではないんですけど言います。

 

 

一般の高校生の感覚でいうところの、

 

「何も東大京大や医学部医学科を目指すわけじゃないんだから、これくらいの努力をやったらそれなりに報われたり、自分の志望校レベルには近づいたりするはず・・」

 

というのは、もはや私の高校時代の

 

「広末のラジオに必死に書いたハガキ5枚くらい送ったらそのうち1枚くらい読んでもらえてメールに返信来ないかな・・」

 

くらいヤバくて、マジで全落ち5秒前です。

 

#ずっと前から

#だれよりも

#無理だった

#志望校

 

 

それくらい大学受験の実相と、高校生が一般的に思い描いている「大学受験って大変なんやろな〜」との差はあるものです。

 

 

また正直、これも何度も書いてますが、大学受験においては超進学校の数学・物理が得意な子というのは、高2後半以降や夏以降、残酷なまでに努力型の子たちを踏みにじります。

 

これも生徒さんに常々言うのですが「高校受験レベルの理系なら努力しなくても通用するけど、大学受験レベルでは通用しない」というタイプが大学受験は一番キツいと思ってます。

 

なぜなら高校受験レベルで数理が“ス〜っ”とできた子(英語がやや苦手な子も多い)は、大学受験でも理系、つまり【大学受験:ハードモード】設定を選ぶ傾向にあるのですが、何事も才能推しで来てしまった子の最大にして最悪の弱点は努力型に転化できないことで、そういう子は受験を「ハードモード設定」、気持ちを「オレはまだ本気出してないだけ設定」・・・という、混ぜるな危険レベル99の組み合わせにしてしまい、、、、、受験産業が大きなお口を開けてそんな子たちを待っています。爆

 

#なんで私が○台に?

 

一方、泳げない人は溺れない理論(泳げないと分かっているので水辺に近づかないから)で、高校受験を数理で苦労して乗り越えた子というのは、ハナから数理に対して、悪い意味では腰が引けていることもあったり、諦めが早かったりもするのでが、良い意味では、非常に慎重に、成果をすぐには求めずコツコツ鬼のローキックの連打を繰り出したり(“自分というコマ”の進め方を分かっている)、私大専願英国社3教科体制に2年の頭から早々になって、2年の間は英語に特化し、3年の5月の全統では共テで8〜9割越えしたりすることもあります。

 

 

まとめると、高校の勉強はふつうの人間2億パー“死ぬ”けど、もしとりあえずやるだけやってから死のかな・・言うんやったらまた高校クラスでも自習室来て、各高校上位の先輩たちの勉強量見ていったん泡を吹いてから改めて自分を見つめてクレメンス程度のことを毎年中3段階から鬼のように言い重ねるということだけはせっせと教室で訴えております。


間違った捉え方はその後も全部間違うからです。

 

EXIT事件のおかげもありますが、これ、特にそういうことを中3の頃からギャーギャー言いだしてからの方が高1クラスも毎年ほぼ全員来てくれますし、退学率も下がっていて、生徒さんの自習量も目に見えて増えてます。

 

そういう意味では「どうせ通じないだろ・・」とか思ってても、なんやかんやで中3でも結構前もって言っておけば伝わるのかもな・・・なんて最近になってちょっと思ってます。笑

 

どうか高校受験の塾の先生方は大変恐縮ではございますが、中3の子たちにぜひ先述のことを伝えておいてあげて欲しいと思います。

 

伝える手段としてこのブログを勧めてあげれば手取り早いと思います。(ぐへへ..

 

 

 

さて、明日は個人的に特に高校生以降とても大切だと思っている自己肯定感の高め方について書きたいと思います。

 

 

またお時間ある際にでものぞいてみて下さい。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室